土手の草
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2023/05/25(Thu)
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 アランとポールは、 ブルハウスとベアハウスの間の 土手で食事を楽しんでいる。 「今日はあそこ、行く?」 指の方向へまっしぐらの2頭。 草が増えたので、帰りは、 お腹がたっぷりと膨らんでいる。 我々はというと、本圃ハウスの中で、 片付けを始めた。 販売が終わったので、 「これから暇でしょ?のんびりするの?」 皆さまによく聞かれるのだが、 昨年10月から11月にかけて、シーズン前の 準備をしたことを逆回転させていくので、 結構、いろんな仕事が待っていて忙しい。 しかも、準備と違って、 片付けはどんなことでも気が重い。。。 チャッチャッとやって、 “来季の苗作り”に早く集中することを モチベーションにしている。 潜水して、ぷはーっと水面から 顔を早く出したい、そういう感じである。 (背泳ぎがしたい by 農園主)
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農家のつぶやき
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2023/05/08(Mon)
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ひどい雨だった。 「おらぁ、雨の日が好きだぁ」 近所の先輩農家はそう言う。 畑仕事は、土がぬかって入れないので、 休まざるを得ない。 「仕方がない」から休むのが、 気持ちいい理由なのである。 しかし、我々の施設栽培は、 天候に関係なく仕事が進められる。 (幸いにも?) 今朝も夜中の2時前から 収穫を普段通りに始め、 8時前には商品に仕立てた。 でも、さすがにどしゃ降りの中、 アピタと味楽囲へ苺の配達をしたので、 レインウェアはびしょびしょだ。 (苺たちは、ちゃんとカバーして あるので、大丈夫)  ツバメたちも雨宿りをするほどである。 クラブハウスの軒に4羽が並んでいた。 アランとポールは小屋の中から、 時々、顔を出して様子を見ている。 濡れない程度に。 そういう悪天候の中でも、 ポレポレ苺をお買い求めいただき、 誠にありがとうございました。 (おらぁ、晴れが好きだなぁ by 農園主)
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ゴールデンな時間
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2023/05/03(Wed)
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ここ最近の苺の出荷は、 朝の1回キリになっているので、 お客さまには申し訳ないのだが、 その後の仕事の時間は作れている。 ジャングルになりそうな本圃の株を 暑いハウスの中で、手入れをする。 もはや、日焼けモードである。 アランとポールの世話も、 これまで放ったらかしだったが、 ブラッシングをしてあげられようになった。 毛が生え変わり、痒いようなので、 時間をかけてブラシをかけた後でも、 何度も顔を見上げては 「もっと」とねだる。 仕舞いには、手に持っている ブラシを噛んで、 「これでお願いします」と。 多分、風呂に入った後のような 気分なのだろう。 とても上機嫌になって、 「ありがとう」と言いに来る。 体をこすりつけてきたり、 顔を寄せてきたり。  (さて、昼寝しようか by 農園主)
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リンダ・リンダ
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2023/04/21(Fri)
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 およそ3年振りに咲いた。 2019年の台風で全壊したハウスを 1年がかりで再建した時に、 お祝いにいただいた蘭。 「シンビジューム・リンダリンダ」である。 当時は、たわわに花が咲いていて、 美しさに圧倒された記憶がある。 その後、嫁さんが気にしながら、 少しずつ世話をしてきた甲斐が実った。 その後は「コロナ禍」という新世界が突然 やってきたが、台風再建の苦労に比べれば、 もうなんでも来いという気持ちであった。 今も同様である。 (もう3年が経つ by 農園主)
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赤い愛車
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2023/04/10(Mon)
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いい陽気である。 春の爽やかなちょっと涼しい感じと、 でも、なんとなく暑いような昼さがり。 この素敵な時間帯は、5月ころまで 楽しめたはずなのに、最近は、 すぐに梅雨の蒸し暑さがやってきて、 春が短くなったような気がする。 これは、苺の栽培をしていると、 より強く感じる。  さて、いよいよ「愛車」の 草刈り機(ハンマーモア)の登場である。 農園内にはどんどん草が茂り始め、 アランとポールは、とても上機嫌だが、 こちらは、この時期に刈っておかないと、 後々、苦労することを 経験的によく知っている。 出荷作業を終えた夕刻近いころからの もうひと踏ん張りの仕事である。 (エンジン全開で by 農園主)
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