人間国宝のお話
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2023/11/18(Sat)
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君津市で初めての人間国宝と なった方の講演を聞く機会があった。 「長板中形(ながいたちゅうがた)」 という染物技法の貴重無形文化財の 保持者(いわゆる人間国宝)に 先月認定された松原伸生氏である。 冒頭で、 「 平面的な染物が人がまとうことで、 立体的な姿に変わることが嬉しい感動」 とおっしゃった。  東京から移住して 君津に工房を構え、 実績40年での偉業である。 人間国宝と聞くと、なにやら ストイックな芸術家を 想像していたのだが、 同世代ということもあり、 親しみやすい人柄に見えた。 なんなら「普通のおっちゃん」 という雰囲気で、 そういう風に言われるのを 好むような方かなと勝手に 想像している。 一方で、 「賞をもらったとは思っていない。 将来に技術をしっかりと 受け継いでいきなさい という責任を与えられた」とも。 東京から君津に移住して 12年のひよっこイチゴ農家とは 比べようもないが、 とてもいい時間であった。 (遠くて近い隣人 by 農園主)
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地震のご報告
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2023/05/11(Thu)
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房総で地震があった。 友人やお客さまから 電話やメールをいただいている。 (ご心配いただき、ありがとうございます。)
おかげ様で、当園の施設と 我々(含むアラン&ポール、クロ)は、 何ともなかったので、ご安心を。
地震があった4時過ぎは、 農園で仕事をしていた。 地響きのような揺れがあった瞬間は、 嫁さんと顔を見合わせたが、 その後の揺れは短かったので、 恐怖はさほではなかったと思う。 携帯から発信される 「大地震です、大地震です」と いう緊急警報の音の方が 怖かったかも知れない。
クラブハウスから出て、 山羊小屋を見たら、 2頭ともに小屋の中で寝ている様子。 我々が心配そうに見ているのに気が付いて、 「何かあったの?」 小屋から出てきて並んでトイレタイム。 そういう呑気な2頭であった。 (なんか、野生の勘とかないの?)
しかし、夕刻にいつもの酒屋さんに伺うと、 「 たいした量ではないけど、 ワインが割れました」と。 それでも、いつも通りの品揃えがあり、 一升瓶2本を車まで丁寧に運んでくれた。
(普段通りに by 農園主)
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巨大タケノコ出現
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2023/04/18(Tue)
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 今朝、味楽囲さだもと店で遭遇した。 長さは60センチを優に超えていて、 隣の普通のタケノコと比較すると 文字通り群を抜いている。 最初、その大きさを見た時は、 「もはや竹じゃない?」と思ったが、 よく見たら先の葉はまだ黄色い。 若い証拠で、(だんだん緑になっていく) 驚いたのは、先端より下には、 土がついているではないか、、、。 ということは、掘った? 地中なのでりっぱなタケノコである。 偶然、居合わせ生産者にお聞きしたら、 「 苦労して掘ったよ。ホント。 売値2,000円くらいだから、 割りに合わないかな。 でも、1人でも面白いと 思ってもらえて良かった。」 さて、どうやって茹でるのだろうか? 嫁さんも首をかしげていた。 ― 風呂? (まさかね by 農園主)
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セブンの日、再び
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2023/02/26(Sun)
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10日ほど前になるが “セブンイレブン君津駅北口店”の 開店祭りに参加させていただいた。 ポレポレ苺もご好評をいただき、 店長からはその後も継続した販売の ご依頼をいただいていた。 (ありがとうございます) しかしながら、いかんせん小さな農園のため、 いつもの2店舗に追加して「常時」 いちごを並べられるほどの収量はなく、 勝手ながら増えたタイミングでお願いしたい、 と申し上げていた。 今週、ようやく実現し、 「火曜日(28日)と水曜日(1日)の2日間」 売り出しをさせていただくことになった。 ご近所の方々、あるいは他の2店舗で、 なかなか“ポレポレ苺”に出会えない という方にこの情報をこっそりと? お伝えいただければ幸甚である。  ちなみに、こちらのセブン店では、 3月1日から「揚げ物を300円買うと 対象ドリンクが1本プレゼント」企画が 始まるそうだ。 新商品では、人気の「揚げたてカレーパン」に 「キーマカレーパン」が仲間入りする。 (ちょっと、のぞいてみて by 農園主)
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地元の再発見
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2023/02/19(Sun)
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味楽囲さだもと店でお会いした女性が、 とても興奮されたご様子で、 「セブンイレブンで初めて買って、 また、食べたくて今日はアピタと ここのはしごです。 凍りいちごもあるのですか?」 ― 奥の冷凍庫売り場にたっぷりありますよ。 人の日常の生活圏は意外に狭いもので、 君津市内で言えば、国道127号よりも 西側に広がる住宅街(市内では都会)に お住まいの方は、君津にいちご農園が たくさんあることをご存知ない方も結構多い。 (本当の話である) そういう意味では、 「完熟の苺」を食したことのない人も 結構多いということでもある。 潜在的な市場(市内)のニーズというか、 消費者の“再発見”を手助けすることは、 生産者の大事な仕事のひとつかとも思う。 「君津は、いちごの産地ですから」 市民の皆さまに胸を張っていただけるように。 (まずは明日も早起きから by 農園主)
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