「SOFTLY」
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2022/06/28(Tue)
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山下達郎の新譜が11年振りに リリースされている。 夏を「先取り」するつもり だったと思うが、意図せず? ドンピシャのタイミングになった。 本作はすでに映画、テレビなどの テーマソングとして知られた楽曲も多い。 でも、世代からすれば、 来年70歳になる彼が今も独自の世界を 創り出し続けていることに、 懐かしさとともに勇気を与えてくれる。  でも、アルバムジャケットには、 賛否両論があるようだ(でしょうね)。 「テルマエ・ロマエ」の 漫画家ヤマザキマリ氏が “力の限り描いた”という 肖像画なのだそうだ。 芸術的なことに 意見を言える立場にないが、 「高気圧ガール」のように してほしかったな。 (あの頃のように by 農園主)
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トップガン マーヴェリック
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2022/06/01(Wed)
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オープニングから鼓動が高まり、 心臓をわしづかみにされる。 待ちに待った36年前の続編である。 10年くらい前から続編の企画はあると 言われてきたが、色々あったのだろう。 でも、これ以上ない世界を見させてもらった。 ストーリーを語るほど野暮ではないが、 (ウズウズするけど) 当時興奮した前作で、 ず~っと引っかかっていた2つのトゲが、 これ以上ない形で溶けた、とだけは、 申し上げさせてほしい。
人生の中で2度もリアルタイムで、 “マーヴェリック”と共に過ごせたことが、 まさに“ミラクル”である。
館内は、木更津でも満席だったので、 日本中どこでも他人と隣合わせに ならざるを得ないと思う。 スクリーンに向かっての爆笑も 我慢しなくはいけない。 でも、それらを差し引いても 楽しい時間をもらったことは間違いない。
(“ゾウが乗っているような10G”も体感 by 農園主)
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「007/ノー・タイム・トゥー・ダイ」
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2021/10/25(Mon)
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映画007シリーズの全てが 好きというわけではないのだが、 ダニエル・クレイグ氏が演じる ジェームス・ボンドが面白い。 従来の漫画っぽい「007」から 人間臭さとスマートさを加えた。 今作が彼のラスト・ボンドに 不覚にも? ハイライトシーンでは涙が出た。
この映画の後は、 なぜか? 自分も速く走れるような 気分に必ずなる。 こういうことが、非日常だとすれば、 とても楽しい。
まだまだ、空いていた館内では、 ポップコーンも解禁になったので、 コーラ(ダイエット)とのコンビで 静かにいただいた。
(上映前に完食 by 農園主)
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「ロマンス」を聴いて
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2020/11/27(Fri)
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宮本浩次(ひろじ)のカバーアルバムが リリースされた。 昭和を中心にした女性のラブソング集。 彼は決して特別に歌が上手いわけでも、 美声でもない。 それでも、気が付けば彼のアルバムが 手元に増えている。 多分、魂から絞り出すような楽曲に 魅かれるからなのだと思う。  タイトル曲の「ロマンス」(岩崎宏美)は、 “ロックです、この曲は” との本人の解説通り、 新しい世界に引き込まれる。 「木綿のハンカチーフ」(太田裕美)は、 “いいえ、あなた♪ という歌詞、 女性の優しくて強い感じが素晴らしい” というコメント通り、 情感こめて歌い上げる。 ぶっとんだ男ではなく、 丁寧で誠実な姿勢。 そのソウルに心が振動する。 (だから歌詞が沁みる by 農園主)
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MY SONGS(スティング)
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2020/01/28(Tue)
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 昨年リリースされたスティングの セルフカバーアルバム。 雨の日にはこれを聴きながら、 書類仕事をしている。 (農家らしくない?) アルバムにある彼のコメントには、 「 ここに収めた曲は、私の人生そのもの。 それらを、再構築し、部分的に手を加え、 今現在の視点で見つめ直した」 とある。 往年の名曲の美しさを生かしつつ、 聴きやすいようにアレンジされていて とても心地いい。 古くからのファンには物足りない という評価もあるそうだが、 これもいいと思う。 ロック風味なら原曲を超えようが ないのだから。 今まで聴く機会のなかった方々にも 必ず好きになってもらえるはず。 (ライブ曲も楽しい by 農園主)
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