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花とミツバチ
2021/11/12(Fri)
【写真】紅ほっぺの様子

 花数が増えて、ミツバチも忙しそう。
今年は彼女らの働きがとてもいい。
例年、ハウス内の環境に慣れるのに
少し時間がかかるのだが、
安心して任せていられる。

 巣箱の上に設置した“青タオル”が、
いい具合に帰還の目印になっているようで、
巣箱と花との往復がスムーズに見える。

 養蜂屋さんにもその旨伝えた。
ミツバチの働きに悩む生産者は多く、
当園の“青タオル”の効果を
気にされていたので
「ばっちりですよ」と。

(悩みは共通 by 農園主)


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幸せの青いタオル
2021/11/02(Tue)
 ミツバチを今年もお借りした。
養蜂屋さん曰く、
今年も育てるのが大変だったと。
スズメバチの被害は年々激しくなり、
ダニの病気、
雨続きの天候の影響もあって
「育てる自信がなくなっちゃった」と
ため息も。 
共感できる苦労である。

イチゴ屋にとっては、
受粉のために、ハチは
かけがえのない存在。
毎年、感謝しながら
可愛がっているつもりだ。
しかし、ハウスの中という狭い世界に
うまく順応することは難しい面もある。

 巣箱から出動する時は、
巣の場所を確認するために
周囲をぐるぐる回って
記憶してから、飛び立つ。
ただ、ハウス内は
どこも似たような景色であり、
帰還できないミツバチも多い。
そこで、ランドマーク(目印)
があると覚えやすいと聞いて、
試みに巣箱の上部に、嫁さんに
青いタオルをぶら下げてもらった。
ミツバチの好きな色は、
白、黄色、青、紫。

【写真】本圃ハウスの北側に設置したミツバチの巣箱と青いタオル

 しっかりと認識できているようで、
昨年よりも迷うハチは激減したと思う。
地味な話だが、
飛びあがるくらいに嬉しい。

(ちなみに赤色は見えないとか by 農園主)

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2年振りのミツバチたち(続き)
2020/11/18(Wed)
 ミツバチたちは、とても神経質で、
周囲の環境が気にいらないと
巣箱から出てこなくなる。
それだけでなく、寒かったり、
天気が悪い時もそうだ。
働きバチとは名前だけ?
と思うこともしばしばである。

 そういう彼女たちに(働きバチは全てメス)
機嫌よく働いてもらうために、
今朝は、巣箱の前に砂糖水を置いた。
昨晩、嫁さんが準備したものである。
ちなみに、手前の割り箸は、
ミツバチたちが溺れないように
砂糖水の上に浮かべた橋。

【写真】巣箱前に置いた砂糖水のトレーに行儀よく一列に並ぶミツバチたちの様子

 早速、巣箱から次々と仲間が出てきて、
一列に並んで持ち帰る。

(健気なのである by 農園主)

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2年振りのミツバチたち
2020/11/17(Tue)
【写真】本圃ハウスに置いたミツバチの巣箱

 イチゴの花が咲く前からミツバチの巣箱を
ハウスの出入り口の近くに置いていた。
外界とハウス内の両方を
自由に行き来できるように配慮して。

 閉め切ったハウス内にいきなり巣箱を
搬入すると環境に慣れずにハウスの天井に
ぶつかって死んでしまうことがある。
飛び方、飛ぶ高さに
上手く適応してほしいのだが、
少しずつ慣れてもらうしかない。

(大事な相棒なので by 農園主)


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ミツバチの世界
2020/09/30(Wed)
 「まだ、いるの?」
養蜂屋さんからお電話がきて、
獲りに来ていただいた。
ハウス内に分蜂したミツバチの固まり は、
なんと、珍しい“ニホンミツバチ”だった。
普段、飼い慣らしている“セイヨウミツバチ”と
勝手が違って、少々苦戦しながらも
巣箱にいれることができた。
“セイヨウ”なら、女王バチを
巣箱に入れさえすれば、働きバチたちも
後を追ってあっと言う間にその巣箱に
入ってくるものなのだそうだが、
神経質な“ニホン”は簡単ではない。

【写真】分蜂したミツバチたちを巣箱に移そうとしているところ

 でも、女王がいないことがわかった瞬間の
群れの騒ぎ方は尋常ではなかった。
ハチの巣をつついたような?
それでも、「大人しいハチですよ」
養蜂屋さんは、最後は顔にガードもせず、
無防備な状態でミツバチたちと接していた。
そして、初めて飼育に挑戦する
“ニホンミツバチ”に嬉々として、
「小さめの巣箱を作ってあげようかな」と
張り切って帰られたのであった。

(興味深い時間だった by 農園主)

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