“進化”から“深化”へ
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2019/06/27(Thu)
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会社に勤めていれば、収益計画は 毎年、上乗せが当然であり、 「無理です」と言うと、 「ならば、努力目標で」となるが、 年度末にはいつの間にか「必達」に 変わっている。 経済はと言うと、右肩上がりが これまた当たり前のように要求されている。 しかし、同じ場所にとどまり、 現状維持のように見えても、 その分、“深化”していてはどうか。 きっと、お客さまの満足度が高まるのは、 そういう場合なのかと思う。 面積ではなく、深さ。 農園がそうなっていければ、 理想的と考えている。  ポレポレのジャム。 今野シェフは、休まず研究を続けている。 “かなみひめ”のジャムを 昨シーズンにデビューさせ、 ご好評をいただいている。 しかし、そこには留まらない。 今度は多品種とのミックスを試行中。 それぞれの個性を知り尽くしているだけに、 引き出しは多い。 (まだまだ掘り下げると by 農園主)
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再入荷しました
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2019/04/29(Mon)
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 新生ジャム“14分20秒”(商品名)は、 売り出し初日におかげ様で完売。 それを聞いたペルポンテの今野シェフは、 忙しい中、大慌てで新たな仕込みをして くださり、以下メッセージとともに 追加の商品を持参いただいた。 「ポレポレ農園さんのジャムが 売り切れでしたという有難いお言葉を ポレポレ農園帰りのお客様から 本日頂きました。 農家さんの意見、料理人の意見の プライドと意地がぶつかり合った 良いものが出来たと感じております。 世の中に無いものを作るのですから 大変な事とは分かっていましたが、 無理、やれないという言葉を使い 簡単にお断りするのだけは やめようと決め、トコトンまで やらさせて頂きました。 大変お待たせしました。 納得のいく商品が出来上がったと 思っております。 是非お楽しみ下さい!」 (明日からまた売り出しへ by 農園主)
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新生ジャム 誕生
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2019/04/26(Fri)
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 絶妙の風味に仕上がったと思う。 とろみも色も抜群に。 ペルポンテの今野シェフが、 作ってくださったこだわりの手作りジャム。 商品の名は“14分20秒”。 火を入れてからポレポレいちごの 風味がもっともクリアになる瞬間である。 “かなみひめ”の赤い色と風味をここまで 引き出すために試行錯誤を重ねてきた。 最適の温度帯にいつ到達させるのか、 その後の冷却の時間はどこか、を含めて 一歩一歩、丁寧に積み上げるように。 砂糖は20%に控え、保存料は使わない。 素材の魅力を極限まで引き出してくれたと思う。 この世には存在しない唯一無二のジャムが 出来たとシェフともども自負している。 (明日デビューの自信作 by 農園主)
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新生ジャム始動へ(その2)
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2019/03/31(Sun)
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「1分、いや秒単位で 表情が変わりますよ。」 ペルポンテの今野シェフがそう言う。 いちごを煮詰めていくと、雑味が消えて、 風味が一気にクリアになる“瞬間”が あるのだそうだ。 何度も試作を続けてくれているからこその 発見である。 風味ととろみの両立をいかに実現できるか。 ゴールが見え始めている。  ちなみに、ジャムは“かなみひめ”で作る。 この品種は、ご存知の方も多いと思うが、 食味が優れているのは間違いない。 ただ、果肉が白っぽいので加工品として 扱うのはプロでも難しいところがある。 きれいな赤色が出せないからである。 しかし、それを今野シェフが克服した。 煮詰める温度帯、冷却する温度帯、 それぞれの所要時間。 膨大なマトリックスの中から導いた 結論である。 (流石でしょ~ by 農園主)
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新生ジャム始動へ
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2019/03/27(Wed)
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農園のいちごジャムは、 これまで“ジャムおじさん”が 作ってくれていた。 しかし、“ジャムおじさん”の 本業が忙しくなり、 なかなか時間が取れなくなったので、 このところは、お休みになっていた。 がっかりしていたお客さまも 多かったと思う。 そこに、救世主が現る。 あの ペルポンテ の今野シェフが、 「面白そうですね。やってみましょうか」と 忙しい中、試作を始めていただいている。 シェフのご親戚にはブルーベリージャムを 作っておられる方がいるということで、 工程の様々な知識は、すでにお持ち。 そこにシェフの“こだわり”の技術が 加味されるので、これまでの世の中にはない 新しいジャムが誕生するに違いない。 なんたって、 あのポレドレを作った人なのだから。 シェフの眼がキラキラと輝いている。 (乞うご期待 by 農園主)
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