土入れ2日目
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2023/06/06(Tue)
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 隣の育苗ハウスに移った。 東西2棟のハウスに6,000苗ずつを 毎年採苗している。 土入れの仕事は、50ℓの土袋を 「よっこいしょ」と持ち上げて、 48個のポットに土を一気にいれる 作業が、自分の担当。 それらをマップ(毎年更新する)に 沿って、並べて行くのは 嫁さんの担当。 同じく「よっこいしょ」と ポットの入ったトレーを 抱えて運んでいく。 経験の積み重ねで、少しずつ 仕事のペースは早くなっている 部分もあるが、そうは言っても、 体力は低減傾向に、ひたすら 向かっているのは間違いなく、 先日の先輩の言葉を思い返して、 2人でコルセットを腰にしっかりと巻いて、 仕事をしている。 (ホント“大違いだよ” by 農園主)
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1週間遅れ
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2023/06/05(Mon)
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 本圃ハウスの片付けを中断して、 育苗ポットに土入れを始めた。 例年よりも“遅らせている”のは、 気候の変化にある。 暑さが前倒しでやってくる傾向が 強まっているので、採苗の仕事を 急ぐべきではないと感じている。 従来は、適期と言われていた タイミングが、イチゴの生育に 合わなくなっている。 近年そういう実感があり、 それを微調整していきたいと 考えている。 ただ、相手は生き物なので、 激変は好まない。 どこが心地いいところなのか、 毎年、少しずつ探っていこうと 思っている。 (1年に1回しか試せないジレンマ by 農園主)
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“これっぽっち”の行動
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2023/05/31(Wed)
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 “紅ほっぺ”の親苗の様子である。 クラウンが太り、葉が伸長し、 ランナーも太い。 いい調子だと思う。 子苗の出来が果実の出来に直結するので、 元をたどれば、親苗の出来も 気にかけなければいけない。 でも、秘策など持ち合わせていないので、 気になることを少しずつやるしかなく、 「半歩」でも進むことかと思っている。 「ゼロ歩」はいつまでたっても永遠にゼロだが、 半歩は何日か積み重ねれば、数歩になる。 この差は最終的には追いつかないくらい 歴然となる。 「これっぽっち」の仕事であっても、 サボる前に、2か月後を想像してからに するようにしている。 (零点はダメだと思う by 農園主)
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育苗ハウスの様子
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2023/05/22(Mon)
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 いよいよ育苗がメインの仕事になるので、 親苗のプランター位置を決めて、 採苗に備える。 採苗のやり方として、 親苗から出てくるランナーの順番で、 子苗のポットをどんどん並べていくという 方法が一般的なのだが、 そうなると、どうしても密集ができてしまう。 風通しの良さが生育には不可欠なので、 子苗ポットの空間は確保したい。 そのために、最終的に必要な子苗数と 育苗ハウスの面積を勘案して、 最適化した配置があるものと思って 毎年、あれこれ悩むことになる。 9月になった時に、 育苗ハウスの中に約12,000苗が 理想的な姿で並んでいる様子を イメージする。 苗作りが苺作りでもある。 (苗八作 by 農園主)
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上空の風は心地いいけれど
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2023/05/17(Wed)
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 今日、明日の両日は、 夏日になると言う。 確かに朝から暑い。 湿度が低いのでまだ過ごしやすいが、 気温の激変は、我々が 体調を崩しやすいだけでなく、 それは苗にとっても同じこと。 育苗ハウスの上に登って、 遮光シートを準備し、 ハウス中では循環扇を稼働させる。 まさに夏仕様。 親苗は、だいぶ体力がついてきているが、 それでも、まだまだ筋力は増強中であり、 ショックは和らげてあげたい。 (今は過保護なくらいで丁度いい by 農園主)
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