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早起きのご褒美
2023/09/06(Wed)
【写真】朝五時の農園東方の朝焼け空

 今朝(5時頃)の朝焼けは
特別赤かった。
アランとポールに
朝のブラッシングをしていたら、
周囲が突然オレンジ色に染まった。
東の方を振り返ってみると、
クラブハウス(左)と
フルオープンにした
ベアハウス(右)の間が
燃えるように輝いていた。
台風13号の影響であろうか、
大気中に雲の粒子が異常に
多かったためかと思う。

 さて、苗場では、
子苗たちのポットに初めて
固形肥料(置き肥)を置き始めた。
暑さが盛りの時は、
水分の吸い上げが旺盛で、
同時に肥料の吸い上げも過多になる。
施肥を控えないと、軟弱な苗となり、
病気への抵抗力もなくなる。
そういう理由で、
これまでチッソは控え気味で
育ててきたが、もうギアを上げても
いいタイミング。
体を横に大きく筋肉質にし、
しっかりと花芽を作るためである。

(早起きは続く by 農園主)

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独立の日
2023/09/05(Tue)
【写真】すべての子苗の切り離し作業を終えた育苗ハウスの様子

 切り離し作業を全て終えた。
育苗の目標は、
「必要な定植苗数を揃えること」で、
最大のリスク要因は、
「タンソ病等の病気への感染」
にあると、勉強会でも話してきたが、
それはなんとかクリアできている。

 次のステージの目標は、
今月末の「定植」に向けて、
苗質を上げていくこと。
その前提として、「花芽の分化」を
迎えなければいけない。

 分化を誘因する要因は、
「日長の変化」と
「低温」と
「肥料(チッソ)の軽減」の
3つである。
猛暑続きの今年は2番目の
要因効果が弱く、そのため
分化時期は遅れる可能性が
指摘されている。

 とすれば、果実の
収穫時期も遅れるか?
その可能性は否めないが、
イチゴの体内スイッチは、
彼らの地力に任せている。
我々は、ただ、充実した果実を
作ってくれる苗を目指して
育てていくだけである。

(簡単ではないけれど by 農園主)

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そろそろ勘弁
2023/09/02(Sat)
【写真】切り離し作業が終わった育苗ハウスの様子

 子苗の切り離し作業を続けている。
熱中症アラートが相変わらず出て、
「外出は控えましょう」と
市内のアナウンスで
呼びかけられている最中、
汗だくである。
この時期は本当ならとっくに
涼しくなり、余裕で仕事を
進めているはずだったが、
当てが外れて厳しすぎる残暑である。

 この調子で「花芽は分化できるの?」
と心配になるほどだ。
でも、そこは植物は
生存能力が長けているので、
ちゃんといつも通りに
日長の変化を感じて
次世代に備えるはず。

(彼らに夏バテはない by 農園主)


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子苗の独立
2023/08/31(Thu)
 兄弟同士がランナーで
つながっていた子苗たちを
ひとつひとつ切り離し始めた。
いよいよ独立の時期。
生育は順調なので不安はない。
でも、まだまだ暑いので、
我々の体力の方が不安かも。
これから数日仕事になる。

【写真】兄弟苗とつながっていたランナーを切り離して独り立ちした子苗の様子

 夏休みも終わり、
登下校の子供たちが
元気に農園の前を
通るようになった。
「暑いから気をつけてね」
子供たちにハウス越しに
声をかけると、
「はーい。イチゴ屋さんもね」
「ありがとね」

(そろそろ暑さもピークか by 農園主)

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親苗の切り離し
2023/08/29(Tue)
 猛暑日が続いている。
まだ続きそうな予報である。
しかし、朝晩の気温は下がり
涼しくなった。日中の風も
変わり、秋の気配がする。

 いよいよ、
親苗を切り離し始めた。
ついにお役御免となる。
病気を発症することなく、
無事に子苗を増殖させてくれた。
さすがに終盤になって、
親苗たちに疲労感が
出たことは否めず、
まだまだ管理には
改善の余地がある。
昨年はもっとヨレヨレだったので、
少しは進歩したと思うが、
施肥のタイミングと量は
とても難しい。

【写真】親苗プランターの運び出しを終えた育苗ハウスの様子

 子苗の間にガランと空いた
スペースが、少々寂しい感じもするが、
これはまた風通しを良くすることに
つながっている。

(お疲れさん by 農園主)

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