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水やり3年
2015/08/06(Thu)
 師匠にそう言われて4年目になった。
残念ながら、コツが掴めたという感触はまだない。
苗たちに水をかければいいだけの作業なのだが、これが難しい。
 例えば、この猛暑。 当然、土は乾きやすい。
その度に1日に何度も灌水できれば、楽なのであるが、
病気予防のためには苗自身や土の表面はできるだけ乾いた状態にしておきたい。
そのために、早朝の水遣り1回が勝負になる。
その日の天気、気温、風の強さと風向きを考えながら加減し、
土の乾き過ぎによって、苗を萎れさせないようにする。
 毎朝、2時間の集中が日課である。

( 修行僧のよう by 農園主 )

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オン・スケ
2015/07/20(Mon)
[写真]親苗を切り離したばかりの育苗ハウスの様子

 子苗の数が4品種全て揃ったので、親苗から切り離す。
親苗の役割が4ヵ月間で終えることになるのは、毎年寂しいが、
何とか第一関門を突破できたことには安堵する。

 満点というわけにはいかないが、スケジュール通りに進捗しているので、
とりあえず及第点、と勝手に自己評価をしている。
根拠はある。師匠から「適期に遅れないことが基本」と教わって来たからだ。
イチゴを始め植物の生命力は、凄まじいものがある。
それは確かだが、それを生かすのもタイミング次第である。

( だからこそ、今日にこだわる by 農園主 )

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ずっと先の先
2015/05/29(Fri)
 シーズンが無事に終了したことを報告しに師匠の家に出かけた。
お孫さんたちの大好物であるドーナツを持参して。
いつお邪魔しても明るいご家族との団らんはホッとできる。

 さて、師匠の頭の中。もう今年のことはないようだ。
来シーズンに向けた様々な興味で占有されている。
品種、育苗用の土の種類、育苗ポットのこと等々。
今年も新しいことを次々に試しに行くと言う。
そして、若輩者の私の意見にも耳を傾ける。
チャレンジ精神と柔軟な姿勢が、”一流の証し”とあらためて思う。
その背中はいつまでたっても見えて来ないのである。

( 駆けっこは得意だったのだが by 農園主 )

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道半ば
2015/01/11(Sun)
 師匠とトモ子さんがイチゴの様子を見に来てくれた。
“紅ほっぺ”の2番花が勢いよく咲いている風景に
「これは理想的だね」
師匠がそう言ってくれた。花房の角度がいいと。
―ホントですかっ
調子に乗りやすい性質ではあるが、特にこの人に褒められると。。。

[写真]紅ほっぺの2番花が勢いよく咲いている様子

 一足飛びに先輩方の技術に追いつけるはずはないが、
少しずつ前進はしていきたい。
師匠の言葉は、その大きな推進力になる。

( しかし最終評価はお客様からだ by 農園主 )

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ドックからハウスへ
2014/10/11(Sat)
 定植から2週間が経ち、根の活着は順調な様子。
このタイミングで最初の葉かき(剪定)を始め、発根をさらに促す。
「10月中が勝負」  師匠はそう言う。
寒くなる前にしっかりとした株に仕上げていくことが、
充実した果実の出現につながる。

 さて、自分たちのことになるが、年に1度は自分たちの調子を調べるために
人間ドックに行く。それが今日であった。
会社人のころは、終日休暇にしていたものだ。(当然のように)
今は、ハウスにUターン。そのまま、葉かきを始めている。

[写真]葉かき作業後のやよいひめの様子

( イチゴの具合が最優先だから by 農園主 ) 

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