おもてなしの値段
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2023/06/02(Fri)
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入場チケットが値上げになるそうだ。
ユニバーサル・スタジオ(USJ)は、 8月の繁忙期が1万円を超える。 ディズニーランドよりも 数百円高くなるそうだが、 どちらも高額には違いない。 でも、米国(フロリダ)の ディズニーランドの入場料は 1.5万円程度するそうなので、 世界水準に近づいているに 過ぎないとも言える。 コアなファンからすれば、 「高品質なサービス」への 対価として当然という評価で、 なんともない?値段かも知れない。 そこには“おもてなし”というか、 手厚い“ホスピタリティ”に感謝した 心付け(チップ)という 要素もありそうだ。 「お客さまは神様です」 という言葉があるが、逆に、 サービスを受ける(お客さま)が、 提供する側に「神対応」として 感謝する。そういうことは、 USJやディズニーランドに限らず、 どんなお店、レストランであっても 自分のお気に入りは大切にしたい と思うもの。 どこかにその境地に達する ホスピタリティの品質の水準が 必ずあるということである。 (相当高いものだろうけれど by 農園主) |
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コロナ前よ、さようなら
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2023/05/07(Sun)
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先日、「テーマパークが変わった」という
新聞記事(日経)を目にした。 6月に新規開業する「ハリー・ポッター」と 昨年オープンの「ジブリパーク」が特集され、 「 ハリポタもジブリも事前予約制になり、 以前は、“大混雑でも入場したい” という人が多かったが、 今は、ゆっくり、ゆったり 楽しめる空間が魅力を高めている」 と。 「 コロナ禍で人々の価値観が 変わった影響がある。 ソーシャルディスタンスを 保つ生活様式で、空間の大切さを 実感した人も多い」 とある。 君津の田舎にいても 理解できる行動変容の定着で、 人と接せる時の距離感は もはや元には戻らない。 近すぎることへの違和感すら 生まれたのだと思う。 我々、サービス業にとって、 今は、“大転換期”を迎えている。 ゆとりある空間と時間を提供できなければ、 存在意義はないのかも知れない。 それは、「直売と宅配」を 専業にするとしても同じことである。 (考えて、考える by 農園主) |
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“超高速”時代の厳しさとやりがい
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2023/05/04(Thu)
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金融で会社勤めをしていたころは、
あまりGW期間は好きではなかった。 市場が休みの間に、国内外でなにかが 起きるというトラウマのせいだと思う。 案の定、今年も米銀が続けて 破綻しているニュースを聞いた。 リーマン・ショックの時は、 低所得層への住宅ローン(サブプライム)が 焦げ付き、それを組成した証券化商品を 保有する金融機関が連鎖的に 大きな損失を被った。 もう15年も経つが、 胃の痛みはよ~く覚えている。 一方で、今回破綻した銀行は、 富裕層(スーパープライム)を 基盤に置くそうだ。 破綻の原因の発端は、金利リスクの ずさんな管理にあるようだが、 同時に情報の“スピード感”にある。 富裕層は独自に情報網を持っているので、 銀行の経営不安には特に敏感に反応する。 「危ない」と思った“瞬間”に 資金を引き揚げる。 預金は数兆円規模で消えていったので、 あっと言う間に資金は ショート(資金不足)となった。 この恐怖は、実は、 金融に限ったことではなく、 どの世界でも情報に 翻弄されるのは同じである。 評価の良しあしが、瞬く間に駆け巡る。 農園やイチゴの評価は、一夜にして 「良くも悪くも」変化するものと 覚悟しなければいけない。 (そういう時代に生きている by 農園主) |
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現金の行方
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2023/04/15(Sat)
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昨日は、2ヶ月に1度の年金支給日であった。
(自分はまだ対象ではないが) スーパー・コンビニなどの小売業界では、 支給日の当日と翌日に売り上げが伸びることは 有名な話で、2~3割ほど増えるとお聞きした。 銀行のATMに高齢者の列ができることは 知っているが、そのまま消費に 直結しているということである。 だからと言って、「苺も売れる~っ」と、 手放しでは喜んではいけない。 高額な商品を散財してもらえると業界では、 期待されがちだが、当然、大事な年金なので、 無駄使いなどあるはずもなく、あるのは、 「通常よりもプラス1点買い」という分析だ。 つまり、いつも我慢してきた“あれ”を 今日は買おうということだ。 無論、消費行動は千差万別であり、 自分ならば“ちょっと高めのワイン”に 手が伸びてしまう気もする。 たまになのだからと。 「プラス1点」の人であれ、「高額商品」であれ、 その時に皆さんに選んでもらえる苺なのか。 (強い雨の中で思う by 農園主) |
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しまっていこうぜ
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2023/03/11(Sat)
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夢のようなメンバーが集結している。
WBC日本代表の試合にワクワクするが、 寝不足の身には酷である。 今日の試合前の円陣で、 キャッチャーの甲斐選手が、 「 誰かがミスをするかも知れない。 でも、その時にみんなで それをカバーしていこう。」 と話していた。 超一流の集まりでも、その心構えは、 草野球や少年野球と同じである。 それを知ると自分たちも肩の力を 抜いてもいいような気がする。 (大事なのはミスの後 by 農園主) |
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