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再訪から学んでいること
2023/07/07(Fri)
 過去に書いた「おすすめスポット」の記事
(“ランチの王様”)を更新するために
お店を時々再訪している。
ランチが値上がりしているくらいなら、
許していただけるかも知れないが、
店自体がなくなっている可能性もある。
実際、ご高齢で閉店している店が
すでに2店ほどあった。残念だ。

 また、近海で貝類の水揚げが減り、
看板料理がなくなっているお店もあった。
もう3年くらい前からだそうだ。
自然環境の変化を目の当たりにして、
とてもショックである。

 経営を続けておられていても、
5割近く値上がりしている上に、
食味はかつてのような感動が
なくなってしまっていたり
することもある。
これは悲しい。

 イチゴ作りも他人事ではない。
コロナ禍で消費者の好みは変わり、
ロシアの戦争の影響で、
全てのものが値上がりをした。
その間、どのお店も農園も懸命に
経営努力をしてきたはずだが、
効率化の名目で、手抜きをしたり、
コスト削減で安価な資材ばかりを
使ったり、ロス削減のために、
品質を落としたりしてはいないか。

 経営には甘い罠がたくさんある。
守るべきものは、「ブランド・プロミス」。
お客さまとの約束、ご期待を裏切らないこと。

(心して取り組みたいと思う by 農園主)

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2023/06/11(Sun)
 野球の話が続く。
ダルビッシュ投手が
メジャー100勝を挙げた。
怪我もあったので、
彼本来の才能からすれば、
遅すぎる通過点かも知れない。
しかし、野茂投手(123勝)以来の
快挙であることは間違いなく、
まだ、36歳。
日米通算200勝まであと7つである。

「 運ですね。
 強い気持ちを持ち続けることは
 大事だが、自分でコントロール
 できないこともたくさんある。」

 彼のインタビューを聞いて響いた。

 巷の起業家や著名な経営者の
指南本を読むと、大抵は、自身の
独創性や統率力、マーケティング力
と言ったテーマに偏りがちだ。
しかし、世の中の経営者(農家も)は、
誰しもがみんな一生懸命に
考えて努力している。
脳みそがよじれるくらいに。多分。
プロのアスリートは、極限の練習を
日々、積み重ねているに違いない。
そこで、差が生まれるとすれば、
それは、ダルビッシュ投手の
言う通りなのかも。

 もし、自分の会社や農園が
“自身の努力や才能”で、順調に
運営されていると思っているなら、
それは、まだまだ全ての手を
打ち尽くしていないということで、
極限まで詰め切れていない
ということになる。

(まだまだ、よじれていない by 農園主)

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アクション
2023/06/10(Sat)
 野球日本日本代表“侍ジャパン”の
WBC優勝の余韻は
まだ残っているようで、
(本当に楽しい時間だった)
栗山監督の特集番組や記事、本を
目にする機会は多い。

 オオタニサンが言うように、
「 プロ野球の監督っぽくない
 ような雰囲気を持った人 」
らしく、“誠心誠意”という言葉が
ぴったりのようだ。
選手との接し方、仕事の仕方から
伺える。

「 迷うシーンがいっぱいあるが、
 迷うなら先に手を打て。
 最終的に打てる手は
 打ち切ろうと思った。」

 こうした姿勢に触れ、
チームスタッフは、
「まぁいいか、がない人」と証言する。
(日経新聞)

 相場では、「買う」か「売る」か
「何もしない」かの三択の連続に
なるのだが、最後の選択肢は、
曲者で、状況の変化への様子見は
大事だが、でも傍観してはいけない。
方向性は「何もしていなくても」、
アクションは必要で、先物なり
オプションなり(派生商品という)を
使うとか、違う手応えを確認しにいく。
( そういうことを怠って
 手痛いめにばかりあっていた。)

 栗山監督の「まぁいいか」がない姿勢は、
傍観しないという点で、どんな仕事、
イチゴ作りでもとても共感できること。
でも、難問は、ついつい後回しに
したくなるもので、これって、
結構、難しいことでもある。

(まず、手を打つべし by 農園主)


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メガ盛り
2023/05/15(Mon)
【写真】メガ盛りチキンで作ったタンドリーチキン

「 これ、グラム単価は
 とってもお得なんです。
 でも、ちょっと量が多すぎるかも
 知れないので、何日かに分けて
 お使いいただければ。
 でも、、、
 無理して買わないでくださいね、、」

 先日、スーパーの精肉売り場でのこと。
鶏肉売り場を見ていたら、
女性スタッフの方が、
声をかけてくださった。
「おすすめは、
買うことにしていますので、
ひとついただきますね。」
と言ったものの、ずっしりと相当な重さ。
その晩は、肉厚のタンドリーチキン、
翌日は、チキンたっぷりのグリーンカレー。
充分堪能させてもらった。

 その時ちょっと感心したのは、
スーパーで女性スタッフさんが
積極的とまでは言わないが、
営業を「自分なりに」されていたことである。
男性の社員の方がマイクなどで店内で
宣伝している姿は見かけるが、
珍しいと思った。
でも、だからこそ効果もあろうかと。
女性目線で、いいと思ったモノを
伝えてくれるのは、説得力がある。
もちろん、言わされているかどうかは、
消費者は瞬時に見分けるので、
その場合は逆効果にもなり得る。
本気で思って、言っているのかどうか。

生産者の立場で語れるのは、
我々の大きな強みである。

(毎日、味見をしているのだから by 農園主)

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旬を大事にする
2023/05/02(Tue)
 数日前に、テレビのニュースで
イチゴ農家のインタビューが流れ、
「暖かい日が続き、前倒しで苺が
熟したことで、肝心のGWに実が少ない」と
嘆く報道があったそうだ。
(最近はテレビをみていないのだが)
確かに、いちご狩りの来園者数は、
3月の春休みまでは多く、
4月にはめっきり減る傾向にあり、
GWに最後のヤマが来る。
生産者の嘆きの理由はよくわかる。

 でも、それは自己都合であり、
イチゴからすれば知ったことではない。
お客さまも「生り物の宿命」を
よくご存知であるからこそ、
「旬」を楽しむのだと思う。

 さて、生産者の立場に戻ると、
「収穫量」の平準化が難しいなら、
「販売量」の平準化を図れば
いいのではないかと思っている。
つまり、苺ができている時に(旬なときに)
お客さまに買っていただけるようにする。
あるいは、いつでも来園して
いただけるようにすることが解決策かと。
とても高いハードルであることは
間違いないが、その努力が、
我々の「仕事」とも言える。
「まだあるなら買いたいな」とか、
「開園して空いているならチャンス」とか、
お客さまにそう思っていただけるために
何をしたらいいのか。

(考え続けたい by 農園主)


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