いい年の記憶
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2020/11/03(Tue)
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台風の上陸がゼロ回だったのは、
12年振りのことだそうだ。 夏には海面水温が異常に高いと騒がれ、 どんな恐ろしいことが起きるのやらと ヤキモキした。 確かに9月の超大型10号や 10月に接近した台風の時は ヒヤヒヤしたが、大きな被害はなく、 平穏にやり過ごせた年になった。 しかし、 「上陸がなかったのは偶然が重なった結果」 というのが気象庁の見立て。 多分、そうなのだろう。 大被害が起きた年のことは、 皆覚えているが、 何もない年(本当は最高のシアワセ) のことは、当たり前として、 すぐに忘れてしまう。 今後の台風シーズンに、 「準備をしたが何事もなくて、拍子抜け」 そういう年が続くといい。 その準備は決して無駄ではなく、 ハウスの上でビニールを 剥いだり、張ったりして、 徐々に知識が付いていくのだから。 (ただでは終わらない by 農園主) |
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台風10号の教訓
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2020/09/08(Tue)
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九州で被害に遭われた方には、
心よりお見舞い申しあげる。 暑い中での停電は、精神的にキツイ。 昨年経験したのでよくわかる。 嫁さんと夜中に水風呂で足を冷やして 涼をとった。月光を頼りに。 さて、今回の台風は予報から襲来まで 5日以上あったので、準備時間が確保され、 被害を比較的小さくできたのではないか。 そういう意味で予報の意義があったのだと思う。 一方で、昨年の15号は発生から 千葉への襲来まで、3日間しかなかった。 もし、その手の台風が これから増えてくるならば、 その時間内でどう準備するかを シミュレーションしておくことが 大事になる。 当園はハウスが3連棟、4連棟、 育苗2棟あるので、1週間あっても 万全の対策は無理である。 ならば、いつ襲来してもいいように 3連棟と4連棟は、フルオープン化を 事前に準備しておくしかない。 ただ、苗は、できるだけ守りたいので、 育苗ハウス2棟の対策は、 予報を見てから判断する。 3日間あれば、間に合うものと 想定している。 実際に嫁さんと訓練した経験から そう考えている。 100点満点の準備はあり得ないのだが、 だからと言って、「何もしない」という 選択肢は、避けなければいけないと思う。 それが、“大変だから”という言い訳なら、 なおさらである。 (本当に、キツイけど by 農園主) |
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