FC2ブログ
逃げるか進むか
2020/01/22(Wed)
 同じ金融業界であっても、
銀行と証券会社では文化が大きく違う。
証券会社に転職してカルチャーショックを
受けたのがリスク管理部門の姿勢である。
銀行では、フロントや営業部門が
推進しようとしている商品に対し、
障壁として立ちはだかる。
「これまでにデータを
計測してきていない上に、
リスク管理の計測モデルが
確立していない。」
そういう商品は扱えないと仕事を止める。
同じ会社内なのに。
そもそも確率論から出発する
リスク計測には限界があるのだが、
そこは棚に上げて、データとモデルに
とてもこだわる。

 一方で、証券界の管理部門は、
その本質を理解しているので、
考えうる中で、最も悲観的な
シナリオを描き、その中で、
リスク管理の手法を成立させようとする。
会社全体の方向を俯瞰して、
どうやれば最適に走らせることができるか。
踏み出す思考の最初の一歩を変えるだけで
方向は180度違う仕事になる。

 どの世界にも同じようなことがある。
小さな思考の分かれ道から、
ポジティブに生きるか
ネガティブに生きるか、
人生の大きな分かれ道にもなると思う。

(勇気というスイッチで by 農園主) 

この記事のURL | 仕事の流儀 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
永遠の51番
2020/01/05(Sun)
 昨年はイチローが引退し、
彼のインタビューの言葉に、
くぎ付けになった方も多いかと。
自らのバッティングフォームを
常に改良し続けてきたことは
有名な逸話だ。
どんなに好成績だった翌年でもずっと。

「 バッティングフォームに
 最終形はない。残酷ですね。
 確かに遠回り、
 でもそうし続けるしかない。」

 言葉に重みというか、信頼感があるのは、
有言実行を貫いてきたからで、
それはどんな仕事にも通じる真理であり、
小さな農園の仕事でも同じだと感じる。

 今回再建するハウスは、
試行錯誤を重ねているが、
それでも今後も多くの補修や補強が
必要になるのは間違いない。
栽培の方法も同じで、
環境条件は常に変化している。
そこに自分たちがどう
適応させていけるのか。

 “最終形”がないからこそ、
永遠の宿題があり、
良く言えば「夢」がある。
今は上手くいかなくても、
目の前のことをやるしかない。
たとえ「残酷」なことであっても。

(彼が証明してきたように by 農園主)


この記事のURL | 仕事の流儀 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
今年の漢字「令」から思うこと
2019/12/13(Fri)
「形式論は止めて、
本質的な議論をしよう」
会議の中で聞かれる言葉かと思う。
空中分解しそうな議論の解決策は、
その先に大抵あるものだから。
その意味で、法律は多分「形式的」
なものの際たるもので、それは、
その適用を一般化するためである。
しかし、法の精神には、必ず骨格に
本質論がある。
何のための(誰を保護するための)
法律かということだ。
それを生かすも殺すも、
運用する人次第。
立法と行政の分断の意義は、
そこにあると思う。
つまり、法を運用する立場にある
行政は、形式的な法の本質を
具現化できる立場にある。
「“形式的”に判断します。
“本質論”は求められていませんから。」
そう言ってしまった途端に
公僕としての存在意義を
自ら消し去ってしまうことになる。

(律令の本質である by 農園主)


この記事のURL | 仕事の流儀 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
世間の約束事
2019/12/11(Wed)
 “情報”を集めて、判断し行動する。
日常生活はその繰り返しである。
情報には、当然、間違ったものがあり、
どんどん更新され、
新しくなっていくものもある。
だから、我々はその確度を
気にしながら、最新を求めていく。
津波や洪水の情報のように
生命にかかわるものについては、
その情報の確度や伝達の経緯について、
後日振り返って検証される。
当然のことである。

 身近な場合であっても、もし取引先に
間違ったことを伝えてしまった時の
あの焦り。
仕事場で気が付けば、すぐに連絡をして
謝罪と説明ができるが、
なぜか、そういう時に限って、
夜に自宅の風呂の中で、
ハッと気が付いたりする。
慌てて湯舟を出るが、もう遅い。
明朝一番で取引先に走るしかない。
この動機は何だろうか。
もちろん、信用とか、取引成約のため
とかもあろうが、多分、「嘘つき」に
なりたくないからなのだと思う。
そのレッテルは避けたい。

 問題は、情報の出し手になった時に、
その責任を自覚しているかどうかだ。
生命にかかわらなくとも、
日常生活や経済活動に影響のある情報を
その誤りに気が付いているにも関わらず、
手元にもったまま放置していたならば、
とても平常心ではいられないはず。
世間の約束事を無視しているのだから。
万が一、それが行政であった場合には、
事態はとても深刻である。

(言葉に重みがあるがゆえに by 農園主)


この記事のURL | 仕事の流儀 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
いらいら?
2019/11/28(Thu)
 思う通りに物事は進まない。
当たり前のことである。
再建のために準備をしていると
様々な方々との関わりがある。
ハウス業者、地域の方々、行政
お互いに仕事をたくさん抱えており、
忙しい。それが世の中である。

 リーマンショックの時、
証券会社でその渦中の真っ只中にいた。
後始末は、目を覆いたくなるような
損益管理だけでなく、
膨大な事務作業も待っていた。
世界中の金融機関と複合的に絡み合った
無数の取引をひとつひとつほぐして
いかなければならない。
取引コスト、法律的な根拠を相互に理解し
協力しながら解消していく。
海外とのやり取りもあり、
徹夜は珍しくなかった。
「相手がいることなので、
 交渉が上手くいかなくても当たり前。」
今はそう思えるが、
事前の準備を完璧にしている以上、
完璧な結果を求める。
これも当然のことである。

 この手のストレスは、
仕事を本気でしていると避けられないもの
かも知れない。
だから、諦めるのではなく、割り切る。
そして、また詰め直す。
この繰り返ししかないのだと思う。

(諦めたらそこでジ・エンド by 農園主)


この記事のURL | 仕事の流儀 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン | 次のページ>>