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薄くて濃い
2021/06/21(Mon)
【写真】採苗中の“やよいひめ”の様子

 “やよいひめ”の採苗の様子である。
実は、昨シーズンは存続を賭けた
勝負の年であった。
培地加温(床暖房)を導入し、これで
冬場の果実が満足できるものでなければ、
この品種の栽培を諦める覚悟であった。
そういう事情もあって、
栽培面積は最小にまで狭めていたので、
収量はとても少なかった。
必然的に店頭に並べられるのは、
開店時に限定され、新生“やよいひめ”に
遭遇できた方は少なかったかも知れない。
それでも、反響は期待以上で
手応えを感じたので
今シーズンは一転、
面積を増やすことにした。

 ちょっと心配なのは、
“やよいひめ”の果実の薄~い赤色である。
“紅ほっぺ”や“おいCベリー”の
鮮やかな赤色に並べると見劣りする。
風味は負けないくらいに
とても“個性的”なのに。
それを知ってもらうために
初見でいかに手に取ってもらえるか、
そのきっかけの工夫を考えながら、
毎日、子苗に水やりをしている。

(ワクワクとジレンマと by 農園主)

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皆さまからのポレポレ便り
2021/06/20(Sun)
 皆さまからいただくメールを拝見して、
今年のシーズンは終了したものの、
ポレポレ苺がご家族の生活や人生(大袈裟?)
に関わらせてもらっていたことを知って、
とても嬉しく思う。
いただいたメールをご紹介。

「緊急事態宣言やらなにやらで、
あまり頻度が高くないながらも、
帰省するたびに近所のみらいで
沢山ポレポレさんのいちごを
買って帰っていました。
(次女のいちごブームもあり、
義父母が遊びに来るときも
ポレポレさんのいちごを
買ってきてくれていました)

 月初に帰省した際にFacebookで
冷凍いちごがある旨見かけて、
おいCベリーを購入してきました。
少しずつおやつにしていましたが、
今日は削りいちごにしてみました。
娘たち「ぐー!!!!」と
グッドマークしながら食べております。
(残念ながらお行儀の悪い足が見えてますが…笑)」

【写真】ポレポレ苺の削りイチゴを食べてグッドポーズをするかわいい姉妹

ちなみに、次女のお嬢さんが
保育園で覚えてきた“ぐぅー!”を
家で初めてしたのが、ポレポレ苺だったそうだ。


(ありがとうございます by 農園一同 含むアラン&ポール)


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痺れのワケ
2021/06/19(Sat)
【写真】株抜き作業中の本圃ハウスの様子

 いよいよ、“株抜き”の開始。
高設ベッドに植わっていた
いちごのクラウン(根元)と
地中の根っこを鎌で切り取っていく仕事。
これをしっかり掘り出しておかないと
今後半年間では地中で分解されないので、
次シーズンの土の異物というか
固物になってしまう。
12,000株あるので、結構な大仕事である。

 嫁さんは鎌の使い方が上手いのだが、
自分はどうも力まかせなので、
いつも手が痛くなる。
しかも、今年はいつもより相当硬い。。。
根がびっしりと張っているのは、
栽培が上手くいっていたということなので、
とても喜ばしいことである。
しかし、いざ片付けとなると
たいそう難儀する。
手がジンジンしている。

(嬉しい痺れ by 農園主)


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クロちゃん再び
2021/06/18(Fri)
 ベアハウスとブルハウスの間にある
土手の草刈りをしていたら、
刈り倒した草の影からチラッと
黒い小さなかたまりが見えた。
そのフォルムから、
もしかしてと期待しながら
草刈りの手を止めて覗き込むと
やっぱり、10㎝ほどの若いクサガメだ。

【写真】桶の中から様子をうかがうクサガメのクロちゃん

 昔、農園にいたクロちゃんよりも
ひと回り小さい。
刈り払い機の歯がカスったのだろう、
甲羅に小さいけれど傷がついて
少し血が滲んでいる。
「カメの桶持ってきて」
慌てて嫁さんを呼んで、様子を見る。
傷はすぐに乾いてとても元気そうだ。
クロやトラにあげていた餌を
桶に入れておいたら、
全部なくなっていたので
しっかりと食べたようである。
こちらをおそるおそる気にする
つぶらな瞳。

(2代目クロちゃんである by 農園主)

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相互に学習
2021/06/17(Thu)
 “学区探検”の朝9時には小雨も上がり、
晴れ間が見え始めた空のもと、
貞元小の2年生25人が列になって、
先生と保護者の方々といっしょに農園に到着。
5班がちゃんと整列して、
「おはようございます。
よろしくおねがいしま~す。」と、
元気な挨拶から勉強会のスタート。

【写真】クラブハウス前で小学2年生の生徒さん達を前にいちごの話をする農園主

「では、質問のある人いますか?」
「ハイ」「ハイ」「ハーイ」

 矢継ぎ早に手が上がる。予習の効果である。
答えを聞いて必死にメモする生徒たち。
仲間同士で答えを教え合う。
こちらはメモが出来たかを確認しながら、
話を進めていく。
予習して聞いたことを“必ず”メモる。
こういう作動は年齢に関係なく
大事なことだと思う。

 こちらからも、いつもの質問をさせてもらった。
「いちごが好きな人は?」
「ハーイ」(全員)
「ポレポレ苺を食べたことある人は?」
「ハーイ」(3分の1くらい)

 例年は数人だったので、大きな進歩。
今年は直売に注力した成果だと思う。
でも、まだまだ潜在力はある。
いつの日か、全員の手が上がるといいな、
と思わせてくれた。

(そのために勉強する by 農園主)

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生きること
2021/06/16(Wed)
 仕事でお付き合いのある会社の社長さんに
久し振りにお会いした。
珍しく事務所にいたので、
「あれ?今日は現場じゃないのですか?」
声を掛けると、検査で病気が見つかったと。
体力が落ちてきて、自慢の大型のダンプに
上がれなくなったと言う。
会社は子供やお孫さんたちに任せているので、
自分は留守番だと笑って言う。
80歳、まだまだ元気そうだが、
「仕事している時はね。
だから、ここが最後の場所だったら本望だよ。
ちゃんと遺産相続も済ませたしね。」
いつもの屈託のない日焼けした笑顔である。
ところどころ歯抜けになった白い前歯との
コントラストがちょっと眩しく見えた。

 自分たちは、
どこから来てどこへ去っていくのか。

(生きとし生けるもの、全て by 農園主)


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子供たちからの宿題
2021/06/15(Tue)
 近所の貞元小学校の“学区探検”という
野外学習で、2年振りに小学2年生たちが
明後日にやって来る。
昨年は再建工事中だったのでお休みした。

 地域に関心を持ち、関わることで、
地域の良さに気付くことを「ねらい」の
ひとつとしている。
もちろん、グループ行動による
仲間との協力も大事なテーマである。

 この受け入れのご依頼を受ける時に
必ず先生にお願いしているのは、
「ボーッと来させないで下さいね。
せっかくの大事な時間ですから、
予習をして迎えましょう」ということ。
子供たちには“イチゴ”に
興味を持ってもらい、
当方はそれに真剣に向き合って、
濃密な30分にしたいと思う。

 明後日の訪問を控えて、
事前に“生徒たちからの質問”が
送られて来た。
「いちごができるまでに
どのくらい時間がかかるのですか?」
「いちごは何月に咲くのですか?」
「1日に何回水をあげるのですか?」
などなど。

 なかなか栽培の本質を突いた質問が多く、
わかりやすく話をしたいと思う。
なかには興味深いものもある。
「いちごはどうやって、
ポレポレ農園さんまで来るのですか?」
むむむ。。。
どこから来てどこへ去っていくということか。
哲学的な難問?だが、
今晩じっくり考えてみようと思う。

(対話の始まり by 農園主)

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