青い時間の準備
|
2023/12/08(Fri)
|
今シーズンも、 「アピタパワー君津店」にて、 ポレポレ苺を販売していただく。 もう3年目になる。 その事前打ち合わせを お店の青果担当の方々と 市場関係の方々と 当園クラブハウスで行った。 その際にお店の方から、 「 ポレポレ苺は “特別” と お客さま、スタッフともに 感じていて、もはや ブランドとなっている。 それを目当てに 来店いただけるので、 集客にも貢献してもらっている。」 と高い評価をいただいた。 正直、買いかぶり過ぎではあるが、 でも、率直に嬉しい。 当園にとっても、集客力のある お店だからこそ、知名度を 上げてもらっていると思う。 あとは、お客さまにいかに 買いやすい売り場提供が できるかが大事かと思う。 品質の向上は、 申し上げるまでもない。  (じっくり赤くなってほしい by 農園主)
|
 |
2回目の天敵を放飼
|
2023/12/07(Thu)
|
なんとか全ての芽かき作業を 終えて、スケジュール通りに 今回は2種類の天敵を放飼した。
葉に悪さをする“ハダニ”を 捕食する「チリカブリダニ」と “アブラムシ”に寄生し、 退治する「アブラバチ」。 後者はエイリアンのように 体内に卵を産み付けるので、 ちょっとこわい。
害虫だとか、天敵だとか、 それはイチゴの生産者の立場から 一方的に決めているもので、 勝手な色分けに過ぎない。 それでも、なんとか、 天敵たちのチカラを借りて、 無事にイチゴを育て、 収穫したいと思う。
(自然界の秩序の中で by 農園主)
|
 |
メカニックの人
|
2023/12/06(Wed)
|
 農機具3台をまとめて、 ヤツギさんにメンテナンス してもらった。 オートバイに乗り、 ラグビー好きなので、 気が合わないわけがない。 いつも頼りにしている。 機械の1台は11年選手になるが、 まだまだ現役。 確かに色々とガタがきて、 部品交換は絶えないが、 その都度、安価で効果的な修繕で 対応してくれている。 機械の故障は突然くる。 「助けて~」という時に、 忙しいにもかかわらず、 飛んで来て対応を探り、 必要なら部品の発注を その場で相談して決める。 初動の早さがトラブル対応の 基本だから、とても助かる。 おかげで、日々安心して 仕事が続けられるというものである。 (縁の下の力持ち by 農園主)
|
 |
天下人のこだわり
|
2023/12/05(Tue)
|
大谷選手の去就が話題である。 どこのチームを「どういう理由」で 彼は選ぶのか、とても知りたい。 報酬はもはや異次元なので、 そこは気にする世界ではない? とすれば、 ストイックな性格と聞くので、 起用法や練習の方法など、 仕事のやり易さかなと想像する。
平凡なサラリーマンとして、 過去に何度か転職の 面接をしたことを思い出す。 幸い仲介をしてくれる人がいて、 こちらの志望動機などは聞かれず、 逆に入社した場合に上司となる人と 人事担当の方にチームの体勢や メンバーをしつこく聞いたと思う。 もちろん、それらは流動的な 要素なのであるが、 加入する立場からすれば、 大きな材料であった。
残念ながら、人事担当の方から 「人事異動で違う職場への転向も ありえますが、よろしいですか?」 と決まって聞かれ、 ― いえ、その場合には クビにしちゃって下さい。 そう言うとそれまで和やかだった 空気が一気に凍りついた記憶がある。 もちろん、不採用である。 後に、転職を重ねた経験のある 先輩から、“そういう時は 「はいっ」て言うもんなの。” と呆れられた。
世界一野球の上手い彼の こだわりは、何なのかな~。
(美味しい店のある本拠地? by 農園主)
|
 |
イチゴ屋キンちゃん(狩りの後 編)
|
2023/12/04(Mon)
|
昼過ぎになるとキンちゃんは、 お隣の草ボーボーの畑に 出かけていくことが多い。 その中で、バッタやコオロギ、 あるいはキジ?などの 獲物を抜き足差し足で 探しているのだと思う。 そういう時は、相当な集中力で、 ジッと構えているので、 こちらの声には なかなか反応しない。 しばらくすると、 「ミャ~」と呑気な声と共に 手にした獲物はなく、 その代わりに、体中に 草の種を一杯くっつけて 草むらから出て来る。 すぐに我々を見つけて駆け寄り、 「タネ、取って~」という顔で 体を伸ばして寝っ転がる。  こうして、仕事が忙しい時にも、 せっせとノミ取りならぬ、 タネ取りをしてあげることになる。  (小さな王様である by 農園主)
|
 |
“かなみひめ”の今
|
2023/12/03(Sun)
|
 勢いがあって、 頼もしく育っている。 この品種は、他にない特長が あるので、管理も少し他とは違う。 最初の花(頂果)が大きな 実になることは、どの品種でも 同じだが、“かなみひめ”は 特大になる傾向がある。 見た目にインパクトはあるけれど、 問題も出て来る。 果皮が軟らかい品種なので、 自らの果実の重さで時おり 果肉を痛めてしまうことがある。 また、養分を頂果が 独り占めしてしまうので、 食味がそれ以降の果実に 行き渡りにくいこともある。 作り手としては、頂果以降の実も 小粒を含めて食味を充実させたいと 思うので、結論は、 「頂果を切り落とす」 ということになる。 よその農家からすれば、 あり得ない選択と言われるが、 そういうことをしている。 (喜んでいただくために by 農園主)
|
 |
アランとポール(座る場所編)
|
2023/12/02(Sat)
|
早朝は軽トラの窓が 凍るほどの寒さだったが、 日中は暖かになって、 アランとポールは、 仲良く並んでの日向ぼっこ。  例によって、アランのそばに できるだけくっ付きたいポールと 「あんまり寄るな」 というアランの 座る場所をめぐる攻防があって、 でも、結果はいつも通り、 ポールの粘り勝ちである。 餌カゴの取り合いでは、 ポールが絶対的に優勢なのに、 こういう時は甘えるのである。 (ずっと、くっ付いていてほしい by 農園主)
|
 |