FC2ブログ
スマートでなくても
2018/08/08(Wed)
「あるいは小説というものは、
多少文才のある人なら、
一生に一冊くらいは、わりとすらっと
かけちゃうものなのかもしれません。」
(「職業としての小説家」村上春樹著)

 しかし、小説を長く書き続けて生活をし、
生き残っていくことは“至難の業”だとも。

 書くという作業について、
面白いことを言っている。
頭の回転の素早い人、
人並み外れた知識を
有している人には向かないと。

「かなりの低速、ローギアで行われる
作業だからです。 実感的に言えば、
歩くよりはいくらか速いかもしれないけど、
自転車で行くよりは遅い、
というくらいのスピードです。」

 そういうペースが適している人と
そうでない人がいる。
金融市場では、効率的で合理的な判断
(少なくともその時点では)が瞬時に求められ、
そういうスマートな?ことが得意な猛者が
群がっているとも言える。
農業分野にもそういう要素を加味すれば、
生産性が上がるはずだという声は強く、
企業が参入する動機にもなっている。

「効率の良くない回りくどいものと、
効率の良い機敏なものとが表裏になって、
我々の住むこの世界は重層的に
成り立っているわけです。
どちらが欠けても
(あるいは圧倒的になっても)
世界はおそらくいびつなものに
なってしまいます。」

 人それぞれ、仕事それぞれに丁度いい
ペースがあるということであろうか。

(台風のニュースを見ながら by 農園主)

この記事のURL | 本棚 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<台風対策の仕事量 | メイン | もりもりの穂>>
コメント:
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック:
トラックバック URL
→http://polepolefarm.blog.fc2.com/tb.php/2369-38a5ef9e

| メイン |