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農を考える ( “クラウド” について )
2014/11/26(Wed)
 農作業にIT。 「見える化」は流行りである。
気温、湿度、二酸化炭素濃度等の日中推移をデータ化しようという試みだ。
“勘”に頼らない栽培、それが謳い文句でもある。
便利なものは利用する、それは当然だと思っているが、
果たしてそうなるのか、なかなか整理ができない。

 自分のハウスの環境データをタイムリーで入手し、それを収集する「見える化」。
当園でも自己測定機器を使って把握に努めているが、
大事なのは、「で?どうするのか?」 にある。
データから栽培管理の次の手を打つことが出来なければ、ただの数字の羅列だ。
その先の「ガイドライン」があって、データの利用価値が初めて出てくる。

 イチゴの栽培は、野菜作目の中でも簡単ではないと言われる。
数値で割り切れないところがあることを実感するので、深く頷ける。
だから「ガイドライン」があったら、どんなにか助かるだろうと思うのだが、
それはベテラン農家の“勘”からしか作れないものでもある。

( 雲をつかむようなもの by 農園主 )

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