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自然と人間との関係
2019/09/30(Mon)
【写真】解体作業が終わり更地になった育苗ハウス跡

 おかげ様で、育苗ハウスの解体は
順調に進み、2棟ともに更地になった。
次の準備に入ろうと思う。


 さて、今回の台風の後、
いろいろな情報に触れる中で、
ちょっと考えさせられることを
お聞きした。

 昨年8月の台風20号では
関西空港の橋にタンカーが
流されて衝突するなどの被害が
関西地区にあったことは記憶に新しい。
その時に和歌山県にあるカゴメ(株)の
ガラス温室が倒壊し、生産設備を含め
甚大な被害があった。
この施設は、カゴメと日本板硝子(株)、
鹿島建設(株)が共同開発した
最新鋭のトマト栽培大型温室であった。
とても痛ましいことである。
さらに悲しいのは、
「多額の再投資の回収が
見込まれないことから」
という理由で、当社が事業の再開を
断念したという事実である。

 日本の英知を結集した温室が
13年しか持たず、台風に破壊され、
業務の継続ができなかった。
大企業の資本力をもってしてもである。
この事実はとても深刻な意味を持つ。

(我々はどう構えるべきなのか by 農園主)

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歓喜の勝利
2019/09/29(Sun)
 ラグビー日本代表の田村選手が試合後の
勝利インタビューで、ジェイミー監督が
試合前に選手に伝えた言葉を教えてくれた。

「 誰も勝つとは思ってないし、
 誰も接戦になると思ってないし、
 誰も僕らがどんな犠牲にしてきたか
 わからないし。
 “信じてるのは僕らだけ”っていう
 メッセージあって、
 まあその通りになりました。」

 あのアイルランドに勝てるとは、
正直思っていなかった。
奇跡は何度も起きるものではなく、
それは実力でしかありえないのだから。

 夢を持てば目標が生まれ、
それが全ての行動の原動力になる。

(まず自分が信じることから by 農園主)

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ほんとうのラブレター
2019/09/28(Sat)
【写真】東京のお客さま(まりかちゃん)から届いた励ましのお手紙



「あらん ぽーる
 おじさん おばさん
 とても しんぱい
 しています
 いちご すごく
 たのしみにしています
         まりか 」

東京にお住まいのご家族から
お手紙をいただいた。

(やるしか、ないっしょ のうえんしゅ、より)



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“情報提供のお願い”の状況ご報告
2019/09/27(Fri)
 皆さまには、たくさんのご協力をいただき、
本当にありがとうございます。
お電話やメールをたくさんいただきました。

「日々の復旧作業お疲れ様です。
知り合いの大工さん経由で
施工業者に聞いてもらったのですが、
東京も既に手一杯の業者さんばかりで、
もっと広範囲で探さないと
業者さん見つからない様です。
お役に立てなくて、すみません。」

 とんでもありません。
当園のことを思って、
時間を割いていただいていること、
感謝で涙が出ます。

 おかげ様で、何とか話が
つながった先も出て、これまでに
3社と直接会って相談をしました。
今のところ、いずれも「検討します」
という回答までですが。
来週にはさらに2社とお会いする予定です。

 正直まだ、道筋は見えていませんが、
ただこうした相談を重ねていくことで、
当園のあるべき方向が見えてくることは
確かで、最終的に施工の契約に
つながればと思っています。

【写真】お客さまに差し入れていただいた“苺待ってます”のメッセージ付きの雷おこし

(本当にありがとうございます by 農園主)

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思考の出発点
2019/09/26(Thu)
 倒壊したハウスの解体作業は、
日々進んでいる。
総計750坪のハウスを全て解体するのは、
さすがに時間がかかりそうだが、
それでも毎日、進捗していることが、
精神衛生上、大切なことだと感じる。

【写真】解体したハウスのパイプの山

 さて、一昨日の話。
夜に突然、成田市の名人が
訪問してくださった。
仕事が終わった後に、
長い道のりをドライブして。
「大変でしたね。
私も2年目にハウスが壊されまして。」
静かないたわりの言葉から始まり、
その後は、しばし、コンビニの椅子に
二人で向き合って様々な事を話した。
その中で、
「苗は、できるだけ自然のままに、
雨風に当てて育てると
強いいい苗になると感じています。
だから、今の育苗ハウス(立派な新築)から
また引っ越して、今度は、
雨ざらしのハウスにしようと思っています」
とこれからのことを語ってくれた。

 ハッとした。
今の自分は、ハウスの装備をできるだけ
強靭なものにして、
自然と真っ向勝負することを考えている。
コストは莫大になるが、
それがイチゴ達を守ることになり、
ひいては自分たちの仕事を守ることになる
最善の方法と思っている。
しかし、イチゴ達はそれを望んでいるのか。
守られた環境が本当に
いい果実をつくるために
必要不可欠なことなのか。
名人の語り口が暗示してくれたものは、
発想の転換もあるということであった。

(優しすぎる by 農園主)

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おとぎ話は、やめて
2019/09/25(Wed)
 君津市の停電が全面復旧したと
報じられている。
電気が復旧した時の喜びは大きかった。
部屋に明かりが灯り、冷蔵庫が稼働し、
クーラーで部屋が涼しくなり、
テレビもパソコンも自由に。
不自由さから解放されて、ふんだんに
エネルギーを使ってしまうのだが、
不思議な違和感がある。
つまり、その積み重ねが気象条件を
異常なものに再び押し上げ、
台風を増々大型化させ、
日本列島のどこかがまた襲われ、
被災し、停電し。。。
それは自ら招いている循環ではないかと。
それを断ち切るためには、
みんなで我慢するしか、
多分方法はないのだが、これが難しい。
「対岸の家の電気が悔しくて」
「どうして隣町は、復旧して、
うちはまだなのか」
これが我々人間のさがであり、現実である。
自分よりもいい生活をしている人がいれば、
自分だけ我慢することは容易ではない。
スウェーデンのグレタさん(16歳)の
渾身のスピーチ「身勝手な大人を許さない」
という言葉には胸が締め付けられるが、
一方で、虚無感を感じてしまうのも
真理である。

(それでも諦めてはいけない by 農園主)


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秋風
2019/09/24(Tue)
【写真】農園近くの道端に咲いた彼岸花(遠くに見えるハウスがポレポレ農園)

 彼岸花が咲き始めている。
そろそろ花芽が分化する
陽気になった。
例年よりも今年は随分と
遅いのではなかろうか。
分化を確認する苗は、
もうひとつも残っていないので、
正確にはわからない。

 さて、昨日の “助けて~”メッセージ
たくさんの情報をいただき、
本当に感謝、多謝。
山形県、埼玉県、神奈川県、長崎県、
様々なご紹介があった。
「普段、野菜を買っている
農園から聞きました。」とか、
「雪害のときに一緒に
仕事した人です。」とか、
「友人の知り合いですけど。」とか、
「師匠の代から信頼している人です。」
などなど。
実際に施工まで結びつくかどうかは、
先方のスケジュールなど
これからの相談になるものの、
手がかりゼロからの飛躍的な進歩。
一先一先にコンタクトを取っている。

(引き続きお願い申し上げます by 農園主)

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皆さまに情報提供のお願い
2019/09/23(Mon)
【写真】台風15号の強風でゆがんだパイプハウスの屋根の上に広がる青空

 倒壊したハウスの解体作業は、
1ヶ月かかる予定である。
その間に再建の準備を進めたいと思っている。
本圃ハウス、育苗ハウス、受付ハウス。
再建するものはたくさんある。
本圃ハウスは、群馬県の施工者と
相談を始めていて、仕様や予算が決まれば、
3月以降に着手してもらえるかも知れない。
(資金調達の問題は別途あるものの)
それ以外は、白紙だ。
困っているのは、育苗ハウスの再建である。
育苗の仕事が始まるのは、
来年3月からなので、
それまでに育苗ハウスは
建てなければならないのだが、
その施工者のメドが立たない。
千葉県内のハウス被害が多いため、
県内の業者では、手が回らなく、
「いつになるかわからない」状況であり、
“他県のハウス施工者”を
探さなければならない。
手は尽くしているものの、
そこにたどり着く手がかりが
なくなってきているので、
是非、皆さまから情報をいただければと、
切にご協力をお願いする次第である。

 お客さまや友人の中には、
「取引先に倉庫や事務所をつくる
会社があるから、紹介するよ」とか、
「建設業界にいるので、聞いてみます」とか、
「茨城県に農業に携わる友人を紹介するから、
聞いてみて」とか。
すでに有難い情報やご協力をいただいている。
きっとそういうご協力の積み重ねの中で、
何か糸口が見つかると思うので、
小さな手がかりと思うことでも、
是非、情報をお寄せください。

[ ポレポレ農園ご意見箱 から]

(よろしくお願いいたします by 農園主)

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子苗の嫁入り
2019/09/22(Sun)
 生き残った苗たちは、他の農園で
全て使っていただけることになった。
自慢の苗たちなので、それぞれの場所で
活躍してくれるものと信じている。

【写真】農園に残った“かなみひめ”の苗の様子

 農園に残したのは、
“かなみひめ”だけ。
これだけは、種の保存を
していかなければいけない。
しかし、これから全てのハウスを
解体するので、果たして
どこでどう管理していったら
良いものか。
そういう悩みもある。

(う~ん by 農園主)

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パッション(情熱)
2019/09/21(Sat)
 大学の友人から励ましのメールをもらった。
彼は大手精密機器メーカーの
韓国現地法人の責任者として赴任している。
この厳しい環境だから、
きっと苦労も多いことと推察するが、
気にかけてくれている。

「こちらは、日本製品の不買運動で
今後どうなる?と心配する本社スタッフと
取引業者が状況確認でどっと押し寄せました。
確認しに来ても、実際のところは
わけが判らない。
ただ、雰囲気としては日本に関係すると
陰口されるようなところがあり
お世辞にもいいとは言えない。
出来ることは物流費の削減と
システム化による効率化。
Staffのモチベーション維持。
少し居心地は悪いが、
身に危険が及ぶこともないので
何とかなっています。」

 世界中、それぞれの持ち場で、
みんな汗をかいて歯を食いしばって
頑張っている。
パッションこそが、周りに勇気を与え、
協働を生む源だと思う。
彼のプレイスタイルは、昔からそうだった。

(泥臭く by 農園主)


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いざ、キックオフ
2019/09/20(Fri)
 いよいよ始まる。 ラグビーW杯。
桜の日本代表は、
ロシアとの対戦である。
必ず勝たなければいけない初戦。
しかし、前大会こそ、
奇跡?の3勝をしたのだが、
それまでのW杯はおおよそ
全敗続きであったので、
嬉しい隔世の感である。
原動力は、外国出身の選手が
底上げをしてきたことと、
世界最高峰の
スーパーラグビーリーグで
揉まれてきたこと。
それまでの大学ラグビー出身の
人気選手が選ばれる代表チームから
遥かに超越した異次元に
身を置いたことで
ここまでの飛躍ができた。

 同じ考えで同じところを
ぐるぐる回っていても、詮無い。
どこかで、ジャンプして異次元に飛び込む。
そういう夢と勇気を共有させてほしい。

【写真】解体作業が行われているベアハウスの様子

(まずは強烈なタックルで by 農園主)

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台風とリーマン
2019/09/19(Thu)
 今後の新規建て替えの準備で
津田さん(安房竹材)は
奔走してくれている。
一方で、 地元の他の関係者たちに
相談してみても、口を揃えて
「いつになるかわかりません」
の一点張り。 ほとほと困る。
近所の同業者の中には、
「自分の施工先は、紹介したくない」と
言い切るところもあり、びっくりである。

 なにも当園が誰よりも先駆けて、
建設を始めたいなどと望んでいない。
資材が足りない(足りなくなる)、
建てる職人が足りない(足りなくなる)、
それは誰でも予想できる事態で、
それを千葉県農業界として、
どう対処していくのか、
それが大事だと思うのだが、
危機の時に思考回路が
停止してしまう典型的なパターンに
業界全体が陥っている。
あるいは、自分さえ良ければいいと。

 リーマン・ショックの時もそうだったが、
固まってしまう組織と、
柔軟でフットワークの軽い組織とでは、
結果は雲泥の差となった。
ちなみに、自分さえ良ければいいという
組織は全て消滅した。
情報共有の外に置かれたからである。

 愚痴ってばかりいても仕方がない。
他県の業者へのアクセスを
独自に始めている。

(きっと出会うはず by 農園主) 

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3匹の子ブタ
2019/09/18(Wed)
 昨日からハウスの解体作業が始まり、
次は再建のことを考えて
いかなければいけない。
今回の台風は確かに稀な進路であり、
千葉では例のない強風だったことは
確かである。
しかし、この地球環境下にあっては、
異常は通常、になっているので、
毎年の襲来とは言わないが、
その構えで、再建を考えなければいけない。
そうなると、もはや、
パイプハウスではなく、
建造物に近いものを建てることが求められる。

【写真】パイプの根元から横倒しになった本圃ハウスの様子

 どこまで強固な仕様を追求するか。
絶対はないが、コストをかければ、
それに近いものが実現できることは
間違いない。
資金調達は頭の痛いところであるが、
まずは、今回の風でも生き残った建造物、
倒壊してしまったハウス、
その実例を検証して歩くことが
大事だと思っている。

(ワラ、木造、レンガ by 農園主)


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子供たちも日常へ
2019/09/17(Tue)
 近所の小学校が再開され、
子供たちが農園の前を
元気よく登校していく。

「おっはようございまーす。」
「行ってきまーす。」

 でも、中にはハウスを見て、
「痛い、痛い」と言う子も。

― どうした、具合悪い?大丈夫?
「ハウスが痛がっているよ。」
と悲しそうな顔をする。
― そうだね。
  でも今日から片付けが始まるから
  大丈夫。危ないから近寄らないでね。
「はーい。」

【写真】業者さんがハウスを解体しているところ

 本日から、倒壊したハウスの
解体作業が始まった。
先日まで請負業者探しに難儀していたら、
お客さまが紹介してくださり、
すぐに始めてくれることになった。
奇跡的な進捗である。
農園の10棟全てを解体し、
手作業もあるので、
1ヶ月くらいはかかる見通しだが、
それでも、スタートは切れた。

― あれっ?もう帰ってきたの。
  これから、たっぷり遊べるね。
「ハーイ」

 給食センターが稼働していないので、
お昼を食べずに午前中で
授業は終わったそうである。

(がっかりした子も多いはず by 農園主)


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苗のこと、今シーズンのこと
2019/09/16(Mon)
【写真】台風15号の暴風に耐えたポレポレ苺の苗たち

 苗は半数ほどが生き残ってくれたので、
毎日水やりを続けている。
かろうじて使えそうな本圃ハウスの一部を
突貫工事で修理した後に、そこに定植し、
実を収穫することも不可能ではないのかも。
しかし、県内全体の被害は甚大なもので、
再建には、資材の入手から人手の確保まで
相当な時間がかかるものと予想される。
つまり、その次のシーズンまでも
間に合わないことがありうる事態である。

 嫁さんと話し合った結果、
次の準備に専念することが
賢明ではないかと考え、
今シーズンの開園は諦めることにした。
苗への思いや、皆さまのご期待、
様々なことを考えると、
正直、苦渋の決断になるが、
潔さも時には。。。

 幸い、当園の苗が欲しいという
他県の生産者がおられるそうなので、
お譲りすることにした。

(どこかで生きてくれれば by 農園主)

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仲間たちがやって来た。
2019/09/15(Sun)
 中学の時の同級生たちとその家族、
高校の同級生とその家族、お客さま家族、
かつての仕事仲間、などなど。
早朝からもりもりと力仕事をしてくれたり、
片付けをしてくれたり、
キッチンの解体をしてくれたり、
食料を持って来てくれたり、
冷えたビールもあったり、
アランとポールと遊んでくれたり。
想定以上に作業はぐいぐいと進み、
心底助かった。

【写真】倒壊したハウスから苗を運び出して片付けている様子

【写真】受付ハウス内のキッチンを解体している様子

 雨予報の前にここまでできると
とても安心する。
何よりもにぎやかで、楽しい1日であった。

【写真】手伝いに来てくれた仲間との記念写真

 テレビの報道で、被災者が
「元気をもらった」とコメントする
シーンをよく見かけるが、
その本当の意味がわかったような気がする。
「この人たちのためにも
 頑張らないといけない」
そういう強い気持ちにさせてくれた
ということなのだと思う。

(折れている場合ではない by 農園主)


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アランとポール(日常に戻るという安心感編)
2019/09/14(Sat)
 台風の日には、小屋の中で
恐怖から固まってしまっていたポール。
腰が抜けたように座り込んだままだった。
アランは、暑かった翌日こそ、
ちょっとお疲れモードだったが、
その後はいつも通りに食欲旺盛である。

 ポールは、破損した登り台を、
トコトコと上っては、
その先の板がないので、
くるっとUターンしては、また上る。
そんな光景を遠目に眺めていると、
時々目が合う。
「いつ、復旧しますか」と言っている。
そういうわけで、
今朝は、朝一の仕事で修理をした。

【写真】再建された上り台で座るポールと上り台から下りてきたアラン

(ご機嫌は上々? by 農園主)

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怠慢かっ
2019/09/13(Fri)
 今朝、農園の電気も復旧し、
苗への水やりが突然楽になった。
蛇口をひねった後の勢いのある
“ジャー”という音と感触。
「ウォーター」とつい叫んでしまった。

 農園のトイレや冷蔵庫も使える。
しかし、市内では山間部を中心に
まだまだのところが多い。
実は、君津市よりも
南に進めば進むほどに被害は甚大である。
報道では、昨日から君津以南の鋸南町まで
事態が伝えられるようになったが、
千葉県最南端の館山市の被害は
尋常ではないそうだ。
しかし、県外の人は誰も知らないので、
支援の対象にならない。
報道陣が現地入りしない理由は、
よくわからないが、
「東電の対応が遅すぎる」という批判を
する前にちゃんと仕事やって、
と思ってしまう。

(現場からでした by 農園主)


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この先の一手
2019/09/12(Thu)
 昨日、電気が復旧し生活のペースは
おかげ様で戻ってきた。
君津市内のスーパーも営業を開始し、
昼過ぎに行ってもまだ食料はそこそこある。
混乱の少ない市内にちょっと安心。

【写真】受付ハウス左手のベアハウス倒壊の様子

 さて、倒壊したハウスの解体・撤去を
そろそろ進めたいと思うのだが、
とても素人に触れるレベルの
ものではないので、
解体業者にお願いすることになる。
津田さん(安房竹材)は、
すでに手配を進めて
くれているものの、苦労している様子。
千葉県全域で同様の被害を受けている農家は
大変多く、混乱しているに違いない。
君津に地盤を置く他のハウス施工業者に
ヒアリングすると、
「問い合わせが多くて。。。
来週、一応見に行かせますけど。。。」とか。
「うちで建てたハウスではないですね。
なら、いつになるやら。。。」とか。
今こそ一番結束しなければいけない業界
なのだが、これが現実である。やっぱりか。

【写真】受付ハウス右手のブルハウス倒壊の様子

 でも、大丈夫。
「困ったら、連絡して。」
と当園には頼りになるその筋にコネを持つ
お客さまネットワークがある。
地元にも、他県にも。
いざという時には、思いっきり甘えさせて
いただきたいと思っている。

(何卒 by 農園主)

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停電復旧
2019/09/12(Thu)
 自宅の電気が昨晩、灯った。
この地域は水道も電気も使用可となり、
とても嬉しい。

 ご心配いただいている皆さま、
本当にありがとうございます。
おかげ様で一気に生活が楽になりました。
もっとも、他地域ではまだまだ復旧が
延びているので、心配は続いています。
ちなみに、東電の工事担当者と話をしたら、
「交替で休憩を取りながら、
昼夜なく作業を進めていますが、
お待たせしていてすいません。
遅すぎると思っています。」と。
とんでもない。
みんなその頑張りを知っていますから。

(もうひと踏ん張りお願いします by 農園主)


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9月11日 熱帯夜
2019/09/11(Wed)
 昨晩は暑くて。
よりによってこの停電の時にである。
クーラーがなく、風もなく
さすがに寝苦しい。
風呂に溜めた水に嫁さんと2人で
暗い中で足を入れながら、
「原始人は、こうして涼んでいたのかね。
文明は川から始まったわけだ。」
変に納得しながら、
足が冷えたら、その後はぐっすり眠る。

 夜が明けるのを待って、
苗にタンクから水をやって、
後片付けをする。
工具や資材を雨に濡れさないために
残ったハウスに避難させたり、
受付のテーブルを倉庫に運んだり、
資材を自宅に運んだり。

 のぶ子さんが、
「可哀そうで、来られなかったよ」
涙ぐんで、梨を持ってきてくれた。
そういう皆さまからの
温かい心遣いを感じる。

(代わりに泣いてくれる人たち by 農園主)


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9月10日の出来事
2019/09/11(Wed)
 停電が続いている。2日目。
もちろん日常生活でも大変困るのだが、
農園は電動ポンプなので、水が出ない。
半分ほど生き残れそうな苗への
水やりもできない。
そこで、自宅の水道からタンクに溜めて、
軽トラで何度か往復し、
エンジンポンプで水やりをしている。
午前中いっぱいかかる仕事になる。

 その間、嫁さんはこの暑さの中、
受付ハウス内に散乱した資材や道具を
せっせと片付けている。
今のところの最長不倒は、
私のレインウエアが、隣の隣の畑まで
飛ばされていたこと。
発見しやすかったらしく、
「登山用の“コバルトブリー”を
買って良かったね」 と
嫁さんに褒められた。

(冷蔵庫のビールがぬるいが旨い by 農園主)


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台風15号の被害
2019/09/09(Mon)
【写真】台風15号で倒壊した受付ハウスと本圃ハウス

 強風の影響で、ポレポレ農園のハウスは
全て倒壊してしまった。
嫁さん、アランとポールは無事であるので、
心配いただいている皆さまご安心を。

 夜中の2時過ぎころから風は
ものすごい音を立てていた。
停電になったのもそのころである。
それから、5時ころまで
強風は止まなかった。
明るくなり始めてからハウスに向かうと、
隣家の屋根の一部が剥がれているのを見て、
覚悟はしていたが、まさか全部とは。
しかし、それよりもアランとポールが心配で。
雨の中、嫁さんと走って小屋に向かうと
片方が壊れてひっくり返っているではないか。
名を呼ぶがいない?心臓が止まりそうだった。
すると、もう片方の小屋の奥に
寄り添って座っていた。
アランはしっかりとした顔で、
ポールは不安いっぱいの顔で。
「本当に無事でよかった、よく頑張ったな」
嫁さんとかわるがわる抱きしめる。
2頭に嫌がられるくらいに。
それでも、しばらく狭い小屋の中に
4人でいたら、アランが嫁さんの膝で
うとうと寝てしまう。
よっぽど気を張って疲れたようだ。

 その後、早くに津田さん(安房竹材)が
来てくれた。 
ご自宅に被害があったにもかかわらずである。
後片付けの段取りを相談する。
ホント頼もしい。
その後には、様々な仲間が顔を出してくれて、
「手伝いますよ」と。

 苗は、まだ植えられそうなものが
半分くらいはありそうだが、
葉には潮風がかかってしまっているので、
水洗いをしたうえで、殺菌剤をかけた。
苗の生きようとする姿には勇気づけられる。
ただ、植えるべき本圃ハウスがなくなって
しまったことがたまらなく寂しい。
それでも何とかできないものか。

(長い1日であった by 農園主)


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15号接近中
2019/09/08(Sun)
【写真】青空の下で台風対策中の本圃ハウスの屋根の上

 千葉県に今年最初の台風が迫っている。
朝からハウスの補強をしていたが、
この青空。 暑くて、暑くて、痩せそうだ。
できるだけの準備はしておく。
その後は、祈ることしかできない。
暴風雨の中で、ハウスを抑えるほどの
勇気とパワーは持ち合わせていないし、
それこそ、無謀というものだ。

 ちなみに、気象庁の記録では、
9月の台風の発生回数は
過去30年間で、4.8回。
今回の15号は、今月3回目。

(そういうこと by 農園主)

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座右の銘ありますか?
2019/09/07(Sat)
 先日、千葉県大網白里市を訪れ、
米農家のご自宅にお邪魔する機会があった。
広い敷地に屋敷が立つ。
今は米の刈り取りに忙しい時期で、
コンバインの脇を通って、玄関に入ると、
そこには、素敵な絵や書が並んでいる。
奥さんの作品もある。
その中に、英文で書かれたものが、
額に入っていた。
ヘレンケラーの言葉だそうだ。

“Never bend your head.
Always hold it high.
Look the world straight in the eye. ”


「うつむいてはいけない。
いつも頭を高くあげていなさい。
世の中を真っ正面から見つめなさい。」

 眼の見えない彼女の言葉だからこそ、
とても迫力がある。
聞き覚えのある名言であるが、
記憶の奥の方に入ってしまっていた。。。
しかし、ご家族にとっては、
毎日、眼に入る場所にあることで、
きっと忘れることはないと思う。

 調べていたら、彼女の言葉で
はっとしたものがある。

「人生はどちらかです。
勇気をもって挑むか、棒にふるか」

(いつか飾れるだろうか by 農園主)

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ポレポレ昆虫記
2019/09/06(Fri)
【写真】本圃ハウスに迷い込んだギンヤンマ

「あれ?珍種のトンボ?」
ハウスの中にまぎれ込んだ
トンボの色が鮮やかである。
緑とコバルトブルー。
昆虫好きの人や子供の頃、
トンボとりをしていた方は
詳しいであろうが、
「ギンヤンマ」である。
結構、田んぼ周辺には
普通に生息する種類なのだが、
飛んでいる姿からは、
色までは見分けにくい。
それが、こうしてじっくり観察すると、
とても美しいのである。

(10センチくらい by 農園主)

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禁煙の理由(わけ) その2
2019/09/05(Thu)
 風味は、味覚と嗅覚で成り立つ。
口の中で咀嚼しながら、呼吸をすることで
舌と鼻の両方で料理を堪能する
という仕組みである。片方だけでは、
文字通り“味気ない”ものとなる。

 それなのに、そこに煙が混じるの?
食べることを人生の楽しみ
としている身としては、
そんな残念なことは避けて通りたいと思う。
喫煙は公共の場所以外では、個人の自由。
かつてヘビースモーカーだった自分なので、
ある程度は理解できる。
しかし、今は禁煙の料理店しか
行かなくなってしまった。
喫煙を許すお店は、
料理の責任を持つシェフが
風味にこだわっていないのではないかと
疑ってしまうからである。

「愛煙家のお客さん達がいるから。。。」
禁煙に踏み切れないお店の店主から
そういう答えをよく耳にする。
一方で、全面禁煙のファミレスでは、
女性同士や小さい子を連れた
ご家族の来店でごった返している。

(答えは明白だと思う by 農園主)


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住まいだから
2019/09/04(Wed)
【写真】高設ベッドの培土を耕うん中のプチ耕うん機“みのるくん”

 高設ベッドの土の“天地返し”を終え、
(180度ひっくり返すのは無理だが)
2度目の耕うんを始めている。
ようやくいい感じの感触になって来た。
もし、カチンカチンの土に
定植したとしても、イチゴたちは
黙って生育していくことだろう。
そういう強さを持っているのも確かである。
しかし、「ここ快適だね」
そういう声を聞きたいと願っている。

(ここ最近、鼻の穴が黒い by 農園主)

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禁煙の理由(わけ)
2019/09/03(Tue)
 都内では受動喫煙防止条例が
今月から一部施行され、
4月には公共機関だけでなく、
飲食店も全面施行となるそうだ。
20年くらい前まで、
毎日2箱吸っていた身としては、
愛煙家に同情しないわけでもない。

 禁煙したきっかけは、歯医者さんで
歯石掃除をしてもらった後、
看護婦さんに
「お食事がきっと変わりますよ」
と言われて食べたいつもの
社食のカレー(400円)が、
「ウッソ~、旨い」だったから。
たばこが味覚を低下されていることは、
間違いのない事実である。
人生で美味しいものを
楽しめていなかったなんて、
なんともったいないことをしてきたと
悔やんだものである。

(つづく by 農園主)


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孤独な暑さ
2019/09/02(Mon)
 残暑がキツイ。
ハウスの中で作業をしていると、
汗がしたたり、サングラスが
水中メガネみたいな視界になる。

【写真】上り台の日陰で爆睡中のアラン

 休憩して、アランたちの様子を
見に行くと、あれ?
アランは日陰で爆睡中。
ポールは、小屋でスヤスヤ。
構ってくれる遊び相手は、
いないのであった。

(暑いもんな by 農園主)

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