ひと山越え
2015/07/31(Fri)
 子苗の切り離し作業が全て終わった。
例年以上の暑さで仕事の能率がなかなか上がらなかったが、
それでも少しずつ作業日数が毎年短縮されている。
 この作業はハサミで子苗のランナーを切り、葉を剪定していく。
嫁のリハビリには持って来いである。
おかげ様で骨折した小指に埋め込んだ固定用の針金が取れた。
まだまだ指の動きは完全とは言えないが、
日常生活や大方の仕事には支障のないところまで回復しており、
病院の先生も驚異的と目をパチクリさせているそうだ。

( ますます仕事でリハビリ by 農園主 )

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アランのこと ( 土手遊び 編 )
2015/07/30(Thu)
 いつも楽しく生きたいと思っている。
もちろん、仕事もそうだ。
しかし、この暑さではさすがにハウス内で笑ってはいられない。
ましてや、子苗の切り離し作業が遅れ気味となれば。
しかし、いつでも人生を謳歌している男がいる。

 最近のお気に入りの遊びをするとこの喜びようだ。
農園内の土手を横になって滑り落ちるのである。
ずいぶん前からよく遊んでいたが、最近はコツを覚えたようで、
上手くいくと3m位ズリズリ~っと滑る。するとこの大笑いが出るのである。

[写真]土手を滑り降りながら大口をあけて笑うアラン

( つられて吹き出してしまう by 農園主 )

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打たれ強い
2015/07/29(Wed)
 子苗をそれぞれに独立させている。
これまでは兄弟たちとランナーを通じて、栄養を融通し合ってきたが、
これが切り離されることで文字通り、根を張って生きていくことになる。
しかし、子苗の中には独りになるショックで萎れてしまうものもある。
「葉っぱもそんなに取っちゃうんだぁ」
散歩の途中でハウス内の作業の様子を外から眺める近所の方が言う。
2~2.5枚に葉数は落とす。発根を促進させるのが狙いだが、
これもショックを与える一因でもある。

 しかし、苗が萎れているのは一晩だけ。
翌朝になれば自らの根で立ち上がる。しっかりと。
昨日までの落ち込みかたが嘘のように。

[写真]切り離された子苗の2枚の葉っぱが空に向かって開いている様子

( 頼もしい限りである by 農園主 )

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Go South (暴落へ)
2015/07/28(Tue)
 金と原油価格が下げ足を速めている。
中国株の下げが関係しているそうだ。
会社勤めを辞め、ディーリングルームから退出してからは、
入手できる情報は、新聞やネットの範囲なのでただの素人である。

 それでも気になるのは原油価格。暖房費に跳ね返るからである。
絵柄(相場チャート)を見る限り、相当深い下げになりそうな予感も。
農家向けの原油ヘッジ取引があれば、面白い局面だ。
ただ、残念なのは、現役当時にこのインスピレーションが湧くと、
大抵はその逆になっていたことである。。。

( それでも今回は by 農園主 )

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朝靄から
2015/07/27(Mon)
[写真]農園前の田んぼに広がる朝靄の様子

 夜明けの農園は田んぼに囲まれているためか、本来は肌寒いくらいである。
しかし、この数日は様子が違うようだ。
早朝から玉のように汗が噴き出す。
 人は最大で1日12リットルの汗をかくのだそうだ。
そこまで、仕事で発汗しているとは思わないが、いずれにしても
それを取り返すのは結構大変なことである。

( 例え麦酒であっても by 農園主 )

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掛かれ
2015/07/26(Sun)
 「危険な暑さ」の中、子苗の切り離しを始めた。
何もこんな日にという思いがないわけではないが、
今月中には切り離しを終えておきたい。13,000株を。
 夜明けとともに仕事を始めたが、7時過ぎにはすでに汗だく。
なかなか予定通りには進まない。
流石に真昼は自宅待機、夕方から再出動する。
少しずつでも手を動かすことで進むより他ない。
何もしなければ止まったままなのだから。

[写真]切り離し作業後のやよいひめの子苗の様子

( ちょっとした微風でも幸せ by 農園主 )


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寝る暇があるということ
2015/07/25(Sat)
 少しでも気になった異変を放置するとしっぺ返しは必ず来る。
これは、どんな仕事でも同じだ。
相場の場合なら、一度弱みを見せたら揉みくちゃにされ、
降参するまで、決して許してくれない。 身ぐるみ剥がされる。
 だから、小さなほころびを見つけたら少しでも手を入れていく。 すぐに。
イチゴの苗の生育、農園の運営、何でもそうだ。
それを「忙しいから」と後回しにしたくなる。 そう、皆忙しいから。
しかし、サラリーマンを続けていれば、
寝ないで仕事をした経験は誰でも何度かあるはず。
仕事って、時にはそういう厳しいものであり、
だから、寝られる時間があるのはそれだけで幸せなのである。

( 暑くて寝苦しいけど  by 農園主 )

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アランのこと ( 越夏のために 編 )
2015/07/24(Fri)
 アラン・フィールド内に日よけができる場所を作った。
海の家をイメージして。
ヤギはとても我慢強い動物であり、弱音はそうそう吐かないのだが、
だからこそ、暑さが心配になる。

 そんな心配もよそに、パイプの組み立て作業をしていると、
アランはいつも通り、張り切って手伝いにやって来る。
広げたシートの上に寝転んでみたり、バケツに入れてある金具をひとつひとつ味見したり。
しまいには、メジャー(50 mの巻尺)をムシャムシャと。
おかげで1m以内は計測不能になったが、快適な憩いの場はできたと思う。

[写真]アラン・フィールド内に作った日よけシートの下でくつろぐアラン

( でしょ? by 農園主 )
 
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コンディション
2015/07/23(Thu)
 親苗を切り離してから、3日が経った。
子苗たちは、ランナーと呼ばれるツルで兄弟同士がつながっており、
健気に助け合っている。
太郎苗から四郎、五郎苗くらいまで栄養補給しているのである。

[写真]ランナーでつながっている兄弟苗の様子

 それでも、あと数日でそれぞれが独立する時期になる。
皆の健康状態がとても気になる日々である。

( 調子、どう? by 農園主 )

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地味ながら
2015/07/22(Wed)
 暇を見つけては、草を刈っている。
農園にいらした方はご存知であろうが、
ハウスをはさんで、上りと下りの土手がある。
これが夏の時期には結構手を焼く。
足場が良くないので、腰にくるのだ。

[写真]草刈りが終わったばかりの農園内の土手の様子

 「いつも大変だね~」
散歩をするご近所の方々はそう言ってくれる。
確かに定期的に続けることは、根性が要るが、
技術はいらない。ただ刈るだけだ。多少、とら刈りであっても問題はない。
何かを育てることに比べれば、楽勝である。
しかし、イチゴ作りと同じくらいこうした農園の保守管理は大事なものと考えている。
だから、続ける。

( また日焼けした by 農園主 )

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サウナ
2015/07/21(Tue)
 くらくらするくらい暑い。
梅雨明けの1週間は毎年そうである。
しかし、これがチャンスと狙っている。
本圃ハウスの土を高熱で消毒するためのベスト・タイミングだからだ。

[写真]熱消毒中の黒マルチを張った本圃ハウスの高設ベッド(温度計の目盛りは60度)

 高設ベッドの土を湿らせてからマルチを張って覆い、ハウスを閉め切る。
そうすると、目標の60℃に達する。この状態でこれから72時間。
土中の殺菌と古い根の分解を促すことができるのである。
ちなみに、ハウスに入ると暑すぎて鳥肌が立つ。

( これ、本当 by 農園主 )


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オン・スケ
2015/07/20(Mon)
[写真]親苗を切り離したばかりの育苗ハウスの様子

 子苗の数が4品種全て揃ったので、親苗から切り離す。
親苗の役割が4ヵ月間で終えることになるのは、毎年寂しいが、
何とか第一関門を突破できたことには安堵する。

 満点というわけにはいかないが、スケジュール通りに進捗しているので、
とりあえず及第点、と勝手に自己評価をしている。
根拠はある。師匠から「適期に遅れないことが基本」と教わって来たからだ。
イチゴを始め植物の生命力は、凄まじいものがある。
それは確かだが、それを生かすのもタイミング次第である。

( だからこそ、今日にこだわる by 農園主 )

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クロちゃんです ( 梅雨明け )
2015/07/19(Sun)
 長雨から開放され、クロとトラは甲羅干しを数日前から楽しんでいる。
日中の気温が高いと桶の水が温くなってしまうので新しい水に替えてやると、
すかさず冷たいプールに飛び込む。
そして、餌を求めて桶を掃除している手に勇んで寄ってくるのである。

[写真]餌をもらうために石を乗り越えようと必死に首を伸ばすカメのクロちゃん

 個人を認識しているかどうかまでは微妙なところだが、
人にすっかり慣れたことは確かなようだ。

( ぐいっと by 農園主 ) 

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ラジコンヘリ
2015/07/18(Sat)
[写真]農園の駐車場に着陸したラジコンヘリ

 今年も農園周辺の田んぼに全長2mほどのラジコン・ヘリコプターが飛ぶ。
病害虫の駆除のために農薬を空中散布するのである。
全てを専門家にお任せするので農家の負担する費用は安くない。
一機1,500万円する機体を自在に操るには、経験と技術が要るそうだから、
誰にでもできるわけではない特殊技能とも言える。

 しかし、“ドローン”の登場である。
安価で誰にでも操縦できる。これなら農家にでもいずれできるようになる。
心配は、飛ばす時のルールがないことである。
墜落すれば大惨事になりかねない。
実質的な法規制がない現状、操縦する本人たちの善意に任せられているのが実情だ。
それでも、農業への利用は大きなメリットがありそうだ。

( 農園内でもいつか by 農園主 ) 

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一番乗り
2015/07/17(Fri)
 来シーズンの品種は熟考を重ねた結果、昨シーズンと同じ4品種に決めている。
以前にお知らせした通り、皆さまからの声を反映させてもらっている。
4品種はそれぞれに育苗を経験済みのはずなのだが、
天候条件は毎年同じではなく、いつまで経っても“毎年1年生”になってしまう。

[写真]やよいひめの子苗の様子

 そろそろ、苗が揃い始めて来た。
今年も“やよいひめ”が順調に育ち、必要苗数への到達は1番早かった。
それでも長雨の影響か、例年よりは数日遅れである。

( 他の品種ももう一息 by 農園主 )

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雨々
2015/07/16(Thu)
 梅雨明けがいつになるか、気にしながら仕事をしている。
本圃ハウスの土を熱消毒するための準備があるからである。
ところが調べてみると、気象庁の梅雨入りと梅雨明け宣言には、
数字の根拠はないのだそうだ。
 そもそも梅雨入りの発表は、雨の季節が始まると大雨などもおこりやすいため、
大雨に備えてという防災的な意味合いから行っているものなのだと言う。
気象情報というよりは、皆さまへの注意喚起の「お知らせ」なのである。
気象庁からのサービスとも言える。
なるほど。日々の予報の“はずれ”に目くじらを立てるのは少し控えようと思った。

( 今は四国の友人たちが心配 by 農園主 )

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初冷風
2015/07/15(Wed)
 タイミングとはこういうものか、
暑い時にクーラーは動かなくなったりする。
昨年買い替えたばかりの新品である。数日前の試運転では問題なかったのだが、
この暑さで“いざ”と思ったら、あれっ?ピクリともしない。
汗だくになりながら、リモコンの電池を交換したり、取説を探したり。
どうにもならなくて、電気屋さんを呼んでみたら、
 「電気が来ていないですよ、東京電力さんに確認してください」と言う。
来るなりそれだけの仕事で6,500円の出張費だ。

 その後、怒りの?電話で1時間もかからず、東京電力の保守の方が飛んできた。
電柱から家につないでいる引込線の取付点にヒューズが付いているそうだ。
これを交換することになった。
異常(ヒューズが飛ぶ状態)があれば、電気は来ない。
ただ、これは家庭では調べようがなく、東京電力も各家庭にあるヒューズなので、
定期点検は件数から難しい。ちなみに耐久年数は15年の部品だとか。
 「この出張費は誰が払うべきものなのでしょうか?」
領収書は持ち帰ってくれたが、さてどうなることやら。。。?

( ともかく、クーラーが始動すると何でこんなに幸せなのだろう by 農園主 )

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風の音
2015/07/14(Tue)
[写真]農園前の田んぼの様子

 「ざわわ ざわわ ざわわ 風が 通りぬけるだけ
 今日も 見わたすかぎりに 緑の波が うねる
 夏の ひざしの中で」

 名曲“さとうきび畑”の一節である。

 気温は高いが、風があり、
見渡すと農園の周りの田んぼは、まさに“ざわわ”のように
稲の大海原がうねっているかのようである。
日陰に座ると、暑さを忘れて、ついうとうとしてしまうくらいである。
しかし、台風が近づいている。大変気がかりである。

( 天気にいつも一喜一憂 by 農園主 )

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赤い三角形
2015/07/13(Mon)
  「“止まれ”の標識は信号と同じだからね」
学生のころ、アルバイトでお世話になった巣鴨の電気屋の社長さんは、
とてもせっかちで仕事も運転も、とにかく飛ばす人だった。
しかし、この赤い逆三角形の標識の前では、いつも急ブレーキをかけ、
そして急発進する。首が痛くなるくらいに。
 仕事もそうだった。大きな現場にいくと大抵の職人さんは10時には一服するものだが、
この社長は昼まで休まず突っ走る。当然アルバイトも。
ただ、昼飯は周辺の人気定食屋さんで一番高いものを食べさせてくれ、
へとへとになった夕方には事務所で必ずビールをふるまってくれた。

 “止まれ”の標識を無視した警察官がいたという報道を聞き、
驚きながらも、社長の顔を数十年ぶりに思い出した。

( 仕事こそ、一時停止が気持ちいい by 農園主 )

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リハビリの“ハ”
2015/07/12(Sun)
 信じている人には申し訳ないが、
パワースポットやパワーストーンと言ったものには縁がない。

[写真]小指骨折のリハビリ用に利用しているゴムボール

 小ぶりのドーナツくらいの大きさの青い物体をこの2週間、嫁が離さない。
よく行くコンビニの会計の時に置き忘れて来るくらいいつも持ち歩いている。
実はこれ、握力増強用のゴム。青色は最も固いハードワーク用である。
通院している病院の看護婦さんに「あれっ?パワーストーンですか?」
と聞かれたそうだが、ある意味では当たっている。
正確には、パワーアップ・ゴムであるが。
甲斐あってか、仕事や家事の幅も随分と戻っている。
ちなみに、この辺りでは“リハビリ”のアクセントは“ハ”にある。
何となく楽しい響きになるのが可笑しい。

( 発音してみて by 農園主 )

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珈琲に美味いもの
2015/07/11(Sat)
[写真]コメダ珈琲店のコーヒーとモーニングサービスのトースト&小倉あん

 名古屋発の喫茶チェーン「コメダ珈琲店」を初めて訪れた。
“くつろぎやすさ”が全国的に受けていると聞けば、何かあるだろうと。

 米国発のコーヒーチェーン店のような「オシャレさ」「洗練さ」とは違うが、
ローカル線のボックス席のような楽しい雰囲気があり、そして旨い。
タマゴサンドのほんのりとしたマスタードもいいし、
ヒレカツのプレートもボリュームだけでなく、パンとバターとの相性が良い。
次回は違うものを食したいと思い、メニューを見直すと「あれ?ご飯料理がない」。

 米価の値上げが議論されている。全農が卸売向け販売価格を上げる予定だそうだ。
「ますます米離れが進む」という食品業界の声もあるという。
美味しいコメはどんなおかずにも合うし、いつでも食べたい。値段だけの問題ではない。
高価ながら、予約で完売している米農家もある。

 コメダ珈琲の社長は「うちはコーヒーの味を大切にします。そして、お客さまにくつろいでいただくことを
最重要に考えています」と言う。
「うちは流行の店ではありません。名古屋では42年前から同じように営業し、
親子3代にわたってご利用くださっている方もいらっしゃいます。
また、食べものメニューはたくさんありますが、ご飯ものとパスタは置いていません。
コーヒーの味に合わないからです」
こういう声が経営者から出ていることは事実であり、
それは、消費者からの要望であることも間違いない。

( 美味いものなら、何でも珈琲に合う by 農園主 )

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苗も、はしゃぐ
2015/07/10(Fri)
[写真]梅雨の晴れ間の太陽の光を浴びる子苗の様子

 久し振りの強い陽射しだった。
苗たちも葉先をピンと伸ばし、ハツラツとしている。

 今月下旬までには、子苗数を13,000ほどまでに増やし、
親苗から切り離す。そして月末までには個別の苗ごとに切り離していく。
今のところ、苗数の増殖は予定の8割くらいだ。
まずまずだが、長雨でペースが鈍ったことは否めない。
当面の晴れ間に期待している。

 育苗の最終目標は、9月下旬までにしっかりとした苗に仕上げること。
先はまだまだ長い。焦らず、じっくりと。

( つい、せっかちになるもので by 農園主 ) 

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門番
2015/07/09(Thu)
 長雨のジメジメで、苗の病気が心配になる。
大雨の続く九州のイチゴ農家の間では “ヒヤヒヤ” と聞く。
気持ちはよくわかる。
過湿にならないように日々土を触りながら水遣りの加減をすること、
雨であろうが定期的な防除を欠かさないこと、
そして、循環扇で換気をすること。
やれることはやっている。

 育苗ハウスの入口に随分と強気なヤツが入り込んでいた。
その鉄壁の防御で苗の難敵をも退治してもらえると嬉しいのだが。。。

[写真]育苗ハウスの入口でハサミを広げて待ち受けるザリガニの様子

( やるかっ by 農園主 )

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天才だって、凡才だって
2015/07/08(Wed)
 会社員から大学教授になった友がいる。
最初は取引先の人だったのだが、いつも「ドキッ」とさせられる視点に魅かれて、
気がつけばご家族と20年来のつき合いになる。

 「本当に始めたのですね、農園を。思い切りましたねぇ」
海外を飛び回る多忙の中でのご来園。
そう言う彼は会社員としてNY赴任中に一念発起し、
帰国することなく当地の大学で経済学の博士になった。
当時は英語も得意ではなかったのに。。。
元々、天才肌だったことは認めるが、それでも大変な努力の賜物である。
そして、とても強い意志の持ち主だ。

 君津で久し振りに酒を呑みかわしながら、脱サラの難しさに話題が移ると、
 「でも諦めない限り、失敗ってしないのですよ」
相場でも損切り(損失の確定)をしない限りは、実現損はなく、
“損したことはない”と同義だという例えも交えて、可笑しそうに言う。
 「やり続けることです」

( 天才はいつも控え目なのである by 農園主 )

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TUBE
2015/07/07(Tue)
 本圃ハウスの灌水用チューブを水洗いし、
夏を迎える前に片づけ仕事がようやく終わった。

[写真]水洗いを終えた灌水チューブを高設ベッドの上で干している様子

 先月には、嫁さんが右手の小指を骨折するアクシデントがあったが、
それでも予定よりも1週間くらい遅れた程度である。
3年目ともなると、少しは手が早くなったと思いたいが、
多少の手抜きを覚えた?ということかも知れない。

( まずは乾杯 by 農園主 )

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アランのこと ( 雨宿り編 )
2015/07/06(Mon)
 雨が小降りになっていたので、朝のうちにアランを小屋から出した。
可哀そうに、最近は外に出て草を食べる時間が短い。
好きなように農園内を散歩させていたら、
「おっ、ここいいね」
顔を見合わせてしまったところがあった。アーケードの中である。
お客様の雨よけ、日よけの場所なので、草は少ないのだが、
アランは、首だけを器用に外に出して食べるのである。
濡れないように。

[写真]雨除けアーケードの下で草を食べるアラン(名前を呼ばれて顔をあげたところ)

( ホント作って良かった by 農園主 )

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罵声とケーキと
2015/07/05(Sun)
 「バカヤロー、そんなヤツは会社辞めちまえっ」
小さな証券会社だったが、支店の月例報告会に罵声は毎回轟いていた。
出張してきた担当常務が顔を真っ赤にして激怒している。
営業マンが目標収益に達していないからではない。
その攻略のために前回会議で決めた施策を実行していなかったからだ。
本当の罵声はここに書けないくらいもっと激しく、そこまで言わなくてもと言うくらい。
しかし、この役員は営業マンと毎回その攻略法を真剣に話合うタイプだったので、
それを実行しない、あるいは経過報告もない人間への反応としては、当然に見えた。

 これは、銀行に入社して3年目に出向した関連会社での話である。
“半沢直樹”に言わせればこの年次での出向はエリートからの脱落なのだろうが、
(多分それは当たっている)、価値観を大きく揺さぶられた経験であったことは間違いない。

 ここ最近の紙面では、大手電機メーカーの利益水増しによる粉飾決算が騒ぎになっている。
経営幹部による月例会議での詰め方がハンパじゃなかったそうだ。
各部門長は「極度の緊張」(日経新聞)の中での報告だったと言う。
記事を読みながら、昔のことを懐かしく思い出した。
でも、あの常務は呑み会の後にケーキをこっそりと持たせる男でもあった。

( ご家族にと by 農園主 ) 

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飛躍のために
2015/07/04(Sat)
 降ったり止んだりの雨の様子を見ながら、育苗ハウスの換気を開け閉めしている。
ふと周りの田んぼの苗をよく見てみたら、“中干し”の間にすっかり逞しくなっている。

[写真]農園前の田んぼで稲が育っている様子

 この時期から、稲の生育の方向が少しずつ転換していくそうだ。
穂を出し、実りを進めていくための準備段階に入るのである。
そこで欠かせないのが、田んぼから水を抜く作業。
田植えの後、田は常に水が湛えられた状態になっているため、
放っておくと稲にとって有害なガスや酸が発生し根の発育に悪影響を及ぼすという。
“中干し”によって、土中酸素が補給されると共に、有害ガスも放出されるため
稲の根の発育は旺盛になる。
更には、肥料の過剰摂取を抑えることで株(茎数)の分げつを抑える。
これでモミ数を制限し、モミの実入りを充実させることになるのだそうだ。
何でも過剰ではいけない。
多少ストレスがあるくらいが調度いいのかも知れない。

( 秋の黄金色の穂に向けて by 農園主 )

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シトシト
2015/07/03(Fri)
[写真]育苗ハウス2号の様子

 子苗は順調に増殖している。
最近の長雨の鬱陶しさは、どうにもならないが、
緑色の育苗ハウスの景色に気持ちは晴れる。

 ただ、暑すぎない気温はランナーの伸長には好条件であるが、
過湿は禁物であるので、水やりの加減にはとても気を使う。
やはり、お天道様の恵みがあって、葉は輝くものである。

 そして、長雨の悩みはアランの餌でもある。
小屋から出して好きに食べさせることができないからだ。
最近は、大人になったのか、ジッと小屋に座っている時間が長くなったのだが、
そこがまたいじらしい。

( 晴れ間よ来い by 農園主 )

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不変なもの
2015/07/02(Thu)
 経営指南書を開くと、“時代の変化”への対応が重要と大抵書かれている。
「10年でどのビジネスモデルも陳腐化する。変化の波を感じなくていけない」と。
そんな難しいことができる気はとてもしないと思っているが、
あの“永ちゃん”こと、矢沢永吉の武道館100回公演前のインタビュー映像に魅かれた。 
「音楽は、かつてはレコード。 いまやCDじゃなくて、ダウンロードの時代でしょ。
テクノロジーだよね~。 でもね、“絶対に変わらないもの”があると思うよ。
それはね、“生のライブ”。」
通算2,000回のライブ回数を超えるスーパースターの言葉に、何か教えられる。

 農園でも時々、ライブCDを聴くことがあるのだが、
アンコールを終えた最後に永ちゃんは必ずこう叫ぶ。
「サイコーのビール飲んで帰ってくださーいっ」と。
そうすると間髪いれずに「メェ~」と大きく応える男がいる。
アランである。

( 皆を共鳴させる“ソウル”なのだ by 農園主 ) 
 
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