再検査
2012/10/31(Wed)
 先日不合格だった消防検査の敗者復活戦。
前回は、暖房機の設置位置と灯油管の不備が指摘された。

 今回は、施工業者だけでなく、暖房機メーカーも立会い、
万全の体制で臨む。勿論、指摘事項は改善済み。

 甲斐あって、
「基準に適合している。」  お墨付きをいただけた。

[写真]消防検査の様子

 あこがれのファイアーマンの仕事は、最後まで手抜きをしない。
灯油がこぼれた後もしっかり、臭い確認するのであった。

( 流石だ by 農園主 )



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サンディ
2012/10/30(Tue)
 ハリケーン「サンディ」が北米を襲っている。
NY証券取引所が、悪天候を理由に営業時間を短縮したのは、
ニューヨークが猛吹雪に襲われた1996年1月8日以来だそうだ。

 不幸にも、その日は当地に居合わせた。
朝からの大雪。駅までいくのに難儀したが、幸い電車には乗れた。
と言うのも、後発の電車から電気系統の故障で、次々と途中で動かなくなり、
大勢の通勤客が車内に午後3時過ぎまで閉じ込められることになったからだ。
通勤の足が平常に戻るまでに1週間かかるほどのパニックであった。

 その朝、ディーリングルームに出社していたのは、ほんの数人。
米国人にとっては、「会社よりも近所の雪かきの方が大事」と、後から聞いた。
長靴と防寒具に身を固めたボスが、
私の姿(スーツとネクタイ)を見て
「いいネクタイだ」とウィンクして帰って行った。

 何やら、合点が行った。
台風や大雪の時、会社にいくべきか、休むべきか。
何を着ていくべきか。
簡単なことだった。何でも、自分が決めればいい。
それ以来、会社生活は変わったかもしれない。

 電車に閉じ込められた方々には、申し訳ないが、
忘れられないパニックである。

( 台風にも名前をつけたらどうだろうか by 農園主 )



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銀座で牡蠣
2012/10/29(Mon)
 実家は東京にあるが、それでも上京するのは三ヶ月に一度位。
おかげ様で、すっかりお上りさんである。
久しぶりに銀座に行くのだから、旨いランチに寄りたい。

[写真]銀座・楸の牡蠣カレー

 足は、まっすぐ「牡蠣カレー、牡蠣フライのせ」に向かう。
オイスターバー・楸(ひさぎ)の定番メニューだ。
期待が大きいと大抵は失望するのが常だが、
ここは、前よりも旨くなったと感じるのだから凄い。

 ただ、残念なことがひとつある。
デザートのヨーグルトを残してしまうことだ。
美味しいらしいのだが、
後味の牡蠣のコクをしばらく引きずりたいので、
今だ、手がつけられないでいる。

( 料理人は幸せ配達人 by 農園主 )


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コルレオーネ
2012/10/28(Sun)
 地域の交流会(呑み会)に誘われるまま顔を出した。
見渡すと、年齢は一回り以上も年上の重鎮ばかりだったが、
たいそうな歓迎をいただく。

 その中に、イチゴの生育だけではなく、販売方法までも、
ずっと親身に心配してくれているなじみの農家もおられた。
80歳、いつも笑顔の野菜作り名人だ。
実は、ただ者ではなかった。
話をしていると、その間ずっと、悩み事を持ちかけてくる人が後を絶たない。
地域の水利のことやイノシシの保証のことなど。。。
次々、相談に来るのであった。

 「ドン・コルレオーネ」は、地域の顔役として揉め事の仲裁を務め、
そして最後までファミリーを守る「ゴッド・ファーザー」として、
映画では描かれていた。

 「大丈夫だよ、ポレポレ農園は。」
いつもの言葉が、今日に限っては響きが違った。
「おまえさんの農園は、なんとかするから。」

( お願いしまっす by 農園主 )



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遊びの天才
2012/10/27(Sat)
 農業へ入る契機を作ってくれたのは、
世田谷の「小泉農園」と埼玉県小川町の「風の丘ファーム」である。
サラリーマン時代、そこで週末研修をいっしょにすごした仲間が、
家族で農園に来てくれた。
当時、彼は金融関係のIT部門で働いていたが、
今は、有機野菜を宅配販売する会社のIT部門に勤める。

 彼の5歳の長男と2歳の長女は、農園に来て
「イチゴ、まだないのぉ?」と青々した株だけのハウス内を
見てがっかりしていた。
 ところが、イチゴはなくとも子供は楽しいらしい。
農園内の土手を駆け下り、ぬかった土で泥ハンバーグを作る。
ハウス脇の溝をスコップで掘り返し、ミミズを捕まえる。
草取りをし、テントウムシを捕まえる。

 開園時には、竹馬やラジコンを用意しようと思っていたのだが、
大地そのもの、素が一番いいのかもしれない。
二人の遊びの天才が、そう教えてくれた。

( それでもラジコンはほしい by 農園主 )




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てぐす効果
2012/10/26(Fri)
 ビニールハウスの天辺に短いパイプを取り付け、
尾根に沿って、てぐす(釣糸)を張った。

[写真]ハウスに鳥除けの糸を取り付けた様子

 鳥よけ、というかカラス対策である。
彼らは、天井に停まってビニールを突付いて破る。
彼らにとっては、意味のない、ただの遊びらしいが、
こちらは、穴だらけにされてはたまったものではない。
そうなる前のリスクヘッジ。

 この方法は、イチゴ農家仲間の「さわの森農園」夫婦から教わった。
(ちなみに、ここのイチゴは本当に美味しい)
この農園のある千葉市では、てぐす効果はすでに実証済みであるが、
さて、君津のカラスはどうでるか。

( ほかで遊べば by 農園主 )


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「農」を考える
2012/10/25(Thu)
 太古の昔に農耕が始まったのは、
狩猟生活から進化した結果とする歴史観が一般的である。
農耕開始が、定住を可能にし、貯蓄を可能にし、
そして安定した生活を実現したと考える。

 違う見方もあるようだ。
狩猟生活は、「人口の増加と狩猟技法の向上」によって、少しずつ
移住から定住が始まったとする。
人が増えたので行動範囲が狭まり、狩りが上手くなったので遠出しなくなり、
そして定住が始まる。
その結果、余暇ができたので農耕が始まったという。
( 「文明と戦争」アザー・ガット著 )

 人は、オン・オフが明確な狩猟生活を本当は続けていたいのだが、
渋々、毎日仕事がある農作業を始めたというのである。
なるほど、サラリーマンの頃の仕事は一瞬で大きな収益が上がることも、
たまにはあったから解かるような気がする。

 それでも、コツコツと積み上げていく仕事にも、意外に、楽しいところもある。

( 効率的な怠け者はあり? by 農園主 )


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アランのこと (寝床完成 編)
2012/10/24(Wed)
 受付ハウスの脇に、彼の住まいを作った。
日よけのターフもあるので、気に入ってくれるはず。

[写真]アランの小屋(拡大)


 彼には、好きなところで、好きに過ごしてほしいと思っているが、
心配なのは、夜間。
万が一にも、野良犬(野犬?)に脅かされては不憫なので、
寝床は、頑丈な柵で守ることにした。
ホームセンターの担当者からは、2時間で組み立てられたと挑戦的なことを言われ、
気合充分で臨んだが、終わってみれば半日仕事になった。


[写真]アランの小屋(全体)


 日中は、農園内で自由に遊び、飛び回ってほしい。

( 草取りも頼む by 農園主 )



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ドーナツとコーヒー
2012/10/23(Tue)
 「休みがないね。」
経営会議(夕食)で、時々提起される労働条件への指摘である。
原因は、はっきりしている。
自分たちの作業の手が遅いことと開園準備の仕事が重なっていること。
残念ながら、即効性のある解決策は今のところ見当たらない。
まるで、資本家にいいように搾取される労働者の典型のようであるが、
両者を兼ねる当園では、争議のやりようがない。。。

 都内ホテルの客室稼働率(どれ位客室が埋まっているか)が、
80%を超え、震災前の水準まで戻ったと、今朝の日経新聞にあった。
被災地に残るガレキの山の映像には、ため息が出るものの、
震災直後には、客室稼働率が40%まで落ち込んでいたことを考えると、
消費者心理が回復してきていることは事実のようだ。
自粛を続けるにも、適度な休みや遊びが必要なのは、人として自然なのかもしれない。
 
 今朝、葉かき作業が一巡したので、農園も午後から休むことにした。
定植終了後に半日のんびりして以来だから、半月振り。
「さぁーて、ドーナツとコーヒーと読書を堪能するぞぉ」
と意気込んだのだが、
夕刻には、やっぱりハウスにいた。。。
高設メーカーの方から、液肥の混合方法を教わったり、
内装屋さんと、建築中のトイレの打ち合わせをしたり。

 ドーナツとコーヒーは、夕食後に変更となったが、
両者の融合した味は裏切らない。

( ドーナツは、ポン・デ・黒糖と決まっている by 農園主 )


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ファイヤーマン
2012/10/22(Mon)
 大人になってからの憧れの職業である。
残念ながら、消防庁の応募には年齢制限があるのだが、
人のために命を張るこの方々に尊敬と羨望を感じる。

[写真]消防検査を受けているところ

 君津消防の6名の方が、ポレポレ農園にやって来た。
イチゴの見学ではない。
ハウスに暖房機と灯油タンクの設置を申請したので、
その検査である。

 検査結果は、不合格。。。
まず、暖房機の設置位置がよろしくない。
周辺のスペースをもっと取るようにと。
さらには、配油管の不備も指摘された。

「細かいことを言うようですが、
我々の任務は火災の可能性をなくすことですから。」
施工業者がションボリする中、宿題を置いて、
ファイヤーマン達は、颯爽と去って行った。

[写真]消防検査を終えたファイヤーマンが帰るところ

( やっぱり、格好いい by 農園主 )



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アランのこと (「まさ王」編)
2012/10/21(Sun)
 アランの小屋の準備を始めている。
ヤギは湿気を嫌うそうなので、
小屋の床をブロックなどで少し底上げする必要がある。
折角なので、地面の土もそのままではなく工夫をすることにした。

[写真]アランの小屋の基礎工事をしているところ

 「まさ王」いう固まる土がある。
これを小屋予定地の下地にする。
コンクリートは、農地では利用が制限されているので、
代替策として、3センチほどの厚みで敷き詰めてみた。
水をかければ、しっかりと固まる。
完璧ではないだろうが、草と湿度はシャットアウトできる。
2㎡の寝室だが、快適な家になるといい。

( 庭は、広い by 農園主 )




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葉と根の関係
2012/10/19(Fri)
 明け方、農園から雪をかぶった富士山が見えた。
これから寒くなるに連れて、どんどんきれいに見えるはずだ。

[写真]ポレポレ農園の後ろに見える富士山


 農園では、葉かきが始まっている。
古くなった葉を掻くように取り除いていく作業である。
勿論12,000株全てだ。
定植してから2週間が経つので、2枚程度を葉かきしていくことになる。
1週間に1枚のペースで新葉は展開していくからだ。

 根。
大抵の野菜の根は、種子根と呼ばれる一本の根がまず土中に降り、
それが太くなりながら、周りに側根が生えていくのが一般的。

 イチゴは、根元(クラウン)の古葉の付け根から、
沢山の細い根が順次発達していく。不定根(ふていこん)と呼ばれる。
イチゴの根は深く伸張せず、比較的浅い分布(地中30cm以内に90%)であるのが、
この不定根の特徴である。

 しかし、この根は短命であるため、新規の発根が大変重要になる。
そこで「葉かき」の出番だ。
葉を掻くと、その根元から不定根の発根が促される。
これを継続的な作業とすることで、
シーズンに向け、どんどんいい株になるはずである。

( 日記は続く方だ by 農園主 )


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セイタカアワダチソウ
2012/10/18(Thu)
[写真]セイタカアワダチソウとススキ

 この時期に咲く黄色い花、「セイタカアワダチソウ」という雑草だ。
生命力は際立ち、荒れ地で繁殖する。
根から他の植物を駆逐する物質を分泌し、一面に広がるそうだ。
ススキと生存競争を展開するが、圧倒的である。

 全国の耕作放棄地を集めると、埼玉県の面積を超えているという。
この辺りでも、この花が咲き乱れている土地はそうだ。
幸い、農園のある上湯江(かみゆえ)地区には繁殖していない。
これは、農地を大事にする農民が多いからだ。

( その伝統を受け継ぎたい by 農園主 )


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アランのこと (寝床の準備編)
2012/10/17(Wed)
 米俵ではない。
2週間前に刈った草を袋詰めにしたのである。
今晩から天気が崩れる予報だったので、その前に干し草を集めた。

[写真]干し草を集めたところ


 アランは、夜は小屋で寝る。(小屋の建築はまだ着手していないが)
そのときに干草を敷いてあげると、タコができないと聞いたので、
まずは、ベッドの準備を始めたのである。

 これまで、草刈には散々苦労してきたのだが、
その草を黄金のようにかき集めることになろうとは。。。
しかも、雑草はアランの大事な食料になる。

( 雑草万歳 by 農園主 )




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閾値(しきいち)
2012/10/16(Tue)
 「こんなに洗うの大変でしょ」
毎朝犬の散歩で通りかかる方から、声をかけられる。
育苗の時に使った「マジカルポット」を1つ1つ(計6000個)手洗いし、
殺菌剤に浸して消毒する。

[写真]苗のポットを洗浄しているところ


 ITや統計の分野では一般的な用語になっている「閾値」は、
そもそも生理学の言葉。
生体反応を示し始める刺激の境界値をいう。

 植物は、様々な病原菌と闘っている。イチゴもそうだ。
しかし、無菌状態にすることは難しいので、発病を抑えることが最善の策になる。
やるべきことは、病原菌の数が閾値を超えないようにすること。
使い終わったポットの消毒は、来シーズンのために必要な作業なのである。

( 年1回だからできる by 農園主 )


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トスカ
2012/10/15(Mon)
 15年前のこと、「これから、オペラを観にいく」
そう言って、タキシードに着替えて出かけていく上司を見て以来、
自分は、オペラには縁がないだろうと思っていた。

 300年の歴史を誇るオーストリアのバーデン市立劇場のオペラ「トスカ」が、
君津の市民文化ホールで公演されると聞いたのが、数ヶ月前。
値段も安心の君津プライス。

 定植後のリフレッシュになるかもとチケットを衝動買いしたのだ。
イチゴは、人生の志向まで変える。

[写真]ポレポレ農園から眺める夕焼け空


 公演当日は、直前までドタバタしたが、かろうじて時間前にホールに滑り込んだ。
が、予習をしていない。CDは借りてあったが聴く暇もなかった。
開園前の30分を使って、「トスカ」って何?誰?から始まる。
(歌姫トスカの恋の物語である)

 ネットでの付け焼刃の下調べをした効果もあったが、
字幕があるのであらすじは、イタリア語でも充分理解できる。
歌劇とオーケストラの演奏を非日常的な空間として堪能できた。

( 久しぶりのブレザー by 農園主 )


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80分の1
2012/10/14(Sun)
 帆船「カティサーク」の1/80模型が、君津に入港した。
鈴木秀一氏 作。 鉄道模型や駅のジオラマも制作する。
専門誌でも名が通る、その世界の有名人が自ら届けてくれたのだ。
開園後は、農園の受付ハウスに停泊する予定なので、
来園された方々も、楽しんでいただける。

[写真]英国帆船カティーサークの模型


 この作品は、完成までに10年以上の歳月がかかっている。
甲板は5mmの板が、船底には細かい銅版が、
精緻に組み込まれている。
帆を揚げるロープは1本、1本が滑車を通っている。
丁寧な仕事の積み上げこそが、一級品を作り上げることがよくわかる。

 「器用というより、根気かね」
匠の言葉である。
「カティサーク」 1/80が、イチゴの育て方を教えてくれている。

( 帆は揚がった by 農園主 )



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舞茸(まいたけ)
2012/10/13(Sat)
 原木で栽培する舞茸(まいたけ)をいただいた。
「雪国まいたけ」も贅沢な部類に入る人間からすると、
明らかに違う食材に映る。
手にした瞬間、香りと重さを感じる。

[写真]まいたけ2株とビール缶

 原木栽培での舞茸は、菌床と異なり、年に1度しか採れない。
9月から10月の間に降雨と気温(15℃以下)の条件が合致すると、
発生(発芽)し、1週間位で収穫になるそうだ。
知る人ぞ、知る。
だから、予約でいつも完売してしまう貴重な一品なのである。

 「バター炒めにビール、それから、まいたけご飯かな」
栽培した方のお勧め料理で、至福の夜になる。

( 旬に敏感、これが贅沢 by 農園主 )



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小糸在来
2012/10/12(Fri)
 「枝豆でしょ」というなかれ。
ファンが毎年増えているのには、理由がある。

 君津市の小糸川流域で守り育てられてきた「幻の大豆」とされ、
名前の由来となっている。
枝豆としては、10月中旬から11月上旬までが収穫期になり、
甘味が強く、丹波の黒豆並みの最高水準とされる。
ほのかな香りも特徴的だ。

[写真]幻の大豆 小糸在来


 「枝豆、取れたから」
この時期は、様々な方からのおすそ分けで、玄関は山積みになる勢いである。

( 美味しっ by 農園主 )



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のぼりを上げる
2012/10/11(Thu)
 明日から3日間、近くの三舟山で「枝豆収穫祭」が始まる。
オーナー制になっており、割り当てられた区画内で自由に収穫できる仕組み。
豆は「小糸在来」と呼ばれる幻の地元の在来品種だ。
これは美味しい。枝豆でもこれだけ味の差があることを知る。
コクがあり、ビールに合うだけでなく、おやつにいい。

 この収穫祭に、毎年、1300世帯、4000人が集う。
ポレポレ農園の前の道を通っていくことになる。
だから、県の農業事務所の方や地元の方々が、
「いい機会だから、宣伝しなさいよ」とアドバイスしてくれる。
そこで、のぼり、チラシ、ポスターの3点セットを急遽準備した。

 確かに、マーケティングの常識では、チラシの効果については厳しいとされる。
問い合わせにつながる確率は2%、さらに成約となるとほぼゼロに近いという。
さて、枝豆好きはイチゴ好きか、ワクワクする試みである。

[写真]のぼりとポスター


( 枝豆は大豆です by 農園主 )


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チューブ
2012/10/10(Wed)
 「本舗ハウスに定植した12,000株にどうやって水遣りをするの?」
よく聞かれる。
昨日までは、ホースを引っ張り、2時間位かけて手で潅水していた。
定植後の土の隙間を埋めるためと、株それぞれの生育を確認するためには、
大切な作業である。 

 [写真]高設ベッドに設置した灌水チューブ

 今日から、潅水チューブを使ってみる。
株の根元にチューブを這わせ、ポンプで点滴状に潅水する。
1株に200~300ccの水が落ちるように計算し、タイマーで制御するのである。
 
( それでも最後は、土中の指刺し確認が大事 by 農園主 )


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アランのこと (誕生編)
2012/10/09(Tue)
 昨日、茨城県の牧場でオスのヤギが、ようやく生まれた。
今年は、猛暑のせいで例年よりも秋口に生まれる頭数が、
少なかったらしい。
彼は、角を取る(除角という)手術の後、1ヵ月後には、
農園にやってくる。
動物を飼う大変さを覚悟の上で、決めたことである。

 名前は、もう決まっている。
「アラン・グリーンスパン」という。
サラリーマン時代の古い友人の名を拝借した。

 アランの役割は、
農園に来たお客様の接客とエンターテイメントが主担当になる。
それから、草刈りの補助も大いに期待している。
頼むぞ、マエストロ。

( 彼とも濃いつき合いになるだろう by 農園主 )



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紅ほっぺの緊張
2012/10/08(Mon)
 「紅ほっぺ」は、師匠もいち押しの味のいい品種だ。
ポレポレ農園でも主力の品種になる。
最近では、スーパーでも見かけるようになった。
ただ、こういう店では仕方のないことだが、棚もちをよくするために、
早摘みで仕入れているので、本来の味ではない。
完熟を自分で摘んで食べると、ちょっとした衝撃を受けるはず。

[写真]紅ほっぺの苗

 「紅ほっぺ」は、苗場から移して定植すると茎がサッと赤くなる。
もともと、茎の赤い品種ではあるが、一層鮮やかな色が出るのである。
これは、新しい環境になったことで、ストレスを受けていることの現われ。
数日後、根が活着してくるとその色も落ち着いてくるから、面白い。
まるで、イチゴ新規就農者の定植前後のようである。

( 赤より青くなっていたかも by 農園主 )



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お祭り気分
2012/10/07(Sun)
 今朝、いつも通り水遣りをしていたら、隣の田んぼの
のぶ子さんが、赤飯とサトイモの煮物を持って来てくれた。
今日は、地域のお祭りで、みんな朝から、文字通りのお祭り気分。
「神輿の担ぎ手が少ないから、担ぎに来て」 と真顔で頼まれる。

 秋の収穫を感謝するお祭りは、昔は決まった日取りだったという。
平日の時は、学校は子供を早引けさせてくれたらしいから、微笑ましい。
それが、最近では、10月1週目の日曜日になっている。
農家の減少、若手や子供の減少、食文化の向上、
様々な時代の変化の結果である。

 それでも、新興住宅地の子供たちが、
お囃子の練習に参加するようになってきたそうだ。
確かに、暑い時期の週末毎に、稽古する太鼓や笛の音色が聞こえていた。

 神輿は雨で中止になったが、子供たちとベテランの合奏は、
農園まで心地よく響いた。


[写真]秋祭りのお囃子隊

( 来年は担ぐぞ by 農園主 )


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三銃士
2012/10/06(Sat)
 定植した苗たちには、病害虫がつかないようにしたい。
だから、実の成る前に今からその防除を定期的にすることになる。

[写真]静電噴口とタンク
 
 その道具が、防除三銃士。
黄色のタンクは貯水タンク、消毒液を混ぜ、500リットル入る。
後ろの赤い機械が、自走式の動力噴霧機。
そして、白い銃のような機械が、e―ジェッターという静電噴口だ。

 噴霧機は、貯水タンクから水を吸い上げ、霧状にして放出する。
さらに、静電噴口を取り付けると、メガネのような噴頭から出て来る霧に電圧がかかり、
マイナスに帯電する。
すると、静電気のように水滴が苗に吸い付けられ、包み込むように苗全体に付着する。
水玉が、驚くほどきれいに葉面に付くから、効率性は抜群だ。
値段は、ドライバー1本分くらいだと思う。

( お金の価値は様々 by 農園主 ) 


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父帰る
2012/10/05(Fri)
 父が、君津に長期滞在した。
定植の手伝いに来てくれたのだ。
幼少のころ、夏休みに田舎の畑仕事を手伝ったことがあるというが、
商社マンだった父は、実質、農作業は初体験である。
それでも、夜明けから暗くなるまでの立ち仕事を
初日から最後まで9日間フルに付き合ってくれた。

 定植作業の手順は、苗の葉の選定をし、水を満たした高設ベッドに植える。
柔らかくなった土を掘って植えるから、力仕事ではない。
根元(クラウン)が埋まらないように浅植えにすることがコツ。
あとは、数をこなすことになる。
だから、結構、根気が要る作業である。
これを支えるのが、
イチゴの生態に興味を持って、観察する楽しみを持つこと、
単純だからこそ、作業手順の効率化を考え続けること、
そして、イチゴを食べてもらう人への思い。

 途中、台風一過後の暑さで、体調が心配された父だが、
こちらが押されるくらいの仕事振りだった。多分、植えた苗数は一番多い。
 「ずいぶん、穴掘って、埋めたなー」
全て植え終えた壮観なハウスを見て満足そうに、今朝、東京に帰った。

 「楽しかったよ。イチゴのこともずいぶん解かったし、お客さんが喜ぶ顔が見たいね。」
そう言っていた。

( この父の息子で良かった by 農園主 )


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金目鯛と棚田
2012/10/04(Thu)
 午後から鴨川に金目鯛の煮付けを食べに出かけた。
定植を終え、慰労を兼ねたささやかな贅沢である。
この店の味は一級品。
いずれ作るポレポレ農園の周辺ガイドマップで店を紹介したい。

 その足で、大山千枚田に寄った。
東京から一番近い棚田の風景として、最近は観光バスも来る。
今は稲刈りが終わり、開放感からのんびりした雰囲気になっていたが、
それもつかの間だ。

大山千枚田の風景

 今月末から始まる「棚田の夜祭り」では、3000本の松明が棚田に灯る。
今年も大そうな賑わいになるに違いない。

( 去年の美しい夜景が、懐かしい by 農園主 ) 



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12,000
2012/10/03(Wed)
 「ふーっ」
ようやく、12,000苗全てが本舗ハウスに植わった。
定植作業の完了である。
ベアハウス(3連棟)では、かなみひめ、やよいひめ、紅ほっぺと並んだ。
壮観である。昨年、師匠の農園で感動した記憶が蘇る。
一方で、苗場は、ひっそり。予備の苗だけが待機している。

[写真]定植作業後の本舗ハウスの様子

 
[写真]定植作業後の育苗ハウスの様子

 ひと山は越したが、これからは開花から結実へと次のステージへ移る。
また、知らないこと、わからないことの連続になる。
だからこそ、おもしろい。

( 未知との遭遇 by 農園主 )



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やよいひめ
2012/10/02(Tue)
 本来は、ずんぐりむっくりの苗なのだが、
ポレポレ農園では、大柄で健康な姫に育った。
 育苗ハウスから本舗ハウスに運ぶ途中で、
葉数4枚の全てに副葉のある苗を見つけた。
期待ができそうな苗である。

[写真]副葉がついているやよいひめ


 「やよいひめ」の植え付けを昨日から始めた。
この品種は、花芽分化の時期が遅いので、定植の順番は最後になる。
いよいよ、終盤に入ったということでもある。
その分、育苗ハウスでは、定植待ちで残っている苗数が、
目に見えて減ってきている。

( うれしいような。。。 by 農園主 )


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台風17号
2012/10/01(Mon)
 暴風が収まった夜明け前に、軽トラでハウスの様子を見に出かけた。
先日購入したヘッドライトが、ここでも役にたつ。
本舗ハウスや育苗ハウスは、まったくの無傷。
苗たちも、みな元気であった。
安心して空を見上げると、オリオン座と満月が輝いている。

 ところが、帰り際にふと見ると、受付ハウスのドアが外れて壊れているではないか。
ハウスのビニールは全く破れてもいないのに。
納品前に実地検分できたことを不幸中の幸いと考えるべきだが、
仕様や工事方法の見直しは、考えなくてはならなそうだ。

[写真]受付ハウスのドアが外れてしまったところ

 その後、早朝から、大勢の方がハウスのことを心配し、次から次へと来訪してくれた。
応援してくれている人の多さにあらためて感謝である。

( 今夜はぐっすり眠ろう by 農園主 )


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