A I
2012/05/31(Thu)
 人工知能の略ではない。
君津の市民文化ホールで昨夜、ライブ・コンサートがあった。

 ちなみに、来月のこのホールでの公演は、
三輪明宏(講演会)、いっこく堂(腹話術)が予定されている。
我が君津市「市民文化」ホールのラインアップである。

 彼女の歌唱力は圧巻。ホイットニー・ヒューストンのカバーも聴かせ、
「ハピネス」で最高潮にまとめてくれた。
その後の漫談が必要だったかどうかは、評価の分かれるところかも知れないが、
エンターテナーであることは確かだ。

 エリック・クラプトンは自伝で
「様々な音楽が溢れる中で、本物を見つけることが大事」だと書いていた。
文化に触れながら、そんなことを思い出させてくれた夜だった。

( 軽トラックで会場に来たのは、一人だけ by 農園主 )


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ケンコン?
2012/05/30(Wed)
 野田総理が「乾坤一擲」、「一期一会」と四字熟語を連発している。

 乾坤一擲(けんこんいってき)、
「運命を賭して、のるかそるかの勝負をすること」(広辞苑)

 人生で使える機会は、そう多くはなさそうな言葉であり、
横綱の口上のようで格好いい。
しかし、その真意は伝わりにくい、というか、ピンとこない。

「ガチンコ勝負」と言ってくれれば、もっと皆で応援したろうに。

 ( 言葉の威力は凄いから by 農園主 )



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をかし
2012/05/29(Tue)
 我が家に向かう急な上り坂がある。
その入り口に田んぼの用水路が流れている。
そこら辺りで、昨夜からゲンジボタルが光りだした。

「夏は夜。
 月の頃はさらなり。闇もなほ。
 蛍のおほく飛びちがひたる。
 また、ただ一つ二つなど、
 ほのかにうち光りて行くもをかし。」 (枕草子)

 蛍の光のメカニズムは興味深い。
発光細胞に内在する酵素、マグネシシウム等と
酸素が化学反応することで発光する。(ホタル百科 から)
光は熱を伴うことが多いが、ホタルの光は決して熱くない。
だから、ホタルの尻は焼けない。

 ちなみに、これは「冷光」と呼ばれる。
熱とCO2を排出しない優れもので、全エネルギーの98%を
光エネルギーとして放出することができるという。

( 甘い水は、別に好物ではないらしいぞ by 農園主 )



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土入れ開始
2012/05/28(Mon)
 土入れを始めた。
親苗からつる状のランナーが伸び始め、この先に子苗ができていく。
1つの親苗から30苗から40苗の子苗を採苗することになる。

 ランナーの先の子苗は、マジカルポットに活着させて生育していく。(ランナー受け、という。)
そのための準備として、ポットに先日の 「新潟の土」 を入れるのである。

 作業はシンプル。ポットに土を入れればいいだけだ。
今回は2000個、育苗ハウス1号全体では最終的に6000個必要になる。
どうすれば、楽、いや効率的にできるか。

 事前に、あれこれ手順をシミュレーションしてみる。
マジカルポットをトレーに並べる。24個入る。
新潟の土(40ℓ)を2トレー分、上からかけ、マジカルポットのすりきり一杯まで土をならす。
(この時、土の密度を高めるため、土をツンツンと押してやることがポイント)
トレーはランナー受けを始めるまでハウス内に積んでおく。

[写真]苗ポットの土入れ
( 赤い板は、米苗用のならし板)

 単純作業だからこそ、数センチの差で実際の作業負担は大きく違う。
ポットの並べ方からトレーの置く位置まで改善点はたくさんあった。
次回はもう少し、作業時間が短縮できるはず。
師匠たちは、1日で1万個のポットに土を入れるのである。


( PLAN, DO, SEE 何でも同じ by 農園主 )




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ニンジン その2
2012/05/27(Sun)
 昨日のアンテナ職人からの「目標」というテーマに呼応して、
マーコ先生がメッセージをくれた。

 私の立場で考えると、目標は常に目の前のハードルを飛び越えること、かな。
まさに「鼻先の人参」。
目の前のことをなんとか飛び続けていると、
いつのまにか遠くへ行けてるときが確かにあります。

  小さい話だけど、息子の塾でもよく言われるよ。
「鳥が気流に乗って、魚が海流に乗って、驚くほど長い距離を移動できるように、
《流れ》に乗ることが大切。早稲アカ(早稲田アカデミー)には早稲アカのの流れがある。
早稲アカの波に乗ること。自分勝手な流れからはずれないこと。
辛い局面があっても流れに合わせる。気が付くと驚くほど遠いところまで辿り着いている。
今の自分にできることをやること。
ただただ、できることを精一杯やること」

 念仏のように唱えられ息子は辟易してるけど、
明日の漢字テストを満点とりにいくことが大事なんだなーとしみじみ思う毎日。
私たちの日常も《今》の積み重ねだもんね。
でもさ、理想がずっと続かないのも《人間だもの(相田みつを)》よねー。
できるときできないときがあってフツウだと思いまーす。


 さらに、このテーマは続きます。
次のメッセージは、「雪見大福が好物だった泣き虫さん」から

 みんなオトナだなーと感心。
私には到底マネできないと思うと同時にマネする必要もないか、と思う今日このごろ。
大変なことやイヤなことにあたったら、一切感情を捨てて、何も考えずに淡々とやる。
成長もしないけど、疲労もしない。とにかく楽しいことだけ考える。
なんの応援にもなってないけど、
楽しいことにはこれからのイチゴ狩りも含まれてるので、よろしく頼むよー


( みんないくつになっても、青春なのです by 農園主 )


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ニンジン
2012/05/26(Sat)
 先週会った高校時代の仲間から、ポレポレ農園の応援メールが届いた。
同級ではあるが、彼はずっと前から自らの事業を営んでいるので大先輩になる。
以下紹介。

 自営と言う名のマラソンには、ゴールが無い。
目標はあっても、ゴールは無い。
ゆえに、皆一斉にゴールを目指しているサラリーマンを横目に、
時として自分が何処に向かって走っているのかを見失ってしまうのだ。

 そこで目標を設定するのだが、これがまた結構難しい。
近すぎる目標では、モチベーションを維持するのが難しく、
遠すぎる目標では途中で息が切れてしまう。

 さて、どうしたものか・・・

 答えは、「ニンジン」
馬の鼻先にぶら下がっているアレである。
遠くのにんじんは諦めてしまうが、鼻先にぶら下げると走り続けると言う。
(嘘か本当かは知らないが・・・)
つまり、達成出来そうで出来ない位の目標をその都度設定して、それに向かって
走っていればいいのだ。

かくして、自分は届きそうで届かないニンジンに向かって、
時には全力で、時にはダラダラと走り続けているのである。
(最近は専らダラダラが多いようだが・・・)

 それから、自分の脳裏に農園主妻を乗せて懸命に走っている農園主と、
その背で絶妙な距離感のニンジンを操っている農園主妻の姿が、
鮮明に映し出されている事は言うまでもない。

(5月の屋根は日差しが強い  by アンテナ職人)


恐れ入る。

( 続編も頼みたい by 農園主 )





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最高裁 訪問日記
2012/05/25(Fri)
 昭和28年の判決資料を閲覧しに出かけた。
建設業法20条の解釈を調べるためである。

 三宅坂の角にある石造りのイカツイ建物である。
予約してあるが、正門からは入れない。
西門の職員通用口から、ガードマン6人に出迎えられて入所。
閲覧は裁判所内の4階図書室。エレベーターを乗り継いで上がる。
予想以上に古い建物だが、エレベーター内は小ぎれいだ。
途中、1階で大きなホールが見えたので、
「これがイカツイ建物の正体か」と思い、こっそり近づくと後ろから
「ちょっと、ちょっと!」
警備員が飛んできた。入ってはいけないらしい。

 図書室は、国内外の大量の文献があり、圧倒される。
係りの方の案内で目当ての資料はすぐに見つかる。
古びたページは、すっかり茶色に変色、めくると、
破れそうだ(少し破れたかも)。
コピーは許されたので、機械のある1階までエレベーターで降りる。
4階から見下ろす吹き抜けの大ホールは美しい。
十数ページのコピーを持って、再チャレンジ。
今度は、堂々と大ホールへの石段に向かってみた。
「ちょっと!」
やはり、入ってはいけないらしい。

 資料を無事、返却したところで、係りの方に聞いてみた。
 「あのホールには入れないのですか?」
 「予約した見学ツアーの方には開放しております。」
 
 「今日は無理なのですね。業務では、どんな時に使うのですか?」
 「いえ、使用しません。」

 「えっ、ではホールの使用目的は何ですか?」
 「何でしょうね。。。」

 そのまま笑顔で見送ってもらった。
最高裁でも不明瞭なことがあるようだ。 

( 次回の閲覧はガードマンの格好で by 農園主 )



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皇居ラン
2012/05/24(Thu)
 昼休みの時間であったが、相変わらず多くのランナーが走っていた。
かつては、週末に3周していた!時期もあるから懐かしいコース。
1周約5キロ、高低差25メートルである。
すぐ脇の新宿通りの交通量はさておき、
お堀の緑と高層ビル群が、融和するなんとも不思議な景色で、
気持ちがいいのだ。

 一方で「何が楽しくて、わざわざ苦しい思いをするのか、理解できない」
よく聞く声である。しかも、マラソン大会に参加すれば、大抵1万円くらいは取られる。
「なんで?」と聞きたくなる方が普通だ。

 320キロを走りぬく鉄人が書いている。 (ディーン・カーナゼス著 「ウルトラマラソンマン」 )

 「多くの登山家は、遠征に出発する前は、彼らの気持ちは高ぶり乱れているが、
ひとたび山に向かえば、カオスの向こうから澄み切った集中力が出てくる。
頂上に辿り着くという明確なゴールが。
山頂に到達するか、失敗するか、二つに一つ。
明快この上ない。」

 「実際の人生では、物事はそんなに明快ではない。
ゴールはしばしば曖昧で捉えがたい。
ほとんどの人は、自分が何を成し遂げるように求められているか、
はっきりと知らない。」

 鉄人も答えを探して走っているという。
再チャレンジしてみようか。

( 君津のあぜ道はスベリそうだ by 農園主 )


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東京さ、行くだ
2012/05/23(Wed)
 久し振りに上京する。
最高裁、書店を巡って、資料を集めた後、
夜は高校の友人たちと会うことになっている。

 君津では、生活に困ることは何もないが、
大きな本屋がないことが寂しい。
どんな本でも、今やネットで購入はできるものの、
手にとって、あっちの本、こっちの本を見ることが面白い。
インクの臭いを嗅ぐのである。

( なぜかトイレに行きたくなる by 農園主 )
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仏像彫り
2012/05/22(Tue)
 義父が数年前から熱心に彫っている。
1本木から、立体的に彫り上げていく。
元来、手先が器用な人とは言え、出来栄えには驚く。

義父手彫りの仏像


 以前、義父と仲間たちの仏像作品展に行ったことがある。
見事な作品が並ぶ会場の中、見学に来られた年配の女性がいた。
静かに仏像に向かって、手を合わせる姿が印象的だった。

 ポレポレ農園のロゴを使った看板彫りを義父にお願いしている。
来園者の記念撮影のスポットになれば、と願っている。

( その時は、ピースサインでもいい by 農園主 )


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家メシ道場
2012/05/21(Mon)
 最近、気に入っている料理本のタイトルである。
サラリーマン時代は興味がなく、台所に立ったことはなかったが、
この1年は平日の夕飯を作るようになった。
今や苦ではないので、好きな方かも知れない。

 腕前は、料理用語に慣れてきた程度。
水を「ヒタヒタ」にするとか、塩「少々」とかに対して、
それって、具体的に何グラムですかっ!と思わなくなったレベル。
当然、残り物で料理をチャッチャとは作れないので、
初級の域は出ない。

 この本がすごいのは、手順が全て3つしか書かれていないこと。
だから、やってみようと思わせる。
「黄金チャーハン」は、レパートリーに完全に組み込まれた一品。
ポイントは、「卵は最初にご飯に混ぜておく、卵かけごはんの要領で」
これで、ごはんが簡単に具合よく、パラパラになる。
誰でも、チャッチャとできるのである。

( 単行本サイズなので、買い出しには必携 by 農園主 )


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シーズン終了します
2012/05/20(Sun)
 いちご狩りシーズンが終了する。
師匠の農園も今日までである。
シーズン中に何度も来園された方が、たくさんおられた。
農園冥利に尽きるというもの。

 来シーズンは、ポレポレ農園のスタート。
イチゴの味も農園の雰囲気も、そして君津のことも、
トータルに気に入っていただけるようにしたい。
 「居心地がいいから、また来たいね」
その声をもらうために、今の準備の時間がある。
栽培技術は無論のこと、
サービスの内容も考えていかなくてはいけない。

 「低いレベルのサービスしか経験していないと、
レベルの高いお客さまはどういう時に満足し、感謝、感激してくれるのか、
雲をつかむようにしか感じない」
(国友隆一著 「帝国ホテル王道のサービス」)

自分で身銭を切って、そういう体験をしなさい、ということらしい。

( どこに遊びに行こうかな by 農園主 )


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新潟の土
2012/05/19(Sat)
 新潟から土が、昨日到着した。
子苗の生育に使う専用の土で、
これをマジカルポット(5月15日 マジカル)に入れる。

 師匠が10年近く前に見つけた土。
その後、君津のイチゴ農家の間で広がり、
今や共同購入の量は750袋(40ℓ/袋)になる。
土の特長は、モミガラ堆肥を含むこと。
排水性に優れ、しかも軽量である。
1袋20Kgないので、女性でも充分に取り扱える。
ちなみに、師匠は2袋を1度に運ぶ。

 ポレポレ農園の育苗ハウス1号には、
6000苗分の50袋を搬入した。
確かに、よそのものよりは軽いが。。。

( 師匠も筋肉痛らしい by 農園主 )


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スミマセン
2012/05/18(Fri)
 「スミマセン」というフレーズは、
大変便利な日本語だと、外国人は言う。
どんなシチュエーションでも使えるから。

 電車から降りる時の 「空けて下さい」、
ビールを注文する時の 「オーダー」、
おまけをもらった時の 「ありがと」、
そして、期待を裏切った時の 「済みません」。

気になるのは、言葉の重みだ。
謝る時の「スミマセン」は、他の時とはニュアンスが違う。
自分の何に対し気が「済まない」のか、
その思いがなければ、相手は戸惑うことになる。

( 尽力せずに言うべからず、でしょ by 農園主 )


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最高裁へ
2012/05/17(Thu)
 いちご狩りをする本圃ハウスの建設工事は、
関係者のご尽力で、6月中の着工にこぎ着けそうである。
補助金の申請手続きもあり、1年がかりの準備になる。

いよいよ、大詰めだが、梅雨・台風・夏場の作業であることから
工程の遅延は予想され、少しでも早く工事を開始したい。

 ところが、
建設業法(と施行令)では、工事の見積から入札までの期間は、
10日以上おくこととされ、止むを得ない場合でも最低5日間とされている。
趣旨は、発注者・受注者、元請け・下請けの対等の立場を保護するため。
わからなくはない。。。
しかし、こちとら急いでいる。 何とかならないものか。
金融機関で仕事していたころは、翌日の入札なんて、ざらだった。

 困ったときは農水省。これまで、何度も助けられている。
農業者には、とことん頼りになる存在である。
「建設業法の適用範囲は、農業者も同じです。遵守すべきものです。」
「それを違反した場合であっても、その契約は無効にならないとする
 判例はあるようです。」

 調べてみた。新潟地裁の昭和28年の判例だ。
残念ながら、新潟地裁のデータベースにはない。古すぎて。
地裁のアドバイスで、最高裁に資料があるという。
話がどんどん、大きくなってきたが、ポレポレ農園のためだ。

 最高裁の閲覧担当者は、落ち着いた口調で調べてくれ、
来週に閲覧の予約を受け付けてもらった。

 さて、明日は苗の病害虫を防除しよう。

( こっちが本業 by 農園主 )


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予測
2012/05/16(Wed)
 相場関係者は、これが仕事と言ってもいいのかも知れない。
ギリシャが本当にユーロを離脱するのかどうか、
毎朝、毎夕のミーティングで、いやっというほど議論されていることだろう。

 農業者の関心事で、重大な「予測」に、天気予報がある。
予報は、よくはずれると言うが、ばかにしたものではない。
テレビでもなじみのある天気図は、地上で同じ気圧を示す等圧線を書いたもので、
これは、地上天気図と言う。
確かに、これだけで予測するのは、さぞかし困難だろうと思っていたが、
気象庁は、しっかりしていた。
気球を上空に飛ばして、高層天気図というものを描く。
同じ気圧をもつ高度を結んだ等高度線を描いたものである。
つまり、三次元的な大気の構造を描き、立体的な絵から天気予報をしている。
わくわくするアプローチではないか。

相場と天気、どちらの予測も裏付けデータを積み上げる大変な作業である。
両者の違いは?
気象庁は、はずれると国民から文句(陰で?)を言われるが、
当たっても喜ばれない。
でも、損はしないのだ。

( 6月1、2週は暑くなるらしい by 農園主 )


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マジカル
2012/05/15(Tue)
 子苗を育てるポットが届いた。プラスチック製の小鉢である。
ただのポットではない。

 師匠は言う。
 「イチゴ作りは、苗作りで80%決まる」

 だから、苗の生活環境(ポット)には、こだわりたい。

 今回、注文したのは、その名も「マジカルポット」。
なにがマジカルかというと、側面にスリットが細かく入っている。

マジカルポット

拡大すると…

マジカルポット(拡大)

これがいい。
排水性だけでなく、通気性にも優れ、夏場の高温障害を防ぐ。
病気にかかりにくい。
そして、根まきしない。スリットから根が出ることで外気に触れ、
古い根の成長が止まる。だから、若い根の発根を促す。
グルグルと古い根が成長してしまう普通のポットとは違う。

 今月末から、子苗取りが始まる。
いよいよ苗作りが本格化するシーズン到来。
さて、栽培技術。
ここでのマジックは。。。

( 誠心誠意 by 農園主 ) 





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ややこしい
2012/05/14(Mon)
 「合成の誤謬(ごびゅう)」とは、
個別主体として真であっても、全体としてみると真となるとは限らないことをいう。
金融関係者が、好んで使う経済用語のひとつである。
ざっくり言うと、ややこしいことの比喩表現と思ってもいい。

 農協法の第一条、
「農業者の経済的社会的地位の向上を図り、
もつて国民経済の発展に寄与することを目的とする。」

 組合員たる農業者の利益のために存在するとされている。
しかし、一方では、農協(JA)も存続のために、
組織全体としては、利潤追求が必要になる。
個々の農家の利益のために仕事をし、組織の利益を積み上げる。
この神業的なビジネスモデル自体が誤謬だったりして。

( ややこしいのである by 農園主 )
 
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人ごみ
2012/05/13(Sun)
 木更津の三井アウトレットパークをのぞきに出かけた。
近所にもかかわらず、今回が初めて。
先月のオープン以来、大変な混雑と報道されていたので
どこでも駐車できるように、オートバイで恐る恐る接近。
ところが、15時過ぎの入場だったせいか、拍子抜けするくらいすんなり入場。
店内、フードコートとも確かに人は多いが、嫌気が差すほどではない。
適度な?混雑で、明るく楽しい雰囲気。
十分家族で遊べるところだ。

 白状すると、それでも目が回った。
原因に思い当たる節がある。
東京から君津に移住して1年。適応力があるのだろう。
この土地では、通りすがりの人、車があると相手の顔を見る。
誰かな?と確認して挨拶するためだ。
車ですれ違いながら、相手に手を上げることは日に何度もある。
これを人ごみでやると、目が回る、のである。

( 知り合いは見つからなかった by 農園主 )




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ラグビースパイク
2012/05/12(Sat)
高校時代のクラスメートが「トレンドライン」を読んで笑ったという。
「変われば変わるものね。農園主も。」
4月28日付の「ポイ捨て」を読んだ感想だ。
「ゴミの分別もできるようになったのね」

しっかりもので優等生だった彼女が、覚えている当時の出来事。
2年生のときだった。
いつも使っている教室が受験用に使われることになり、
将来の新入生のため、クラスで床をピカピカに掃除をした(らしい)。
それを知らず、ラグビースパイクのまま忘れ物を取りに入った輩がいた。
談笑に盛り上がるクラスメートたちが、息を呑むように、一瞬にして凍りついた。

そんな記憶もあるような。。。

 今、彼女の中学生になる息子さんは、ラグビー部に所属しているという。
無事、掃除もできるラガーマンに成長していると聞いた。

( ラガーマンたるもの紳士たれ by 農園主 )


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電柱工事 1本目
2012/05/11(Fri)
千葉県に竜巻注意報が発表される中での移設工事となった。


電柱工事

この電柱はハウス建設の障害になるという理由で、農地から市有地(道路わき)に
移設してもらったもの。例の「傾いた電柱」(4月27日 電柱 その2) とは異なる。
こちらの工事は、もう少し先になりそうである。

工事開始直後に、天気は豹変。突風、雨になるが、作業は続く。
新しい電柱を刺す。電線をつなぐ。古い電柱を抜く。
やがて、カミナリが不気味に鳴り始めた。
さすがに一時、様子を見るが、作業は2時間ほどで終了。
「次がありますので」
びしょ濡れのまま、電柱部隊は去って行った。

( 突風のような人達だった by 農園主 )
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アブラムシと菜の花
2012/05/10(Thu)
昨日の経営会議(夕飯)での議題は、
「ポレポレ農園の菜の花畑の見直しについて」であった。

 未来予想図(HPのトップ参照)では、ハウスの周りに菜の花畑をつくり、
来園者に楽しんでもらうことにしている。
しかし、これにアブラムシが待ったをかけそうだ。

 彼らには、好きな色があった。
黄色、黄緑色、オレンジ色である。
黄色のスポーツカーには虫がつく、というのは伝説ではない。
アブラムシは飛べる(のもいる)ので、上空から色に引き寄せられる。
ハウス内に入り込んで来る事態が予想される。
ちなみに、青・赤・白・濃緑色には無反応。
嫌いな色は、銀色。
畑の周囲にアルミテープを張る農家がいるのは、このためである。
だからと言って、農園中をアルミテープでグルグル巻きにするわけにも
いかない。

「代替案(他の花)ないかな?」
菜の花くらい手がかからず、きれいな花は珍しい。

「うーん。。。」
「ビール、もう一本呑もうか。」

経営方針の決定は先送りされた。
手ごわい相手である。

( 羽を取っちゃうぞ by 農園主 )

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赤とんぼとアブラムシ
2012/05/09(Wed)
 アブラムシが親苗に出た。
ルーペでよく見れば格好はズングリである。
消毒しながら、昔、流行った「あのねのね」の歌を口ずさむ。
♪赤とんぼ 赤とんぼの 羽根を取ったら アブラムシ
アブラムシ アブラムシの 足を取ったら 柿の種♪
最後の「柿の種」が気に入っていた。子供の頃は歌詞を納得していたものだが、
羽を取っても、実はアブラムシには似ていない。

 さらに、新たな事実を知った。
この虫は繁殖に驚く方法を使っている。
寄生する葉の面積は限られているので、混みあってくると、
親は羽根のついた仔を生み、他の葉へ飛び立たせている。
繁殖の秘訣はここにある。

 そうなると、歌詞はこの点からもおかしくなってくる。
羽を取ろうが、取るまいが、そもそも、赤とんぼとアブラムシは
同じでなければいけないことになるからだ。

( 羽を取ったら唐辛子、が正解 by 農園主 )



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税金払いたい
2012/05/08(Tue)
 米国でのデモ報道。
税金の不平等、金持ち優遇への不満があるらしい。
米国の所得税率は、年収が約135万円以下で10%、3000万円以上で35%だそうだ。
日本の5%、40%に比べて確かに傾斜は緩やかなようである。
しかし、不満の元凶は、その使われ方にあるはず。
もし、支払い分のリターンを皆が実感できれば、不平等感や不満もない。
正直、サラリーマン時代は、いやおうなしで給料から徴収され続け、
ただ指をくわえてその「ピンハネ」を許容してきた、と思っていた。

 ところが、ポレポレ農園の準備を始めてから、事情は変わった。
多くの行政機関に仕事を手伝ってもらうようになり、「公僕」の存在に感謝するばかりだ。
これまで、黙ってピンハネされてきて、良かったと真面目に思うのである。
これからも、払いたい心境になっている自分がこわい。

( 黒字にならないと払えないが by 模範的国民 )



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お土産を買う理由
2012/05/07(Mon)
 お金を使うときは、
それに見合った価値があるかどうか、考えるもの。
それでも、
「普通の人が、太っ腹になるときがある。」
「これは、野球観戦、観光旅行など楽しいときに、金払いが急によくなるときである。」
( 徳田賢二著 「おまけより割引してほしい」 )

 時間を使うことに対しては、その分の「費用」を無意識に計算するものだそうだが、
楽しい時間に対しては、「費用ではなく、価値として感じる」という。
すでに得している感があるから、追加出費は、気にしない。

 遊びに行った先で、何か買いたくなるときは、こういう心理だったのだ。
GWでお土産を買い込んだ人は、散財したのではなく、連休を楽しんだということ。

( 買ったのはアジの干物と豆腐だけど by 農園主 )





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カニ殻
2012/05/06(Sun)
 カニ殻菌体有機資材。

カニ殻の肥料

 親苗に与える有機肥料である。
カニ殻は、さすがに粉末になっている。
そこに酵母菌、放線菌、拮抗糸状菌が含まれ、根圏の微生物を活性化する。
根はりを促進する効果がある。

 さらに、イチゴ栽培ではこの菌たちに病原菌の撃退をも期待する。
育苗時期には、タンソ病が大敵。
クラウン(根元)を黒く腐らせ、枯死させる。
伝染力が強いため、苗が全滅することもある恐ろしい病気である。

 このカニ殻に含まれる菌は、病原菌を捕獲する。
磯の臭いがきついが、がまん、がまん。

( ハウス内は海の家のよう by 農園主 )




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五平
2012/05/05(Sat)
 鴨川市の海辺にある旅館である。
義父が若いころから懇意にしているのが縁で、
ご主人には結婚式に出席いただいた経緯がある。
今回の訪問は、それ以来の再会になった。

 俳優の若林豪に昔から似ているダンディなご主人は、86歳になるという。
驚くほど若々しい。それだけではない。にじみ出るやさしいオーラがある。
相手に安心感を与える不思議な雰囲気を持っておられるのだ。
この旅館の魅力のひとつである。

 そして、女将さん。もてなしの達人である。
明るく笑いながら、ポレポレ農園のアドバイスをしてくれた。

「お客さんには、どれだけのもてなしをできるかよ。
とにかく、全神経を集中して観察するの。」
「お客さん同士のお互いの呼び方から、話の内容、声色、靴も」
「自分の神経がおかしくなる位よ」

 昔からの馴染み客が訪れ、皆が自分の家のように振舞う。
この自然さは、二人の人柄と努力に裏打ちされたもの。
それが「五平」なのである。

( 見習いたい by 農園主 ) 

 
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2年前の今日 その2
2012/05/04(Fri)
 大分県中津江村の椎茸農家を訪問させていただいた。
県の品評会では当時10年間連続の受賞(その後も継続中)している方。
その時の訪問メモから。


35歳、10年目の彼は、昔大阪でホテルの調理師をしていた。
田舎暮らしにあこがれて、とにかく僻地であればあるほどいいと選んだのが中津江村。
菌床椎茸は、大分県の就農見学会に参加した時に勧められて始めた。
研究熱心な職人気質で、受賞は当然の結果と納得させられる熱い農家。
でも、いいことばかりではないという。
 「苦しい時に協力できる人の存在は大事。それは、カミさんですね」
ニュージーランド自転車旅行中に知り合った奥さんには絶大な信頼を置く。
農業の厳しさを教えてくれた彼の言葉は印象的だった。

「農業すると魂が出てくる、そのぶつかり合いですよ。カミさんとも」

( すさまじい by 農園主 )


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2年前の今日
2012/05/03(Thu)
 GWの休みを利用して、大分県の竹田市と日田市に出かけている。
目的は農家訪問である。
当時通っていた東京就農準備校にお願いし、元サラリーマンの農家を紹介してもらったのだ。
ピーマン農家の訪問メモを読み返してみた。

 外資系メーカーを60歳で退職され、横須賀から地の利のない大分県に移住。
農地と家が隣接した「優良物件」をネットで5年間探し続け、
見つけたのが大分県竹田市だった。
家の目の前が田畑である好条件に一目ぼれしたらしい。

 作目の決め方もおもしろい。
トマト農家で研修を受けたのだが、収穫時のトマトの重量に懲りて、
運搬が軽いピーマンに決めたというのだ。
「おれは、軽い人間だから」と笑って話していた。

 生産は順調、それどころか2年目には地域では一番の出荷高になる。
農家の仕事は工夫次第と力説する。
しかし、無理がたたって、車の事故を起こしてしまったという。
幸い大ケガには至らなかったが、原因は居眠り運転だった。
「サラリーマンのサガかな」
やり方を反省し、栽培面積を半減させた。
「マイペースを心掛けているよ」

君津でイチゴ農園の準備をしていることを先日報告したら、
「楽しみだね。」
「でも、オーバーペースは禁物ね。」

( マラソンのペース配分が苦手である by 農園主 )




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黄緑色
2012/05/02(Wed)
 色の見え方は、人種によって異なるそうだ。
色弱の差が理由のひとつだが、何よりも、
色を表す言葉がないと、脳は識別できないことになっている。

 アフリカのある部族は、黄緑色の濃淡を何種類にも見分けることができる。
我々には、完全に同じ色にしか見えないのに。
言葉の威力。

 イチゴの新葉は、まさに黄緑色をしている。
観察しながら、もどかしさを感じることが時々ある。
羨ましい。。。
しかし、アフリカのこの部族は、黄緑色と水色の区別はつかないそうだ。


( どっちがいいやら by 農園主 )



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