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「パーフェクトに賛成」
2019/11/19(Tue)
 被災直後から励ましのメールを
送ってくれていた友人。
金融で仕事を始めたころからの
つき合いで20年以上が経つ。
「いつでも(転職して)来いよ」
彼が外資系証券のトップだった時も
熱くしつこい?声援をもらっていた。
そして、今回も
「パーフェクトに賛成。」
そう言って農園再建への考え方を
全面的に支持し、
応援をしてくれていたのだが、
そのメールから6日後、
病気で他界した。

 もっと相談したいこと、
もっと聞きたいことがある。
そして、再建した時には、
新生いちごの感想を聞きたい。

(ずっとそう思ってやっていく by 農園主)

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白い壁
2019/11/17(Sun)
 岩手県釜石市の旅館の話。
この地域の海岸線には新しい防波堤が
高く白くそびえ立つ。
東日本大震災の後に新しくできたものである。
映像でしか見たことはないのだが、
その先に海があることを忘れるほどの
壁であると聞く。

 「壁は作らない。」
そういう結論を自治体との協力の結果、
導いたのが、宝来館の女将である。

 「浜辺の美しい景観を残したい。」
満月の夜には、静かな海面に月光の
白い道が現れるという。
防波堤を作る代わりに、
高所への避難道を整備する。
そういう代替策で対応することに
なったのだそうだ。

 震災で旅館だけでなく自らの命も
危機に瀕した経験のある女将から、
直接、話を聞いた友人が伝えに来てくれた。

(危機対応の答えはひとつではないと by 農園主)


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官と民の逆転現象
2019/11/13(Wed)
 農園を再建するためには、
まずは、その費用を試算しなければならず、
その上でできることとできないことを
決めていかなければいけない。
様々な業者の方々に見積りを
お願いしているのだが、
これが、大方の先からなかなか出てこない。
農家はみんな同じ状況なので、
見積り依頼が殺到していることは間違いない。
津田さん(安房竹材)も、
日中は補修の仕事に駆け回り、
夜は遅くまで見積りの作成に
追われているそうだ。もちろん、休日なし。
「仕方ないですよね。
みんな困っているんですから。」
そういう方ばかりなら我々は待つしかない。
しかし、「残業が厳しくなって。。。」と
言い訳するところもあると聞く。
ここで働き方改革?
確かに、自分の生活は大事、
守られるべきものである。
しかし、人生の中で無理をしなくては
いけない場面は何度かあるものと思う。
農業界に携わっている関係者にとって、
それが今でなくていつなのか。
ディーラーではないので
1分1秒とは言わないが、
各人の初動の遅れが重なって
日程はどんどん遅れてしまっている。
残念なことだ。

 そういう中にあって、
迅速な対応をしてくれているのは、
行政の方々である。
市役所、県庁(農業事務所)の
担当者方の感応度はすこぶる高い。
お願いしたこと、お聞きしたことが
翌日に回答されるのは普通である。
“お役所仕事”と揶揄されるが、
とんでもない。
本気の公僕は凄いのである。

(ホント頼もしい by 農園主)


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お化け屋敷
2019/11/12(Tue)
【写真】パイプが取り除かれたいちごハウスの跡

 壊れたハウスの片付けは進んで、
見た目はスッキリし、
部材が散乱しているものの、
悲惨な姿ではなくなっている。
当初は、曲がったパイプに
ビリビリのビニールがひらひらし、
お化け屋敷のようであった。
目の毒なので、それを早く片付けて、
近隣の方にも安らぎを、と
解体業者の方々には、急いでいただいた。
それでこうして見られる姿にはなった。

 しかし、今度は、
「なんにも、なくなっちゃたのね~」
隣町のお客様がお見えになって、
嫁さんの前で大泣きしている。

(ありがたいことである by 農園主)

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ステーキからの~ 栗
2019/11/10(Sun)
 津田さん(安房竹材)と
再建するハウスの仕様について
打合せをしている。
彼も大忙しで、日中は方々から
補修を頼まれ、夜は見積りの作成に
追われているそうだ。
もちろん、休みはない。
そういうわけで、メールや電話だけでは
こちらの意図がなかなか伝わらない
ところもあって、相互に仕事が終わった後、
夕食にステーキを食べながらの
打合せをする。
酒を呑む余裕はない。(残念ながら)

 強靭なハウスの作りと風からの逃げ方、
双方を併せ持ったハウスはないものか。
使う側と作る側の意見をすり合わせる。
分岐点は、なぜかいつも、
農家が「楽になるか、手間が増えるか」
というところに行きつく。
不思議なものだ。
でもその正解はないのだと思う。
それは仕事の流儀であり、
生き様の現れでもある。
当園の理想像は、彼との会話の積み重ねで、
おぼろげながらも見えてきたように思う。

 3時間を超えるディナー会議の締めは、
栗アイスのデザートで。

(頭使ったね by 農園主)

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