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やっぱり、根っこ
2019/04/23(Tue)
【写真】来シーズンの“かなみひめ”の親苗

 “かなみひめ”の親苗の試作をしている。
昨年10月と11月に採取した苗を比較しながら
生育を観ている。

 育苗ポットからプランターに
植え替えて2週間が経つが、
体長の差が予想以上に出ている。
ランナーからの子苗の採苗は、
親苗の体力によって
スピードが違ってくるものなので、
11月苗は少し心配である。
6月から開始するのでまだ時間の余裕はあり、
結論を出すのは尚早ではあるものの、
体格差は当初の1カ月から開いていて、
キャッチアップできていない印象である。
根張りの重要性を再確認させられる。

(見えないところが難しい by 農園主)

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“じゃじゃ馬娘”の将来に向けて
2019/03/30(Sat)
 “かなみひめ”の親苗の
自家栽培を試している。
「種の保存」のためである。

 こんなにもお客さまから絶大な支持を
いただいている品種にもかかわらず、
手間のかかるじゃじゃ馬娘を扱う農家は
少なくなり(多分ほとんどいない)、
種苗会社は採算が合わなくなったことから、
今年を最後に親苗の提供から撤退する。
あべこべな話でとても残念なことであるが、
これからは独力でこの「種の保存」に
努めなければいけなくなったことは、
紛れもない現実で、大変緊張している。

 先日、最後となる親苗が届いたものの、
来年以降に向けて、すでに自家苗の
試験栽培を前倒しで始めている。

【写真】来シーズンに向けて試験栽培中の“かなみひめ”の自家苗

 昨年10月と11月に定植後の苗から
出現したランナーの先の子苗を切り取り、
それを挿し苗にして保管してきた。
親苗候補である。
奥の緑の葉が10月のもの、
赤い葉が11月である。
寒くなる前に挿し苗をした方が、
根量が多いため、冬の寒さにも
強かったと言えそうだ。

 しかし、きっと赤い枯れた葉の間からも、
これから暖かくなると若い青い葉が次々と
出てくるに違いない。
植物の生命力とはそういうものである。
焦点は、どちらの方がランナーの
出現が多いのか。
親苗の役割はそこにあり、
今後、試験をしていくポイントになろうかと
考えている。

(ファンの皆さまのために by 農園主)

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自家苗への挑戦(かなみひめの保存に向けて)
2018/12/05(Wed)
【写真】“かなみひめ”の挿し苗の様子

 かなみひめの挿し苗の今の様子である。
来年の親苗になる子苗である。
10月に挿した分は、発根量が多いが株は
こじんまりしている。
11月分は、発根がまだまだ少ないが、
意外に株はしっかりとしている。
後者は、挿し苗をした時のランナーが
太かったからだと思われる。
とすると11月分を選好すべきか。
しかし、11月以降は驚くようなこの暖かい
というか暑い天気が続いているので、
その影響は考えておかないと、
来年はまた異なった結果に
なるのかもしれない。

 先日、ハダニの天敵を提供してくれる
メーカーと話をしていたら、
今年は注文が多すぎて、
天敵のダニが足りなくなっているとか。
これも天候の影響といえそうだ。

(想定外からが仕事 by 農園主)

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自家苗への挑戦(かなみひめの危機から)
2018/11/18(Sun)
~その8 リスク分散編

 先月すでに一度挿し苗を試している。
根は順調にポットの下まで降りて、
無事に成育している。
11月になってから、再度、
ランナーからの挿し苗をした。

【写真】“かなみひめ”の挿し苗

 この時期の方が、太いランナーが出てくる。
株の成育状況がよくわかる時期でも
あるので、子孫の選抜がやり易い。
懸念のタンソ病の保菌リスクについては、
気温が下がっていることで
軽減されているものと推測され、
また、マルチをしていることから、
水跳ねがない点も病原菌が拡散しない
好ましい環境と言える。

 ただ、これから寒くなってくると、
根がしっかりと下ろしてくれるのかどうか
そこが心配ではある。
そういうわけで、時期を分けて
挿し苗をしてみたのだが、
さて、どういう違いがでるのか。

(暗中模索 by 農園主)

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自家苗への挑戦(かなみひめの危機から)
2018/10/28(Sun)
~その7 挿し苗開始編

 “かなみひめ”の来シーズンへの準備として、
親苗を試しに育ててみようと思う。
来年はまだ親苗の供給はあるのだが、
それが最後になるので、まずは試験的に。

【写真】かなみひめの挿し苗

 定植した苗から出てくるランナーの先端に
できる若い苗を選んで、挿し苗をする。
若葉の選定基準は、新葉の展開が2枚以内と
名人たちは口をそろえる。
タンソ病のリスクが小さいとされる。
ただ、学術的な根拠はないようだ。
ランナーを通じてタンソ病は伝染する
ことはないので、あくまでも、
保菌している可能性のある苗の中で、
成育する時間帯が短い方がリスクが小さい
という経験則に基づいてものである。

 ちなみに、ランナーの途中にある「節」で
病原菌は止まるというのは、“ただの伝説”
と研究員の方がおっしゃっておられた、

(同業の皆様へ念のため by 農園主)

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