アランとポール ( “純心” 編 )
2017/06/25(Sun)
 ポールが来てから2週間になる。
彼の立ち姿勢が良くなった。
胸を張ってスッと立つようになって来た。
これまでは、下を向いていることが多く、
歩く時もキツネのように周囲を気にしながら、
低い姿勢で歩いていたのだが、
今の環境への安心感が出てきた表れと
とても嬉しく感じている。

【写真】差し出したシロツメクサを見上げながら食べる子ヤギのポール

 そして、何よりも表情が大きく変わった。
当初は視線を合わせようともしなかったのだが、
今や、我々のことをじっと見上げ、
時には目で追うようにもなった。
仲間だと信用し始めているのだと思う。
心の有りようが、瞳そして顔の表情に出る。
それを実感している。
アランはというと、ポールをいつも優しい眼で見ている。

( だからこそ、なのである by 農園主 )

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見守られて
2017/06/23(Fri)
 “ポール”の木彫りを近所の方からいただいた。
実は同じものがすでに1頭いる。色あせてきたが。
以前にアランに似ていると別の方からいただいたものだ。
受付の机の上に置いてあったので、ご存知の方も多いのではないか。
おかげ様で、2頭揃った。

【写真】ポレポレ動物シリーズのヤギ2頭と“ポールくんよろしくね!”と書かれたメッセージカード

 近所のお子さんたちも子ヤギには、興味津々なようで、
遠目にのぞきに来る子もいる。
しかしながら、まだ近くで見てもらうようなことはしていない。
もう少しポールが人に慣れてきたら、と考えている。

― もう少し待ってね。 そうしたら会えるから。
「ハーイ」

聞き分けのいい素直な子たちにも守られてる。

( 頑張れ、ポール by 農園主 )

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アランとポール ( 初めてのブラッシング編 )
2017/06/17(Sat)
 ポールが来てから1週間が経った。
毎日の触れ合いの成果だろうか、
ようやく手からエサを食べるようになった。
大きな進歩である。
表情も随分と明るくなってきた。

【写真】子ヤギのポールが差し出されたシロツメクサを食べている様子

 ただ、いまだに体に触られることには抵抗があるようで、
びくびくして逃げる。
しかし、ブラッシングや体を拭いてあげることは、
衛生的に必要なことである。

 アランにブラシをかけた後、ポールにも初めてブラッシングを試みた。
やはり嫌がって小さな鳴き声をあげて逃げる。
すると、そこへアランがやって来て頭でポールの体を押さえた。
「気持ちいいから、やってもらいな」 そう言っているかのように。
ポールも落ち着いて、短い時間ながら初めてのブラッシングを受け入れた。
アランの気遣いに感動するばかりの朝であった。

【写真】農園主にブラッシングされているポールに優しく寄り添うアラン


( 頼もしい by 農園主 )

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アランとポール ( “弱虫ポール” 編 )
2017/06/14(Wed)
 ポールは、アランにすっかり懐いた様子である。
アランのためにも本当に良かったと胸をなで下ろしている。

 それはいいのだが、困ったことがある。
ポールはどうやらとても臆病で、人への警戒心が強い。
体に触れられることも嫌がり、逃げ出す始末である。
最初は新しい環境に慣れないせいか、と思っていたが、
なかなか打ち解けない。
もしや何かトラウマでもあるのではないか、と心配して
譲っていただいた牧場の飼育員の方に相談をした。
もちろん、個体差はあるが、どうやら、除角の手術の時に
痛くて怖い思いをした可能性もありそうだ。
なるほど。
しかし、これは当園でお客様と触れ合う以上は、
避けられない手術であり、アランも乗り越えてきたことでもある。
原因さえ分かれば、対処の仕方はあるはずだ。

 多分、このままアランにベッタリと頼っていては、
我々との距離は縮まらない。
そこで試みとして、サークル内の狭い空間で少しだけ孤立させ、
エサを与えながら、我々と触れ合う機会を増やしていこうと考えている。
先は長いかも知れないが、時間をかけて。

【写真】小屋からそっと顔をのぞかせて、こちらを見つめる子ヤギのポール

( ”信頼”とはそういう類いのものだから by 農園主 )

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アランとポール ( アニキ 編 )
2017/06/13(Tue)
 アランが幼いポールにまとわりつかれて困っていた様子だったので、
少し様子を見ようと、ポールを小屋の前にある2m四方のサークル内に入れて、
アランと距離を置いてみることにした。
ところが、アランは時々そこに覗きにやって来るではないか。
あれ?もしや気になる?
ならばと対面させてみるとアランは”得意の変顔”をしながら(嬉しい時の表情)、
我々の方に駆け寄って来た。
「ポールが出て来たよ~」と言わんばかりに。
その後は、とても仲睦まじく連れだって草を食べて歩く。
まるで美味しい草を教えているように。
そして、頭をぶつけるヤギ特有の挨拶も弟分に教えている。
強くぶつけることはせずに、そっと。

【写真】アランが子ヤギのポールに頭突きを教えているところ

( やっぱり、優しいのである by 農園主 )

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