青空で上機嫌へ
2017/10/18(Wed)
 久し振りの晴れ間であった。
アランとポールの小屋を朝から大掃除する。
床板も洗って、陽に当てて。

【写真】久し振りの晴天の下、アランとポールの小屋の板とマットを干しているところ

 我々が小屋をきれいにしていることを
アランもポールも知っているので、
普段なら「手伝おうか?」という顔をして
周りをうろうろする。
しかし、今日は久し振りに外の草が
食べられるとあって、せっせと頬張るほうが忙しい。
時々、チラチラと気にしながらも。

 「明日からまた雨続きでしょ」
2頭とも明日からの天気のくずれを分かっているのか、
終日、胃袋にできるだけ溜め込もうと懸命であった。
小屋がきれいで満腹だと、2頭とも機嫌がいい。

(今晩は気持ちよく寝てほしい by 農園主)

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アランとポール ( 背伸び 編 )
2017/10/09(Mon)
【写真】アランフィールドの柵に前足をかけて立ち上がってエサを食べるアランと順番待ちをするポール

 ポールがアランの真似をして、
エサをねだるようになった。
精一杯の背伸びをして。
その呼び声も大きくなってきて、
幼気な“エ~、エ~”という声が
遠くまで届くようになった。
アラン・フィールド内では、自由に駆け回ったり、
登り台の上でひとりで座ってみたりと、
アランと離れて、マイペースで過ごすことも
できるようになった。まだ、わずかな時間だが。

 エサを2頭にあげると、アランの角で、
相変わらず払われたりしているが、
それをヒラリ、ヒラリと上手に交わしながら、
ちゃんと食べている。
そして、それぞれに満腹になると、ご機嫌になって、
お互いに短い尻尾を振りながら、頭突きをして遊び始める。

(日に日に愛らしくなっている by 農園主)

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アランとポール ( アランへの試み 編 )
2017/10/04(Wed)
 相変わらずポールは、アランのことが大好きである。
夜はそれぞれの小屋で寝るようにしているが、
朝になって小屋から出すと、ぴゅーっと隣の小屋に
まっしぐらに向かう。

【写真】アランの背中に前足をかけて乗ろうとするポール

 そして、日中アラン・フィールド内で
二頭並んで草を食べている時は
とてものんびりした光景なのだが、
我々が外から餌を持ち込むと、
例えば、ニンジンとか枝豆の葉とか、
こういう場合には、空気が変わる。
アランは、角でポールを追い払いながら食べる。
独り占めしたいのである。
ポールは「エ、エ~」と幼気な声をだしながら、
さっと逃げては食べる、を繰り返す。
これらは動物の本能である。
強いものが餌をまずは独占し、
残りものをその他のものが食べる。
ライオンは、狩りすらしないオスが
獲物の一番いいところを頂く。
狩りをしたメスたちや子どもはその後である。

 それは理解の上で、今まで彼らの秩序に
任せていたのだが、賢いアランなら
その本能を超越した“少し、譲ってやるか”を
実現できるのではないかという期待感が膨らみ、
訓練というか、教育を始めた。
アランがポールを追い払う行動をすると、
すぐにアランのそばに行ってその餌から遠ざける。
もちろん、本気で怒って対峙する。
すると、アランはこちらの剣幕に驚いて、
「グゥ~」と声を出して、悲しそうな顔をする。
涙が出そうな思いだが、
「アラン、お前ならできる。」
熱くそう語りかけていると、
スッと視界の下の方に白い物体が見えた。
小さな細い体を精一杯大きくみせるように、
ポールが胸を張って割って入っている。
「お兄ちゃんと喧嘩するな」
と言わんばかりに。

( そうだよな by 農園主 )

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禅とアラン
2017/10/01(Sun)
 禅の本を読んでいたら、恐れ多いが、
ちょっぴり違和感を感じた文脈があった。
「“問う”ということは、
問うものが自己を実在から引き離してみた時、
はじめて可能になる。
これは、われわれ人間にだけ許された特権である。
動物には、とうていこのようなことはあり得ない。
かれらはただ存在を生きるだけである。
問いなどというものは、かれらには全然ない。
かれらは幸福でもなければ、不幸でもない。
ただ、物事を来るがままに受けるだけである。」
( 「禅」 鈴木大拙 著 )

 多分、アランと出会う前であればすんなりと
読み進めていたと思うが、今は違う。
彼は、食べたり遊んだりする以外にも、
色々な楽しみを持っている。
例えば、好きな人を待つこと。
われわれではなく、それは、散歩のついでに餌を
持ってきてくれる方だったり、
ただ話をするためにだけ会いに来る方だったり。
いつもの時間になると、のぼり台に上がって、
遠くを見つめるように探している。
「今日は、会えるだろうか?」
「昨日は、どうして来てくれなかったの?」 と。

 擬人化する意図は毛頭ないが、
皆さまから幸せも失望もたくさんもらっていると思う。

【写真】アランフィールド近くに仲良く座ってこちらを見るアランとポール

( そう願っている by 農園主 )

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アランとポール ( 定植終了 編 )
2017/09/27(Wed)
 アランが自分の小屋で、珍しくおねしょをした。
キレイ好きなので、いつもは小屋の外に出て
すますのだが。。。
あまり構ってやれないと、時々こうなる。
定植作業で一日中、お互いに姿は見えるのに、
全く触れ合う時間がないからだと思う。
「定植なら、忙しいよね、仕方ないよね」
そんな風に聞き分けがいいわけではない。

【写真】シンクロした姿勢で仲良く草を食べるアランとポール

 “君津のお母さん” たちのおかげで、
今年も無事に、12,000の全ての苗を植え終わった。
明日からは、アランとポールの相手をする時間が、
できるはずだが、予報は雨のようである。 残念。

( また、おねしょ、かな? by 農園主 )


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