離れていても
2017/04/05(Wed)
 「こんにちは。お久し振りで~す。」 直売に訪れた女性。
 ― あれ~、お元気そうですね。

 開園当初から応援してくれた方である。 当時は地元の情報誌の編集の仕事をされており、
とてもユニークな当園の紹介を掲載していただいた。
師匠以外に知り合いのいない我々にとって、とても心強い味方であったことを思い出す。
その後は、お父様の東京でのお仕事を手伝われており、忙しい合間に来園していただいた。
「これね、作ったの。 5周年記念に。 10年目指して頑張って」

【写真】ポレポレ農園スタッフ全員が勢揃いした粘土細工

 なんと、粘土細工の当園の模型である。
いちごのハウス、アラン、クロ、トラ、そして我々夫婦が勢揃いしている。

( いつまでも、見守っていただいている by 農園主 )

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モミガラの山
2016/11/15(Tue)
 仲間の米農家からモミガラを分けてもらった。
埋もれてしまいそうなくらい山積みになっている。(まだまだ出るそうだ)
来シーズンの親苗のプランターに使うためである。
彼は大学を出てすぐに実家の米農家を継いだ。
地元の休耕田を一手に引き受け、大規模に稲作を展開している。
大きな倉庫や大型トラクターなどの設備投資もしてきた。
最近では、「米一本では不安なので、次の柱も考えていかないと」
他の作目にも積極的かつこれまた大規模に挑戦している。
人手が必要になることもあるそうだが、
「売上げや収益から逆算していくと当然のこと」と厭わない。
イチゴとは栽培や経営形態は異なるが、見習うべきは、向上心だけでなく、
それをすぐ実行に移す行動力である。
閑話休題。
大袋にモミガラを5袋ほどいただいた。
軽いはずのモミガラを詰め込む。
袋一杯になると何やら、ずっしりと重くなった。

【写真】モミガラの山を崩してモミガラをスコップで袋に詰めている様子

( 誰だってもがいている by 農園主 )

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Consistency(一貫性)
2016/11/03(Thu)
 当園によく通ってくれる肥料メーカーの営業の人から、
“名人”と呼ばれる方々の最近のイチゴの様子を見せてもらった。
ツヤのある葉が生き生きとしていて、流石であった。
しかし、こういう方々でも今年の夏場の育苗は天候不順で苦労したそうである。

 栽培のポイントを聞いてみると、答えは意外にも簡単だった。
葉かきをすること、灌水量、遮光時間を天候に合わせること、だそうだ。
それなら、当園でもやっていることであり、どの農家でも同じである。
しかし、写真を眺めながら感じたのは、
イチゴだけでなく、畝の作り方、ハウスの整備にいたるまで、全てが美しいこと。
きっと、ひとつひとつ手を抜かないのであろう。その積み重ねの成果である。

( これが一番難しい by 農園主 )

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探究心
2016/09/19(Mon)
 「そんなことやっているの? だから上手くいかないんだよ」
毎年この時期に訪問するイチゴ農家の大先輩がいる。相変わらず厳しい指摘だ。
トマト栽培も大きく手掛けており、常に栽培技術の進化を目指している。
昨年は、トマトのハウスをコンピューター制御にするために莫大な設備投資をしている。

 「肥料はね、イチゴが望む状態に常にすること。 トマトもその応用だよ。」
ちなみにこの方は、自分で肥料の単肥(元素)を輸入元から取り寄せて配合までする。

 国内で市販される肥料価格が高すぎるという批判が報道されている。
韓国と比べて3~7倍の価格差があるとも言われ、
行政から肥料を製造・販売する業者に指導が始まった。
そんな世の中のことは気にも留めず、淡々と自分の仕事を進めている人もいるのである。

( 刺激的だ by 農園主 )

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南部美人と風韻
2016/07/28(Thu)
 いちご農家として、1年目のシーズンを終えたばかりの若者がいる。
岩手県の農園である。
遠路はるばる、何度目の来園であろうか、
今回も重い土産(好物)を持参してわざわざ報告に来てくれた。

【写真】岩手の地酒 “南部美人” と “風韻”

 「ずっと、ブレまくりでしたよ。でも、楽しかったです。」
彼の最初の言葉である。
開園準備から始まり、シーズン中の悩みも聞いてきたので、
手応えのある表情を見てとても頼もしかった。
栽培のこと、販売のこと、いちご狩りの運営のこと、
全ては思い通りにならなかったはずである。
それでも、ご家族で“経営会議”の議論を積み重ねて答えを探していく。
だからこそ“面白い”のであろう。
壁にぶつかって、悩んで、考えて。また進んで、ぶつかって。
そういう繰り返しは、決して格好悪くない。
真摯に取り組めば、当たり前のことだ。
そして、来シーズン。 このテーマになると彼の質問は増々止まらない。
不安を一杯かかえているからである。
自分も師匠に同じことをしてきたし、また今後もそうであろう。

( 不安の先にこそ未来は開ける by 農園主 )

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