ミツバチたち 2016年 (本当の花の香りと色について)
2016/11/22(Tue)
 ハウス内の室温を少し上げて25℃程度で管理を始めた。
そろそろ葉の草勢を強めたいからである。
ミツバチの活動にも快適な気温なので、せっせと花に飛来する。
葉の陰に隠れた花々もちゃんと見つけられているだろうかと心配するが、
ミツバチたちはちゃんと見つけている。

【写真】ミツバチがいちごの花の受粉作業をしているところ

 ミツバチは主に嗅覚、そして視覚で花のありかを見つける。
イチゴの花の香りは我々には全く感じられないが、どんな匂いがしているのだろうか。
また、色覚は他の昆虫同様に紫外線を見ることができるので、
我々の見ている視界とは全くの別世界なはずである。
イチゴの白い花はどんな色に映っているのだろうか。
同じ対象物への感覚なのに何とも不可思議なことである。

( 想像は膨らむ by 農園主 )

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ミツバチと七夕
2016/11/07(Mon)
【写真】養蜂屋さんに届けてもらったミツバチの巣箱

 今年のミツバチがやって来た。
毎年イチゴの花が咲き始める11月に養蜂屋さんから巣箱を借りている。
お会いするのは、昨シーズンの巣箱をお返しした5月以来なので、
半年ぶりの再会になる。
我々が夏場の育苗期に、長雨で苗つくりに苦労している間、
蜂屋さんも今年は大変だったと聞いた。
雨だとハチは巣から出ない(働かない)ので、巣箱内には栄養分が蓄えられず、
ハチの数がなかなか増えなかったそうである。
しかし、そこはプロ。 きっちりと仕事は仕上げてくる。

 考えてみると、不思議な関係である。
この時に照準を合わせて、半年間それぞれに自分の仕事をする。
苗を育て、ハチを育てる。
そして、お互いの苦労を労いながら再会するのである。
イチゴ屋にとっては、かけがえのないパートナーである。

( 織姫と彦星のように by 農園主 )

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ミツバチたち2016年 (ロイヤルゼリー)
2016/04/07(Thu)
【写真】女王蜂の幼虫が入っている巣穴のかけら

 女王蜂の巣穴とロイヤルゼリー(白い部分)だ。
養蜂屋さんから見せてもらった。当園の巣箱にあったものである。
ロイヤルゼリーは、健康食品や美容商品としてよく耳にする。
舐めてみた。。。 サワークリームのような味と舌触りだが、決して美味ではない。
 聞けば、このゼリーが入っている巣穴に産み付けられると“女王蜂”になるそうだ。
普通の働きバチと遺伝子的に差異はなく、栄養の違い。
生涯その栄養を摂取することで、体長は働き蜂の3倍、寿命は30倍になる。
いわば、環境が女王を作り上げるのである。

( “リーダー論”も教えてくれる by 農園主 )

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ミツバチたち 2016年( 分蜂のこと )
2016/03/30(Wed)
 イチゴの受粉を助けてもらうため、本舗ハウス内にはミツバチの巣箱が置いてある。
さらに、屋外にも置いてあるが、これは予備の巣箱である。(なんと全てレンタル)
ミツバチは、突然に機嫌が悪くなって巣箱から出て来なくなることがしばしば。
環境が良くないために女王バチが卵を産まなくなることも。
また、過去にはミツバチの病気が流行したこともあるので、
予備の巣箱はこうした事態へのリスクヘッジである。
今年は、順調に働いてくれているので、
予備はコストになったが、保険とはそういうものだ。

【写真】三郎畑のサヤエンドウの支柱に群がる分蜂途中のミツバチたちの様子

 その巣箱から「分蜂」が起きた。
驚くほどのミツバチの数が巣から飛び出し、ブンブンと空中を飛び回り、
数メートル先の三郎畑へ。
サヤエンドウの支柱に集合し、
高さ60センチ、幅40センチほどの大集団になったではないか。
真ん中には、女王蜂がいるという。出て行くのは、必ず古い女王蜂である。
新しい女王蜂が生まれると、母親である古い女王蜂は働きバチの一部を連れて、
巣を出て行く。なんとも潔い世代交代なのである。
ただし、その後の巣箱内では次女たちとの間で闘いがあるそうである。
ちなみに、この集団は目当ての新しい巣へ向かって翌日旅立って行った。
面白いのは、半数くらいが古い巣箱に戻ったことである。

( “組織論”を教えてくれる by 農園主 )
 
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ミツバチたち 2016年 ( 春本番 )
2016/03/17(Thu)
 20℃を超える気温では、とてもよく働く。
この陽気で、ハチの巣をつつかなくとも巣の入口は大変な騒ぎになっている。

【写真】巣箱の入口の群がり忙しそうなミツバチたち

 寒い冬の間でも気温が10℃あれば、巣から出動するのだが、条件はうるさい。
晴れていること、そして出勤時間は昼である。
働きバチの名を疑う?が、そもそも昆虫は変温動物なのだから、越冬すらできない。
それに対して、ミツバチは体を寄せ合って体温を高め、巣温を維持することができる。
彼女ら(働きバチはメスだけである)の働きがあってこそ、イチゴの結実がある。
暖かくなって来て、あらためて感じる。

( 愛おしい騒ぎ by 農園主 )

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