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実力の意味
2018/08/19(Sun)
 会社に入って少し慣れてくると、
徐々に周りが見え始める。
すると、何もしていない(ように見える)
オジサンが結構、偉い席に座っている
ことに気が付く。あれっ、なぜ?
答えは
「若いころはそれなりに頑張ったから。」
だと思う。

【写真】“紅ほっぺ”の子苗の様子

 イチゴの葉はどんどん展開していく。
放っておけば、簡単に10枚を超える。
しかし、光合成の働きをして一生懸命に
生成しているのは、若い3枚の葉が
その6割を占めている。
まさに主力であるので、育苗中の葉数も
そこに合わせて育てていく。
ちなみに、果実を生らせる時は
7~8枚が理想。
それ以上は、創造するよりも
自ら消費する方が多くなり、
摘葉することになる。
過去の栄光はここでは無意味であり、
純粋に実力主義である。

(自然界はとても厳しい by 農園主)

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自家苗への挑戦 (かなみひめの危機から)
2018/08/16(Thu)
~その3 学術的に次のピンチ

 親苗を自家栽培している熟練の農家で、
タンソ病の問題なく、育ててている方が
おられることは事実である。
それは偶然なのか、技術力なのか。
「自分で作る苗が、一番信用できる」
そう断言する生産者もおられる。

【写真】千葉県暖地園芸研究所の施設風景

 千葉県館山市にある
「暖地園芸研究所」を訪ねた。
県の機関で、イチゴの病気について
大変詳しい方がおられる。
数年前に県内でタンソ病が蔓延した時に
勉強会の講師をしていただいた経緯があり、
とても信頼している方だ。

“かなみひめ”の今般のあらましを説明し、
自家苗の栽培をする上で、
注意すべき問題点を相談した。

「ポレポレ農園さんの育苗ハウスは、
風通しや架台設備などの環境面は、
問題ないと思います。」

「また、定植後の健全な株のランナーから、
挿し苗をしていくのであれば、
(菌は体内から伝染することはないので)
タンソ病の問題はクリアできると思います。」

― 本当ですか。それは嬉しい話です。

「しかし、ですね。。。」

― しかし、ですか?

「はい、今後、毎年親苗をご自分で
栽培していくとなると、
ウィルス(植物性)による
病気のリスクが出てきます。
国内では、ウィルスによる発病の事例は
ほとんど聞かれなくなっているのですが、
アブラムシなどを媒介して
植物性のウィルスに感染すると、
枯れるまでにいたらなくても
年々、株に生気がなくなっていきますので、
注意が必要です。」

― そうでしたか。。。それは盲点でした。

 ちなみに菌とウィルスは異なるそうだ。
前者は細胞を持つ生き物だが、
後者は寄生しないと繁殖できない。
形がないだけに退治が難しいとも言える。

( つづく by 農園主 )

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葉っぱの数
2018/08/15(Wed)
 苗の切り離しを終えてから2週間がたち、
最初の葉かきを始めた。
この時期は1週間で1枚の葉が展開して
いくので、古い2枚の葉を剪定していく。

【写真】“おいCベリー”の子苗の様子

 “おいCベリー”の葉はまだまだ
小さくてか弱く見えるが、
根はしっかりと張り始めていた。

(いい調子である by 農園主)

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表と裏と
2018/08/12(Sun)
 苗たちは、数日で表情が変わるので
調子のいい時がずっと続くことはない。
今朝の水やりをしていたら、
「あれ?“やよいひめ”にアブラムシ?」
表面の葉はきれいでも、裏には、
そういうことがある。

【写真】“やよいひめ”の子苗の様子


 最近の虫退治は気門封鎖剤を使う。
簡単に言うと、虫にかけて物理的に
固めてしまうものだ。
紅バナやデンプンでできているので、
苗に優しいだけでなく、農薬のように
虫の抵抗性ができない。
「安全・安心」などとわざわざ謳う
ことなく、農家はみんな自然に
そういう作り方をしているものである。

(仕事ですから by 農園主)

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筋力アップ
2018/08/10(Fri)
 切り離した子苗たちは、
元気に独立の道を進んでいる。
根張りが弱いと切り離されたショックで
元気がなくなったりすることもあるのだが、
順調である。

【写真】真上から見た子苗の様子

 ここからは、栄養分をバランス良く
施肥をしていく。
固形肥料、液肥、葉面散布。
前者は、根から長期的に与える。
液肥、葉面散布は即効性がある。
葉の様子を見ながらコンビネーションを
考えていく。

 まだ、今は弱々しい苗であるが、
2週間もすれば、きっと筋肉が
つき始めているはず。

(ここから by 農園主)

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