バカの季節
2016/03/28(Mon)
 「バカ持ってきたよ」
“バカ”が今年も来た。師匠とトモ子さんが毎年届けてくれる。
地元でも特に大きく美味しいバカ貝であるので、いつも楽しみにしている。
一般的には、「アオヤギ」といった方が通りがよいかも知れないが、
この辺りでは“バカ”なのである。
茹でてよし、焼いてよし、フライでもよし。

【写真】ゆでたバカ貝

 実は、もうひとつ楽しみにしていることがある。
この時期は、来シーズンのことを視野に入れて色々と悩むことが多い。
栽培のこと、育苗のこと、品種のことなど尽きないのである。
それをこの“バカ”のタイミングで、当園のイチゴを師匠に見てもらいながら、
質問攻めにできるのである。
毎年、聞きたいことは少しずつ変わっているのだが、
ただ、それが進歩している結果なのか、それとも、もがいていて堂々巡りなのか。。。
どっちにしても、師匠とトモ子さんがいるから、何とかここまでやって来られているのは、
間違いないのである。

( まだまだ、よちよち歩きだ by 農園主 )

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師匠の代理人
2015/12/15(Tue)
 “固唾を呑んで見守る”とはこういうことを言うのだろうか。
2歳になる男の子が当園の今年“初”のいちごにパクつく。
小さい子は、ただでさえ正直、好みでなければペッと吐き出す人種だ。
しかも実は、この子は師匠のお孫さん。
大のいちご好き、生まれながらにして最高級のものを食している。

 見ていて緊張しないわけがない。
何を言わずともヘタの方から黙って食べるところは、流石だ。
一口目は小さく。まるで確かめるように。
見ている方はこの瞬間が一番きつい。
吐き出すか、二口目にいくか、の分かれ道だ。
「ぱくっ、ぱくぱく」
すると先に行くにつれてペースは速まり、先端まで一気に食べると、
なんと、次のいちごを求めて手を出したではないか。
やった、思わずガッツポーズが出てしまう。
しまいには、三つ目を求め、母親の制止を振り切って泣き叫ぶのであった。
おかげで、今シーズンも何とか自信を持って開幕できそうだ。

[写真]真っ赤に色付いた大粒のおいCベリー

( かいくんの御墨付き by 農園主 )

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水やり3年
2015/08/06(Thu)
 師匠にそう言われて4年目になった。
残念ながら、コツが掴めたという感触はまだない。
苗たちに水をかければいいだけの作業なのだが、これが難しい。
 例えば、この猛暑。 当然、土は乾きやすい。
その度に1日に何度も灌水できれば、楽なのであるが、
病気予防のためには苗自身や土の表面はできるだけ乾いた状態にしておきたい。
そのために、早朝の水遣り1回が勝負になる。
その日の天気、気温、風の強さと風向きを考えながら加減し、
土の乾き過ぎによって、苗を萎れさせないようにする。
 毎朝、2時間の集中が日課である。

( 修行僧のよう by 農園主 )

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オン・スケ
2015/07/20(Mon)
[写真]親苗を切り離したばかりの育苗ハウスの様子

 子苗の数が4品種全て揃ったので、親苗から切り離す。
親苗の役割が4ヵ月間で終えることになるのは、毎年寂しいが、
何とか第一関門を突破できたことには安堵する。

 満点というわけにはいかないが、スケジュール通りに進捗しているので、
とりあえず及第点、と勝手に自己評価をしている。
根拠はある。師匠から「適期に遅れないことが基本」と教わって来たからだ。
イチゴを始め植物の生命力は、凄まじいものがある。
それは確かだが、それを生かすのもタイミング次第である。

( だからこそ、今日にこだわる by 農園主 )

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ずっと先の先
2015/05/29(Fri)
 シーズンが無事に終了したことを報告しに師匠の家に出かけた。
お孫さんたちの大好物であるドーナツを持参して。
いつお邪魔しても明るいご家族との団らんはホッとできる。

 さて、師匠の頭の中。もう今年のことはないようだ。
来シーズンに向けた様々な興味で占有されている。
品種、育苗用の土の種類、育苗ポットのこと等々。
今年も新しいことを次々に試しに行くと言う。
そして、若輩者の私の意見にも耳を傾ける。
チャレンジ精神と柔軟な姿勢が、”一流の証し”とあらためて思う。
その背中はいつまでたっても見えて来ないのである。

( 駆けっこは得意だったのだが by 農園主 )

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