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縄文人の時間
2019/05/14(Tue)
 青森県の三内丸山遺跡は、
1500年間もの間、継続された工事だった
と言われる。

「縄文人は何世代にもわたって、
絶え間なく手を加え、
常に作り続けていた。
つまり、どんなものがいつできるか
ということよりも、
バトンタッチを繰り返しながら、
それぞれの人々が、今、作っていることに
参画しているという事実のほうに重きを
おいていたのです。」
( 「生命の逆襲」福岡伸一著 )

 未完成を続けることにこそ
意味があったということである。

 先日、縄文人の全ゲノムが
解析されたという。
復元された顔の表情は、
知人のようで驚いた。
そのはず、本州の私たちはその遺伝子を
10%引き継いでいるそうだ。
しかし、“短期間の効率性”ばかりを
追求し、評価する現代人の価値観とは
まるで違うことに本当はもっと驚かなくては
いけないのかも知れない。
ちなみに、縄文の人々は、
狩りと採集で生計を立てていて、
1日に2~3時間の労働時間だった
とされる。

「私たちの社会は時代とともに
急速な進化と発展を遂げ、
幸福で豊かな生活を
手にすることができた、というのは
一種の幻想なのかもしれません。」(同著)

(あの縄文人、なんか知ってる by 農園主)

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皆勤賞
2019/04/01(Mon)
 4月になった。
新年度入りである。
会社人なら、昨年度にどんなに
収益を上げていようが、
大損をしてしていようが、
全てがゼロクリアされ、
新しい成績表がスタートする日である。

 先月の春休み直前のこと、
近所の小学生たちが楽しそうに農園の前を
下校していく途中に出会った。
「今日で学校は終わり?
通知表はどうだった?」
と聞くと、
3人の男の子たちは「何のこと?」
と言う顔をした後に、
「うん、一日も休まなかったよ。
かいきんしょう~」
自慢そうに口を揃えた。

 休まずに続けることの難しさは、
大人も子供もいっしょ。
損益ばかりでなく、
そういうところも大事だと
農家になって、つくづく思うことである。

(令和な世の中へ by 農園主)

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ちょっとショックな数字
2019/02/21(Thu)
 米ギャラップ社によれば、
企業の従業員の“仕事への熱意”を
調査したところ、
「熱意あふれる社員」の割合は
米国が32%に対し、
日本は6%だったという。
しかも、
「周囲に不満をまき散らしている
無気力な社員」が24%、
「やる気のない社員」は70%
という結果なのだそうだ。
20年間会社勤めをしていたが、
そこまで?と驚く。

 もしかしたら、「誰か人のために」
そういう気持ちで仕事をしてみたら、
変わるのではないか、と思う。
お金や地位を目標にすることも、
もちろん仕事のやる気スイッチには
違いないのだが、それだけでもない。
お客様第一という建前を
申し上げたいわけではない。
具体的に「この人のために」
そういう思いがあるのとないのとでは、
仕事や人生の喜怒哀楽の意味が、
大きく変わってくるような気がする。
気持ちの支えは、そういうところにある。

(大事な方のために by 農園主)


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若い受験生たちへ
2019/02/07(Thu)
 合否が発表され始めている時期だと思う。
君たちは、志望校への“扉”を
自らの努力でこじ開けた。
中にはそれがセカンドベストの扉で
ある人もいるだろう。
しかし、開けたことに変わりはない。
その勢いで、次々と新しい扉を
開け続けて行ってほしい。
大人になると、なぜか勇気がなくなって、
新しいことへの挑戦が億劫になっていく。
でも、君たちの「合格しました」という
未来への希望に満ちた声を聞くと、
緊張感とともに心がとても弾む。
本当によく頑張ったね、おめでとう。
人生はこれから無限に広がる。
挑戦し続けようぜ。

(明日から by 農園主)

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御恩返し
2018/12/06(Thu)
 20年前、息も絶え絶えだった
日産自動車は、仏ルノーと提携したことで、
自社の部材の調達コストがいかに割高で
あるのかを知り、(25~30%)、
驚きとともに明確な目標ができたという。
系列の弊害を自覚でき、
リバイバルプランの基本となっていく。
その意味では、外的ショックなくして、
再生はなかったと言える。

 しかし、今やその恩義を忘れて、
「ルノーが日産の技術を欲しがり、
合併を画策している、技術を守らねば」
と国を挙げての論調である。
確かにゴーン氏の強欲さには、
聞いていてこちらが恥ずかしくなるばかりであるが
それとこれとは切り離して考えなくてはならない
事柄だと思われる。
我々、日本人の美意識として、
命の恩人にどうして足がむけられようか。
共存共栄の道を探さなくてはならない。

「御恩返し」 と 「ゴーン帰し」。

(お後がよろしいようで by 農園主)


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