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強がりの楽観論
2019/08/10(Sat)
“何とかなるでしょ”
新しくイチゴ農家になりたい
という人には、禁句である。
なぜなら、何とかならないからである。
そういう気持ちで準備をしていると、
必ず失敗する。それも多分、致命的に。
楽観的なことは、度量が大きいように
見えるが、それは緻密な精査の上に
根拠のある判断を積み重ねた結果、
最後に残ったどうにもならないリスクを
享受するという意味においてのみ、
成立することだと思う。
そうでないなら、ただの世間知らず
と言われても、仕方がない。
決して失敗しないために、
取れるリスクとそうでないリスクを
どこまで認識できているのか、
営農開始後にその差はどんどん大きく
なっていくはずである。

(悲観的でいい時もある by 農園主)

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ダサくて何がわるい パート2
2019/07/13(Sat)
 決してわるくない。
ただ、ダサいだけでは芸がないので、
リズム感はどうにか養いたいと思う。
間というかタイミングというのだろうか。
物事には、必ず流れというものがあって、
それに乗ることで努力は初めて開花する。
それはラッキーとかアンラッキーとか、
そういう主観的なものでは決してない。
例えば、相場に臨んでいて、
「買っておけば良かった」と
「どうして買っちまったんだ」とは、
同じ敗者でも全く種類が違う。
前者は永遠に勝てないが、後者は、
流れに乗れば勝てるチャンスがある。
両者がともに下調べが万全という前提だが
そこには埋められない差がある。

 だから、テンポよくリズムを刻めるように
なりたい。それは、多分、常にアクションを
起こし続けている人だけが、できる芸当。
だから、“Let’s dance”。

(音痴だけど by 農園主)

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ダサくて何がわるい
2019/07/12(Fri)
「最後には道を過(あやま)たず、
理にかなったものだけが残る。
逆に言えば、道理を外れれば、
いつかしっぺ返しを食らう。
自浄作用がなくなったとき、
そのシステムは終わる。」
(「ノーサイド・ゲーム」池井戸潤著)

 仕事を始めた時には、どんな人でも
理想を持ち、お客様のためにと
心弾んでいたはず。
しかし、時間の経過は
とても大きなうねりとなって、
いつの間にか「合理化」とか「効率化」
という耳障りのいい言葉のもとで、
自分都合の「手抜き」や「儲け主義」に
理想が化けていく。
あの時の気持ちはどこへ?
となってしまいがちである。

 それをブレずに、自らの道理を知り、
地道に守り続けていくことは、
とても厳しい作業に違いなく。。。
だからこそ、お客さまからの共感を
呼ぶことができるのではないかと思う。

(泥くさくたって by 農園主)

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妄想の先へ
2019/06/08(Sat)
 脱サラで、新しくイチゴ農園を始めたい、
そういう方から相談を受けることが
時々ある。

 夢が膨らむ一方で、不安な気持ちも
大きいはず。それはよくわかる。
準備しなければいけないことは、
徹底的に調査すること。
その上で、ご家族と共感すること。
それさえあれば、少々の困難は
障害ではなくなるはず。
逆に中途半端な計画や決意から
判断した結果なら、
きっと元の安定して不自由のなかった
サラリーマンの生活を
今度は夢見ることになると思う。

 この世界には、とてつもない魅力がある
と感じているが、それを皆が皆、
同感するかどうかは、正直、わからない。
生活信条や生き様にかかわるからである。

 また、難しいのは、納得するまで
調べ尽くすという“慎重さ”は、
実現への必須条件なのだが、
同時に最終決断を妨げる原因にも
化けかねないということである。

(その自覚も大事かも by 農園主)

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農業って
2019/05/05(Sun)
「何もしていないのに、
ただただ来てもらいたい、
魅力だけを発信するというのは
時代遅れの戦略だ。」

 新聞で目にしたD.アトキンソン氏の
観光インフラへの提言である。

「訪日外国人は、日本人の何倍もの
時間とお金を使って旅をするので、
観光地と観光資源が
整備されていないのは、好まない。
多言語対応、トイレ、アクティビティ、
文化財の解説案内板など、
ハード、ソフトの両面の整備が
最大のポイントだ。」

 農園で、多くの外国人を
お迎えしたいという話ではなく、
インフラの重要性に共感している。
例えば、お客様を何人お迎えしようと
考えているのか。そこから、駐車場や
トイレのキャパシティだけでなく、
農園の通路の幅、休憩スペースの
空間などが決まってくる。
出発点を間違ってはいけない
と考えている。
もちろん、農園で言えば
“いちご”の味覚というソフトの質を
どこまで向上させることができるか。
申し上げるまでもなく、
最大の課題であり、
そのための技術、設備の研究に
限りはない。
農業とはそういうものである。

(休みなしってこと by 農園主)

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