出番待ち
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2018/11/27(Tue)
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 暖房機の炎が赤々と燃えている。 メンテナンスを終えて、試運転は済み。 いつでもいける状態にしてある。 原油も本格的な下落基調に突入し、 冬支度は完璧である。 しかし、この暖かさ。 暖房機はもっぱら、二酸化炭素濃度を 補充するために運転する役割ばかり。 (これも大事な効用) 木枯らし1号は吹かないまま、 12月になってしまいそうである。 過ごしやすいのだから、文句はない。 ただ、いちごの株が大きく 育ち過ぎないように 結構、気を使う日々である。 (ハウス内では腕まくり by 農園主)
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おすすめの飛び道具
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2018/10/03(Wed)
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育苗用のポットには、こだわっている。 苗半作どころか、 八作(果実の出来が8割決まる)、 なのであるから、 その育つポットの環境が どうでもいい訳がない。 もっとも大事である。 夏場の暑い時期には、 水はけが悪いポットの場合、 灌水した水がすぐ熱湯になって 根を痛める。 スリットの入ったものなら、 水はけはよく、かつ蒸散作用で クーラーの役割も果たしてくれる。 もちろん、土量は多い方がいい。 根毛量が全く違ってくるからだ。 そういう条件を備えたものは、 それなりのコストがかかるので、 大事に毎年、洗浄して使う。 土を落として劣化を防ぐだけでなく、 病原菌を翌年に持ち越さないために 消毒も欠かせない作業になる。  今年から導入した“高圧洗浄機” (ケルヒャー社)が、大活躍している。 これまでは、ほぼ手作業だったのが、 革命的な進化である。 作業時間は半分になりそうで、 そのうえ土の除去も、従来より きれいにできている。 当園では、嫁さんが一番喜んでいる。 (同業の皆様にもおすすめ by 農園主)
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えんじ色
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2018/07/07(Sat)
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 高設ベッドの灌水をするための パイプを取り換えている。 少し値が張るが、耐熱性の素材のものを 昨年から使い始めている。 一気に交換とはいかないので、 毎年水漏れがあった箇所から順次。 従来の塩ビ管(鼠色の)は、安価で 便利なのだが、熱に弱く、特に 真夏にハウスを閉め切って、 熱消毒をする当園ではパイプが 湾曲することがある。 新しいパイプは90℃まで耐熱できる そうなので、当面は大丈夫なはず。 ただ、交換作業をしている最中は、 結構暑いので、こちらが参る。 (玉のような汗が流れる by 農園主)
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新しい機械
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2018/06/21(Thu)
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 高圧洗浄機を思い切って購入した。 ケルヒャー社の安くない機械だ。 スカート(高設ベッドの保温シート)は、 シーズンが終わると砂埃がつくだけでなく、 練乳をこぼした跡や、 お約束の?「お子さんの手形」など いちご狩りのお客様方が楽しまれた 形跡が残る。 これを毎年、水洗いをしていくのだが、 これまではホースの先にジェット式の ノズルを付けて使っていた。 それなりに「ジェット」だと思っていたが、 高圧洗浄機は桁違い。 エンジン式のパワーは予想以上で、 近距離ではスカートが破れるほど。 そういう意味では、決して使い勝手が いいとは言えない代物だ。 重量もそれなりにあるので、広いハウスを 行ったり来たりするのは結構シンドイ。 ただ、そのパワーから5、6m先は一気に スカートの表裏の汚れを吹き飛ばす。 残念ながら手形の跡までは、 綺麗にならないので、最後は手作業で 拭き掃除になることは変わらない。 作業負担として、時間と疲労度は 半減したとは思うが、イチゴ農家の方々に、 この機械の有益性が参考になるのかどうか。 そもそも、スカートを洗うこと自体が、 一般的ではないのかもしれないので。 (従来よりもいい仕上がり by 農園主)
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ドリルで
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2018/06/12(Tue)
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新しい道具を使って、 株抜きをしている。 従来は、鎌を使っていたのだが、 12,000株のクラウン(根元)を 抜き取るとさすがに手がしびれてくる。 ドラえも~んに何かいいものを ポケットから出してもらえないものかと 毎年、念じてきた。。。  飛び道具とはいかないが、 電動ドリルを今年は使い始めている。 結論は、手作業の方が早いが、 疲労度は相当軽い。どちらを採るかだが、 今年は生徒さんたちが手伝ってくれたおかげで、 少し進捗が早いため、動力を使って進めている。 Tシャツは飛び跳ねた土だらけ。 (もうあと数日はかかりそう by 農園主)
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