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生かされていること
2019/10/16(Wed)
 台風19号による洪水の被害が深刻である。
多摩川の堤防建設の遅れが指摘されている。
河川行政に詳しい方にお聞きしたら、
堤防を高くするという選択肢はそもそも
間違っているという意見があるそうだ。
本来は、川幅を拡げる、あるいは川底を
深くするべきものだという。
堤防をどんどん高くしたら、
それが決壊した場合には被害は一層拡大し、
その復旧(水の汲み上げ)は
莫大なコストと時間がかかることになる。
それが、これまでの行政の
継続性という観点から
今さら軌道修正が効かなくなって
しまっているとも。

 我々は、地球と自然と
どう向き合っていくのか。
克服できるという考えは、
傲慢ではないのか。
かつてハワイ島の噴火によって
避難をよぎなくされた島民たちは、
自宅がマグマで焼かれる様を見て、
“神にお返しする”
と冷静に語っていた。

(大地をお借りしていると by 農園主)


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19号へ向けて
2019/10/11(Fri)

 四国から戻り、
台風19号への備えをしている。
強風で倒壊したハウスが散乱して、
ご近所の迷惑に(田んぼの真ん中とはいえ)
なってはいけない。
残ったビニールを剥がしたり、
切ったりして、骨組だけにして
風の抵抗をなくす。
あるいは、天井の上まで
巻き上げてから縛る。
静岡や四国で教わってきたことを実践し、
再建後の練習というか訓練になっている。
準備がやりやすいように
今後の建て方にも細かい部分での
発見があった。

【写真】台風対策により寒冷紗でくるんだ“かなみひめ”の苗の様子

 そして、“かなみひめ”たち。
雨風をもろに受けることになるので、
飛ばされたり、葉がボロボロに
ならないように、寒冷紗(防風シート)で
しっかりとくるんだ。
これも教わってきたことである。
どこまで無事で耐えてくれるものか。

 関東圏にお住まいの皆さまに
経験者からのアドバイス。
停電に備えて、懐中電灯の確認と
食料(飲み物と缶詰)を
3日分は買っておくこと。
雨戸はしっかりと閉めて、
できるだけ窓から離れて就寝を。
(飛来物で割れるので)
もちろん、絶対に外には出ない事、
命にかかわるので。

(大袈裟ではありません by 農園主) 

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苗のこと、今シーズンのこと
2019/09/16(Mon)
【写真】台風15号の暴風に耐えたポレポレ苺の苗たち

 苗は半数ほどが生き残ってくれたので、
毎日水やりを続けている。
かろうじて使えそうな本圃ハウスの一部を
突貫工事で修理した後に、そこに定植し、
実を収穫することも不可能ではないのかも。
しかし、県内全体の被害は甚大なもので、
再建には、資材の入手から人手の確保まで
相当な時間がかかるものと予想される。
つまり、その次のシーズンまでも
間に合わないことがありうる事態である。

 嫁さんと話し合った結果、
次の準備に専念することが
賢明ではないかと考え、
今シーズンの開園は諦めることにした。
苗への思いや、皆さまのご期待、
様々なことを考えると、
正直、苦渋の決断になるが、
潔さも時には。。。

 幸い、当園の苗が欲しいという
他県の生産者がおられるそうなので、
お譲りすることにした。

(どこかで生きてくれれば by 農園主)

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仲間たちがやって来た。
2019/09/15(Sun)
 中学の時の同級生たちとその家族、
高校の同級生とその家族、お客さま家族、
かつての仕事仲間、などなど。
早朝からもりもりと力仕事をしてくれたり、
片付けをしてくれたり、
キッチンの解体をしてくれたり、
食料を持って来てくれたり、
冷えたビールもあったり、
アランとポールと遊んでくれたり。
想定以上に作業はぐいぐいと進み、
心底助かった。

【写真】倒壊したハウスから苗を運び出して片付けている様子

【写真】受付ハウス内のキッチンを解体している様子

 雨予報の前にここまでできると
とても安心する。
何よりもにぎやかで、楽しい1日であった。

【写真】手伝いに来てくれた仲間との記念写真

 テレビの報道で、被災者が
「元気をもらった」とコメントする
シーンをよく見かけるが、
その本当の意味がわかったような気がする。
「この人たちのためにも
 頑張らないといけない」
そういう強い気持ちにさせてくれた
ということなのだと思う。

(折れている場合ではない by 農園主)


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怠慢かっ
2019/09/13(Fri)
 今朝、農園の電気も復旧し、
苗への水やりが突然楽になった。
蛇口をひねった後の勢いのある
“ジャー”という音と感触。
「ウォーター」とつい叫んでしまった。

 農園のトイレや冷蔵庫も使える。
しかし、市内では山間部を中心に
まだまだのところが多い。
実は、君津市よりも
南に進めば進むほどに被害は甚大である。
報道では、昨日から君津以南の鋸南町まで
事態が伝えられるようになったが、
千葉県最南端の館山市の被害は
尋常ではないそうだ。
しかし、県外の人は誰も知らないので、
支援の対象にならない。
報道陣が現地入りしない理由は、
よくわからないが、
「東電の対応が遅すぎる」という批判を
する前にちゃんと仕事やって、
と思ってしまう。

(現場からでした by 農園主)


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