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植物ホルモンの不思議
2018/10/17(Wed)
関東各地で、ちらほらと
サクラが咲いているそうだ。
読売新聞の記事が報じている。
サクラは7~8月に花芽をつけ、冬を越す。
寒い時期は、休眠し、春になると、
花芽が生育し、出蕾、開花となる。
ところが、あの台風で塩害となった葉が
次々と散ってしまったことで、
サクラは冬が来たと誤解し、
そのうえ、気温は高いので、
同時に春が来たと開花のスイッチを
入れてしまった、というわけである。
植物に内在するセンサー(ホルモン)は
誤作動を含め、神秘的である。

 実は、イチゴも似ている。
イチゴは9月に花芽をつけ、
寒い冬は同じように休眠し、
春に開花、結実する。
それが本来の生理で、
露地栽培ではそうなる。
私たちは、それをハウス内で栽培し、
暖房をすることで、イチゴに冬を飛ばして
一気に春を感知させている。
それが、冬から春まで
楽しんいただける理由である。
(正確には、生殖生長と栄養生長を
不断に繰り返すことが必要で、
ちょっとした秘訣もある。)

(植物の奥深さ by 農園主)

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あの時の自分と今の自分
2018/10/16(Tue)
 毎年、定植後の少し落ち着いたころに、
船橋のいちご園を訪れる。
普通のサラリーマンがいちご農家に
なれるのかどうか、不安に感じていた時に
背中を押してくれたご夫妻がおられる。
ご主人はエンジニアからの脱サラ。
奥さんは銀行勤めをされていた。
そこに8年前、定植の仕事を強引に
手伝わせてもらい、3日ほど通わせて
いただいた。
しつこいほどに質問をしたと思う。
栽培技術、収支、労働時間。。。

「作れるようになるよ、きっと」
ご主人はそう言ってくれた。
奥さんも、笑顔で
「大変だから、考え直したら。ハハハ。
でも、頑張らないとね」
ポレポレ農園の事始めである。

 ハウス内の空気感というか、
雰囲気というか、そういうものが、
将来の自分の仕事を
想像させてくれるもので、
現実感を味わわせていただいた。

 お会いする度に、
当時の思いを思い出させてくれる。
故郷のような場所である。

(エネルギーが沸く by 農園主)

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働く理由
2018/10/15(Mon)
 “就活ルール”が廃止されると
報道されている。
就職活動の解禁時期がなくなり、
企業はいつでも採用できるようになる。
売り手市場の中、人気企業が青田買いを
早めることで、中小企業は増々、
人材の確保が難しくなると心配している。

 学生はというと、その7割が
“ルールはあった方がいい”と回答して
いるそうだ。落ち着いて勉強ができない
という理由である。
不安な気持ちはわからないでもないが、
企業はいつでもオープンなのだから、
自分の都合で門戸をたたくことが出来る
という考え方もある。
「いついつから就職活動を始めて下さい」
そう言われないと動けないというなら、
それこそ指示待ちの人材と自白している
ようにも感じてしまう。

 自分の適性や夢、家族のことを考えて、
片田舎であっても地元の会社に就職する
ことを決めた若者を知っている。
もがきながら、大志を抱いて。

(若い時の苦労は、、、  by 農園主)

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優先順位
2018/10/14(Sun)
【写真】1回目の葉かき作業が終わった本圃ハウスの様子

 定植後、最初の葉かき作業をしている。
古葉の剪定をすることが目的ではなく、
葉をかく(むく)ことで、
発根を刺激することが狙い。
同時にそれぞれの苗を
観察することができる。
じっくりと。

 今年の生育は上々ながら、
アブラムシが例年よりも多い。
残念ながら。
育苗期からしつこいとは思っていたが、
本圃ハウスまで付いてこようとは。
明日は急遽、紅花油を使った気門封鎖剤で、
退治に向かうこととする。

(プライオリティは柔軟に by 農園主)

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選挙前
2018/10/13(Sat)
 明日の君津市長選の投票日を前に
選挙カーが賑やかだ。
そうは言っても、都心に比べれば、
のどかなものかもしれないが。

 ハウスの中で仕事をしていると、
選挙カーから
「〇〇候補は、“実行力のある”人です。」
と連呼する声が聞こえた。
確か、小学生のころ、
生徒会や学級委員の選挙の時に、
なぜその生徒がいいのか、推薦理由を
「みんなにやさしい」「明るく活発」
という、ありきたりの誉め言葉のあと、
「実行力がある」というのが、
決めの誉め言葉だったように記憶している。

 その懐かしい“実行力のある”とは、
いったいどういうことを言うのだろうか。
何かをやり遂げるために、
周囲とうまくやる折衝力があるという
ことなのか、あるいは、反対があろうとも
ゴリ押しできるということか。
子供のころは深く考えていなかったが、
多分、大事なのは何をやるかを決めて、
それを実現するためのスケジュールを
“管理できる”ということなのではないか
と思う。 「言いっ放し」にしない、と。

 その意味では、イチゴ栽培のポイントは、
適期を失わずに作業をすることにあるので、
常に細かく予定を管理している。
イチゴ農家はみんな“実行力がある”
そういうことになる。

(最高の誉め言葉だと思う by 農園主)


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宿題
2018/10/12(Fri)
【写真】受付ハウス脇のアーケードに新しく防草シートを張り替えたところ

「ここ破れてるね」
昨シーズンの終わりころだったであろうか、
小さな男の子がしゃがみこんで、
そう言っている脇をちょうど通りかかった。
― ごめんね。来年までには直しておくから。
そう言うと、男の子は嬉しそうに頷いてくれた。
ただ、いっしょにいたお母さんは
「(余計なこと言って)すいません」と
ばつが悪そうに肩をすぼめておられた。

 受付ハウスの横のアーケードには、
歩きやすくするために25mくらい
防草シートが張ってある。
嫁さんがトンチンカンと破れたシートを
新しいものに張り替えている。
手さばきは、すっかり職人のようである。
今回は厚手の上物にしたので、
長持ちするのではないかと期待している。

(あの子も及第点をくれると思う by 農園主)


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少し早いクリスマス・プレゼント
2018/10/11(Thu)
 これから冬に向かっていくと農園内の草が
どんどん減っていく。
真冬のころは、アランとポールは、
干し草や枝豆の干した枝(毎年、
のぶ子さんからいただく)が主食になる。

 寒さにも強いという牧草があるらしいと
嫁さんが聞いてきて、
早速、“イタリアンライグラス”の
種を取り寄せてみた。

【写真】アランフィールドの一角につくった畑にイタリアンライグラスの種を播いているところ

 アラン・フィールド内の一角を
鍬で浅く耕して、
それでも結構な重労働なのだが、
草畑を作ってみた。
さて、期待通りに生えてくるのかどうか。
とても楽しみである。
ちなみに、アランとポールは、歩きやすいのか、
畑の上を無邪気に駆け回っている。

(ま、いいか by 農園主)

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