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「パーフェクトに賛成」
2019/11/19(Tue)
 被災直後から励ましのメールを
送ってくれていた友人。
金融で仕事を始めたころからの
つき合いで20年以上が経つ。
「いつでも(転職して)来いよ」
彼が外資系証券のトップだった時も
熱くしつこい?声援をもらっていた。
そして、今回も
「パーフェクトに賛成。」
そう言って農園再建への考え方を
全面的に支持し、
応援をしてくれていたのだが、
そのメールから6日後、
病気で他界した。

 もっと相談したいこと、
もっと聞きたいことがある。
そして、再建した時には、
新生いちごの感想を聞きたい。

(ずっとそう思ってやっていく by 農園主)

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ピアニストからの励まし
2019/11/18(Mon)
「もんのすごく苦労して、
 もんのすごく努力して、 
 それが認められたんだなと
 嬉しいです。」

 フランスのロン・ティボーコンクール
ピアノ部門で12年ぶりに日本人優勝の
三浦謙司氏。そのインタビューを拝見した。

 鍵盤の前では、左右が同じようにしか
指が動かない自分にとって異次元の話だが、
文字通り、血のにじむ努力だったのだろう
と想像する。
同時に、そこまで言えるほどの
努力をしたことが、
自分の人生の中であっただろうか。。。
これからだっていいでしょ。

(みんなで、がんばりましょう by 農園主)


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白い壁
2019/11/17(Sun)
 岩手県釜石市の旅館の話。
この地域の海岸線には新しい防波堤が
高く白くそびえ立つ。
東日本大震災の後に新しくできたものである。
映像でしか見たことはないのだが、
その先に海があることを忘れるほどの
壁であると聞く。

 「壁は作らない。」
そういう結論を自治体との協力の結果、
導いたのが、宝来館の女将である。

 「浜辺の美しい景観を残したい。」
満月の夜には、静かな海面に月光の
白い道が現れるという。
防波堤を作る代わりに、
高所への避難道を整備する。
そういう代替策で対応することに
なったのだそうだ。

 震災で旅館だけでなく自らの命も
危機に瀕した経験のある女将から、
直接、話を聞いた友人が伝えに来てくれた。

(危機対応の答えはひとつではないと by 農園主)


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アランとポール(朝稽古編)
2019/11/16(Sat)
 本来のシーズンならば、
今頃はハウス内の冬支度の準備で
忙しいはずである。
高設ベッドには、保温のシートや
マルチを張って、果房が折れないように
マットを敷いて、暖房機の点検をして。。。
今年は、高設ベッドの解体作業、
やらなければいけない片付け仕事は、
まだたくさん残っているが、
忙しさは少し種類が違い、朝から
アランとポールに会いに行く時間がある。
“かなみひめ”の苗に水やりをする場所が、
アランフィールドに近いせいもある。
朝から2頭で頭突き相撲をして遊んでいる。
そういう光景をよく見かけるようになった。

【写真】朝陽の中で前脚をあげて押し相撲の立ち合い中のアランとポール

(共有の時間帯は嬉しい by 農園主) 


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農を考える(営農の現場とのズレ)
2019/11/15(Fri)
 直売ハウスも再建しなければいけない。
ご来園されたことのある方々はご存知の
あの白いハウスである。
これも全壊してしまった。
収穫したイチゴのパック詰めや凍りいちご、
苺ッスの加工作業をする大事な作業場であり、
同時に皆さまにそれらを提供するための
売り場も備えていた。
ちなみに、後方では機械や資材の
倉庫としても機能していた。

 台風で、この内部のものが被害に
遭ってしまったので、次に再建する時は、
これらを守れるものにしたい、
と思っている。頑丈な建物にしたいと。

 ただ、今回の被災支援の補助金対象には、
“販売施設”が対象にならない。
生産、加工施設に限られることになっている。
残念だ。お金の問題だけではない。
営農の現実と農政がまだまだ符合していない
と実感してしまったからである。
体験型、観光農園という農業の在り方への
理解が、開園当時より進んでいることは
間違いない。
しかし、自作のいちごを自ら販売し、
加工品を作り自ら販売する。
この自然な営農の姿を、
行政の施策と法律に“自然と”
落とし込んでもらえる時代に
早くなればいいと切に願う。

(訴え続けることが肝要 by 農園主)


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1,300年前からのお供えもの
2019/11/14(Thu)
 大嘗祭の供え物
(“庭積みの机代物”という)は、
各都道府県から3~5品、
計221品になるそうだ。
千葉県からは落花生、海苔などが
供えられた。
皇位継承一代一度の祭りごと。
秘儀の後、これらは土中に
埋めていたそうだ。
神様に帰すという意味である。
しかし、食品ロスが問われる昨今、
厳しい声もあり、対応に迫られている。
また、これらは献上ではなく、
宮内庁が買い上げるのだそうで、
費用の在り方にも様々な議論がある。

 ただ、農家から正直に申し上げると
作り手としては、献上したいと
純粋に思うのである。
これだけは、その生産者を
“羨ましいな”と思う。
なぜだろう?
多分、自分の作品が皇位とともに
後世に残るような、
そんな気がするからなのかも知れない。
なにせ、壮大な歴史の継承なのだから。

(桜を見る会がちっぽけに見える by 農園主)


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官と民の逆転現象
2019/11/13(Wed)
 農園を再建するためには、
まずは、その費用を試算しなければならず、
その上でできることとできないことを
決めていかなければいけない。
様々な業者の方々に見積りを
お願いしているのだが、
これが、大方の先からなかなか出てこない。
農家はみんな同じ状況なので、
見積り依頼が殺到していることは間違いない。
津田さん(安房竹材)も、
日中は補修の仕事に駆け回り、
夜は遅くまで見積りの作成に
追われているそうだ。もちろん、休日なし。
「仕方ないですよね。
みんな困っているんですから。」
そういう方ばかりなら我々は待つしかない。
しかし、「残業が厳しくなって。。。」と
言い訳するところもあると聞く。
ここで働き方改革?
確かに、自分の生活は大事、
守られるべきものである。
しかし、人生の中で無理をしなくては
いけない場面は何度かあるものと思う。
農業界に携わっている関係者にとって、
それが今でなくていつなのか。
ディーラーではないので
1分1秒とは言わないが、
各人の初動の遅れが重なって
日程はどんどん遅れてしまっている。
残念なことだ。

 そういう中にあって、
迅速な対応をしてくれているのは、
行政の方々である。
市役所、県庁(農業事務所)の
担当者方の感応度はすこぶる高い。
お願いしたこと、お聞きしたことが
翌日に回答されるのは普通である。
“お役所仕事”と揶揄されるが、
とんでもない。
本気の公僕は凄いのである。

(ホント頼もしい by 農園主)


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