3回目の検鏡
2017/09/22(Fri)
 “紅ほっぺ”と“おいCベリー”の花芽分化が
確認できた。例年通りの時期である。
順調に育苗が進んだことにとても安堵している。

【写真】定植作業を控えた育苗ハウスの様子

 今年は、栄養バランスに特に気を配った。
筋肉質な苗に育てることで、収量と食味の向上を
期待するとともに、病気の予防にもなると考えての
ことである。
葉の趨勢や色の具合など、例年よりもいい状態で
育ってくれている。

(さぁ、明日から定植開始だ by 農園主)

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アランとポール ( 快気 編 )
2017/09/21(Thu)
 心配していたアランが、
夕方にはいつもの旺盛な食欲に戻った。 
もう大丈夫だ。

【写真】小屋で毛布をかけて休んでいるアランの様子

 朝方は、まだ調子が良くなさそうだったので、
毛布をかけて休ませていた。
仕事の合間に時々のぞいて見るが、
外には出て来ない。
昼頃になってようやく小屋から出て、
日陰で休みながら草をつまむようになり、
反芻も始めた。
体温もいつも通りに戻り、
時々、ポールと押し相撲をしたりと。

 そして、夕方には、
「メへ~(散歩行こう)」
ポールとともに力強く呼ぶようになった。
ちなみにポールは「エエ~」と鳴く。
診に来ていただいた獣医の大先生も、
「食べ合わせのせいかな。 
 大丈夫、毛並みもいい。」

(我々も、これでよく眠れそうだ by 農園主)

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治癒力
2017/09/20(Wed)
 昨日からアランの具合が良くない。
小屋にこもったまま、座っている時間が長い。
農園では一番元気な彼だけにとても心配になる。
あのアランに食欲がなく、愛想がない。。。
青白い顔(もともと白い毛だが)をして、
小屋の天井を寂しそうに見上げたりする。
“もどかしさ” とはこういうことを言うのだろう。
どこが調子悪いのか、分かってあげられない。
ただ、フンの形状と色はいつもと違う。
反芻もしない。体温も低いようだ。
何か良くないものを食べたか。。。
ポールはいつも通り無邪気に
アランのお腹をトントンと前足でたたいて
“遊んで” と催促するが、反応の鈍さに戸惑い、
アランの小屋を出たり入ったりしている。

 嫁さんは家から自分のお気に入りの毛布を
持ってきて、小屋でうずくまっているアランにかける。
体温が高まれば免疫力も高まるはずと。
嫌がらずに、おとなしくかぶっていたので、
しばらくそのままそっとしておいた。

 昼ころに、試しに干し草を持っていくと、
毛布を背中に羽織ったまま、小屋から出て来た。
「おなか空いた」
いつものガッツキはないが、ゆっくり食べている。
ガウンを着た王様のように。
明朝には多分回復しているはずだ。
獣医の “おお先生” も診に来てくれる予定である。

( 元気になれ by 農園主 )

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分化準備へ
2017/09/19(Tue)
 そろそろ花芽が分化するころである。
分化の条件は、主に日長時間と気温にある。
君津の日長時間は9月にかけて13~12時間に
短縮されていく。その上で、日中平均気温が
25℃以下の条件が14日前後積み重なると、
分化は誘引される。
昨日で13日目。 いいところである。

【写真】花芽分化待ちの紅ほっぺのなえの様子

 苗は、おかげ様で病気になることもなく、
順調に生育してくれている。
出来は、今までで一番いいと思っている。

(毎年、そう言っているかも by 農園主)

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台風一過
2017/09/18(Mon)
 18号がようやく通り過ぎた。
中心から外れていた千葉でも相当な暴風であったが、
何とかハウスは無事であり、苗もアラン・ポールも
いつも通り元気である。
ポールにとっては初めての経験になった。
普段は別々の小屋で寝るところを、この夜は
アランの小屋でいっしょに過ごせるようにしたため、
何事もなかったような顔をしている。
アランは世話をして眠れなかったのか、
終日、大あくびをしていた。

【写真】台風一過の青空の下で草を食べているアランとポール

 みんな、一過後の風にそよそよと吹かれている。

( いつもの日常へ by 農園主 )

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曖昧模糊(あいまいもこ)
2017/09/17(Sun)
 台風18号が上陸している。
被害が拡大しないことを祈るばかりである。
今回の進路予報は、早い時期から正確であった。
気象庁を含め各予報センターの
スーパーコンピューターの演算結果からの予報は
ほとんど似たようなものだった。
しかし、日常的な天気予報の不正確さには、
がっかりすることが多く、
「正確な予報が実現できる日が来るのだろうか?」
と心配になるが、どうやら雲行きは怪しいようだ。

「量子力学では、すでに前世紀に“不確定性原理”
ということが言われるようになって、
いわゆる算術的な世界観というものは、
ある限定された範囲においてしか成り立ち得ない」
(泉谷閑示 著)
つまり、スーパーコンピューターを何台も並べても
限界があるということなのだそうだ。

「科学の基本に据えられている算術的思考は、
それを追求した果てに、自らの思考法の限界を
認識せざるを得なくなったということ」(同著)
複雑な気持ちで、台風の暴風対策をしている。

(ハウスの上で by 農園主)

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未来への道具?
2017/09/16(Sat)
 「300年前の職人たちが教えてくれる」
日光東照宮の改修作業をしている職人のことば。
漆塗りの柱の一部には、剥がれてしまっているところもあり、
300年後にはこうなるという失敗作もあるのだそうだ。
自分の仕事も同じように300年先の職人から実証検分される。
途方もないスケールで、どれほどの緊張感であろうか。
その現代の職人がもうひとつ、面白いことを言っていた。
「漆を塗る刷毛(はけ)は、人の髪の毛で作り、
海女さんの乾燥した毛が一番いい」のだそうだが、
今やその刷毛を作る職人がいなくなっているという。
文化保存は、同時に道具の保存であると。

【写真】色々なテープで印をつけた定植用ロープを水を張ったバケツにつけて検証している様子

 さて、当園の大事な道具のひとつ定植用のロープ。
20センチ毎に植えるので、印をつけたものを
土の上に張ると作業がスムーズにかつ正確になる。
もちろん、市販のものなどはあるわけもなく、
嫁さんの手作りである。
マジックの印では、2年で見えなくなってきた。
今年は、絶縁ビニールテープを巻いて見ることになった。
他のテープととともに一晩、バケツに漬けてみて、
もっとも水に剥がれにくいとの実験結果から。

( 来年の実証検分が楽しみだ by 農園主 )

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